プレスリリース
「日ロさけ・ます漁業交渉(ロシア水域)」の結果について
令和7年3月14日
水産庁
令和7年3月10日(月曜日)から3月14日(金曜日)まで、ウェブ会議で「ロシア連邦の200海里水域における日本国の漁船によるロシア系さけ・ますの2025年における漁獲に関する日ロ政府間協議」が開催され、令和7年(2025年)のロシア200海里水域における我が国漁船によるロシア系さけ・ますの漁獲割当量等の操業条件について妥結しました。
1.日ロさけ・ます漁業交渉(ロシア水域)とは
我が国漁船のロシア200海里水域におかるロシア系さけ・ますの漁獲割当量等の操業条件については、日ソ漁業協力協定(※1)及び日ソ地先沖合漁業協定(※2)に基づく、「日ロ政府間協議」において協議を行っています。
※1 正式名称は「漁業の分野における協力に関する日本国政府とソヴィエト社会主義共和国連邦政府との間の協定」です。
※2 正式名称は「日本国政府とソヴィエト社会主義共和国連邦政府との間の両国の地先沖合における漁業の分野の相互の関係に関する協定」です。
2.開催日程
日時:令和7年3月10日(月曜日)から3月14日(金曜日)まで 〔ウェブ会議〕
3.出席者
日本側:高橋 広道(たかはし ひろみち) 水産庁 増殖推進部長(日本政府代表)ほか、
外務省、水産庁及び関係する漁業団体の関係者
ロシア側:ヤコヴレフA.V. 連邦漁業庁副長官(ロシア連邦代表)ほか、
外務省、連邦漁業庁等の関係者
4.結果概要
令和7年(2025年)のロシア200海里水域における我が国漁船によるロシア系さけ・ますの漁獲割当量等の操業条件について協議が行われ、以下の内容で妥結しました。
ア.漁法等
曳き網(ひきあみ)による採算性の向上を目的とした試験的な操業(1隻)
イ.漁獲割当量
べにざけ:10トン(前年同)
しろざけ:21トン(前年20トン)
からふとます:90トン(前年同)
ぎんざけ:3トン(前年同)
ますのすけ:1トン(前年2トン)
合計:125トン
ウ.入漁料
2,500万円(前年同)
エ.その他
2025年6月1日から7月31日までの期間のうち、36日(前年同)
5.その他
(添付資料)
操業水域概念図(PDF : 449KB)(参考)
令和7年3月10日付けプレスリリース
「日ロさけ・ます漁業交渉」の開催について お問合せ先
資源管理部国際課
担当者:牧、吉野
代表:03-3502-8111(内線6744)
ダイヤルイン:03-3502-8453