プレスリリース
歴史的風致維持向上計画の認定について
令和7年3月18日
農林水産省
文部科学省
国土交通省
農林水産省、文部科学省及び国土交通省は、「地域における歴史的風致の維持及び向上に関する法律（平成20年法律第40号）（通称：歴史まちづくり法）」に基づき、神奈川県横浜市の歴史的風致維持向上計画（通称：歴史まちづくり計画）について、令和7年3月21日付けで認定するとともに、同日、国土交通省において認定式を行います。
今回の認定により、全国の認定都市数は98市町となります。
1.歴史まちづくり計画の概要
神奈川かながわ県けん横浜よこはま市し
横浜市では、開港(かいこう)都市のアイデンティティを継承する歴史的建造物や開港を記念する式典・バザー、国指定重要文化財「氷(ひ)川(かわ)丸(まる)」など船舶(せんぱく)から聞こえる汽(き)笛(てき)や国指定名称「三溪(さんけい)園(えん)」での大(だい)茶会(ちゃかい)などを中心とした「横浜開港以来の港との営みにみる歴史的風致」、山(やま)手(て)地区の西洋館(せいようかん)、まちづくり活動やガーデニング、テニスや競馬など外国由来のスポーツ文化等を中心とした「外国人居(きょ)留(りゅう)地(ち)の形成と多彩な異国文化にみる歴史的風致」、金沢(かなざわ)地区での社寺や「祇(ぎ)園(おん)舟(ぶね)神(しん)事(じ)」や「湯(ゆ)立(だて)神楽(かぐら)」といった祭礼、景勝地「金沢(かなざわ)八景(はっけい)」の海と緑豊かな情緒を核とした「六(むつ)浦(うら)湊(みなと)を発祥とする海との暮らしにみる歴史的風致」といった、地域独自の魅力的な歴史的風致が形成されています。
本計画では、重点区域として「関内(かんない)区域」、「山(やま)手(て)区域」、「みなとみらい21区域」及び「三溪(さんけい)園(えん)周辺区域」を設定します。また、(ア)歴(れき)史(し)資(し)産(さん)の調査と情報共有に関する事業、(イ)歴史文化とのタッチポイントづくりに関する事業、(ウ)新たな『歴史資産』の保全活用の検討に関する事業、(エ)歴史資産の保全・継承に関する事業、(オ)歴史資産の活用を通じたまちづくりの促進に関する事業を位置付け、歴史的風致の維持及び向上を図ります。
ザよこはまパレード（開港記念みなと祭国際仮装行列）
横浜(赤(レンガ倉庫
祇園舟神事
山手地区の街並み
)
2.認定式
日 時
令和7年3月21日（金曜日）11時00分から11時15分まで
場 所
吉井*国土交通大臣政務官室(東京都 千代田区霞が関2－1－3 中央合同庁舎3号館4階)
(* アクセシビリティの観点から環境依存文字、外字については、常用漢字に置き換えております。「吉」の正確な表記は部首の上部分が「士」ではなく「土」となります。)
取材
- 報道関係者に限りカメラ撮り・取材が可能です。希望される方は、令和7年3月20日（木曜日）17時00分までに、下記URLより申し込みをお願いします。申込みURL：https://forms.office.com/r/TGDZq0MBgU(外部リンク)
- 取材及びカメラ撮りについては、冒頭より認定証の手交までとなります。また、認定式終了後に副市長へのぶら下がり取材が可能です。
- 当日は10時45分までに中央合同庁舎3号館 4階エレベーターホールにお集まりください。
- 取材に関するご質問は下記国土交通省担当者までお問い合わせください。
3.歴史まちづくり法とは
全国各地には、城や神社仏閣とその周辺の町家や武家屋敷等から成る市街地と、祭礼行事、民俗芸能、昔ながらの生業等の人々の伝統的な営みや活動とが一体となって、地域の個性とも言える歴史的な情緒や風情を醸し出すまちが多くあります。
歴史まちづくり法では、これらを地域固有の資産として捉え、ハード・ソフト両面の取組により維持向上を図り、地域の活性化や歴史・伝統文化の保存・継承を支援しています。
お問合せ先
農林水産省農村振興局農村政策部農村計画課
担当者：稲生、風戸
代表：03-3502-8111（内線5534)
ダイヤルイン：03-3502-6004
文化庁文化資源活用課
担当者：池野、才木、蔵楽
代表：075-451-4111（内線9651、9668)
ダイヤルイン：075-451-9668
国土交通省都市局公園緑地・景観課景観・歴史文化環境整備室
担当者：宇川、國吉
代表：03-5253-8111（内線32983、32986)
ダイヤルイン：03-5253-8954
