科学技術振興機構報 第1761号
令和7年4月1日
東京都千代田区四番町5番地3
科学技術振興機構(JST)
ライフサイエンスデータベース統合推進事業(統合化推進プログラム)における
2025年度新規研究開発課題の決定について
ポスト
JST(理事長 橋本 和仁)は、ライフサイエンスデータベース統合推進事業(統合化推進プログラム)において、3件の新規研究開発課題を決定しました。
本プログラムは、ライフサイエンスに関わる国内外のデータを統合的に扱うためのデータベース開発を支援します。研究開発を通じて公共データ利活用のための情報環境整備を行うとともに、利用者の知識発見や課題解決への寄与および国際的なオープンサイエンスへの貢献を目指しています。
今回の募集では、前回に引き続き、将来性を重視した独自性の高い構想を持つ統合データベースの発掘・育成を目的として、試行的開発を含む萌芽的なデータベースの研究開発提案を対象とした「育成型」の研究開発提案を募集しました。
募集期間は2024年12月20日(金)から2025年1月27日(月)まで、応募件数は25件でした。研究総括が研究アドバイザーの協力の下、書類選考と面接選考を実施し、新規研究開発課題を選定しました。
各研究開発課題は2025年4月1日より開始し、最長3年間にわたって実施します。
JST NBDC事業推進室では、本プログラムを含む生命科学分野の研究データの利活用促進を目指した研究開発とサービスの提供を行っています。事業の概要や募集情報は下記ウェブサイトをご覧ください。
NBDCウェブサイト https://biosciencedbc.jp/
本募集情報 https://biosciencedbc.jp/funding/calls/2025.html
<プレスリリース資料>
<お問い合わせ先>
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