新着情報 2025 年 3 月 31 日
Apple Intelligenceと新たな空間体験が、visionOS 2.4によって本日からApple Vision Proで利用可能に
パワフルなApple Intelligenceの初期機能に加えて、ユーザーは空間ギャラリーやiPhoneのApple Vision Proアプリで新しいコンテンツを発見したり、ゲストユーザの機能強化により空間コンピューティングの魔法を共有したりできます
visionOS 2.4は、パワフルなApple Intelligenceの初期機能と新しい空間ギャラリーアプリ(上)をApple Vision Proにもたらします。
本日より提供されるvisionOS 2.4は、ユーザーがApple Vision Proでコミュニケーションをとったり、文章を書いたり、自分らしさを表現したりするのに役立つ、パワフルなApple Intelligenceの初期機能をもたらすと同時に、AIにおけるプライバシーを大幅に前進させます1。新しい空間ギャラリーアプリでは、ユーザーは芸術、文化、自然、スポーツなどの幅広い空間コンテンツの厳選されたコレクションにアクセスできます。また、visionOS 2.4では、iPhoneのApple Vision Proアプリが導入され、新しいコンテンツやアプリを簡単に見つけられるようになるほか、ゲストユーザの機能強化によって、Vision Pro体験の共有がさらに簡単になります。
Apple Vision ProのApple Intelligence
作文ツールにより、ユーザーは、メールやメモ、様々な他社製アプリなど、ほとんどすべての文章を書く場面で、書き直し、校正、要約を通じて、言葉づかいに磨きをかけることができます。「書き直し」では、ユーザーは文章がよりフレンドリー、プロフェッショナル、または簡潔になるようにトーンを調節したり、「変更を説明」を使って、加えたい変更を指定することができます。「校正」は、文法、言葉づかい、構文をチェックして、編集の候補を提案します。ユーザーはテキストを選択して、「要約」で複数の形式にまとめることもできます。「作文」では、ユーザーはシステム全体で使える作文ツールから、自分が書いているあらゆる内容のためのコンテンツをChatGPTに生成してもらうことができます2。
Apple Intelligenceのパワーを活用した作文ツールにより、ユーザーはほとんどすべての文章を書く場面で、書き直し、校正、要約ができます。
Image Playgroundでは、ユーザーはテーマ、コスチューム、アクセサリ、場所などから、楽しくユニークな画像を簡単に作成できます。独自のテキストによる説明を追加できるほか、写真ライブラリの写真を使って家族や友人に似た画像を作成することもできます。この体験はメッセージやフリーボードなどのアプリに直接組み込まれており、Apple Vision Proの専用アプリでも利用できます。
Image Playgroundでは、ユーザーはテーマ、コスチューム、アクセサリ、場所などから、楽しくユニークな画像を簡単に作成できます。
Apple Intelligenceにより絵文字がまったく新しいレベルに引き上げられ、ユーザーは絵文字キーボードに説明を入力するか話しかけるだけでオリジナルのジェン文字を作成できるようになります。ジェン文字は、メッセージの文中に追加したり、ステッカーとして共有したり、Tapbackとして送信したりできます。
ユーザーは、絵文字キーボードに説明を入力するか話しかけるだけで、オリジナルのジェン文字を作成できます。
メッセージとメールのスマートリプライは、すばやく返信するための提案を提供するほか、質問を特定して、すべてに確実に回答できるようにします。
写真アプリの自然な言葉づかいでの検索では、説明するだけでこれまで以上に簡単に特定の写真やビデオ内の瞬間を見つけることができます。メモリームービーの作成では、ユーザーは説明を入力するだけで、見たいムービーを作成できます。言語と画像を理解する能力を活用して、Apple Intelligenceは、ユーザーの説明にもとづいて写真とビデオを選び、写真から特定されたテーマにもとづいてチャプターに分かれたストーリーラインを作成し、独自の流れのある物語のムービーに仕上げます。Apple Intelligenceのすべての機能と同様に、ユーザーの写真とビデオはプライバシーが保護され、Appleまたはほかの誰とも共有されません。
写真アプリのメモリームービーの作成では、ユーザーが説明を入力すると、Apple Intelligenceが写真やビデオを選び、特定されたテーマにもとづいてチャプターに分かれたストーリーラインを作成します。
visionOS 2.4は、メールの優先メッセージや、メールの要約、メモの画像マジックワンド、通知センターの優先通知、通知の要約にも対応します。Apple Intelligenceの初期機能は、visionOS 2.4で提供され、ユーザーがデバイスとSiriの言語を英語(米国)に設定している場合に利用できます。
Apple Intelligenceは、可能な限りデバイス上の処理を使用して、ユーザーのプライバシーを保護します。より大規模なモデルにアクセスする必要があるリクエストの場合は、プライベートクラウドコンピューティングがApple製品のプライバシーとセキュリティをクラウドにまで拡大し、さらなるインテリジェンスを活用できるようにします。プライベートクラウドコンピューティングを使用する際に、ユーザーのデータが保存されたり、Appleと共有されることはありません。データはユーザーのリクエストに応えるためにのみ使われます。このプライバシーに関する約束が守られているかを継続的に検証するために、独立した専門家がAppleシリコン搭載のサーバ上で実行されるコードを調べることが可能で、すでに実施しています。
空間ギャラリーの厳選された空間コンテンツ
Apple Vision Proの新しいアプリである空間ギャラリーには、Appleが厳選した空間写真、空間ビデオ、パノラマ写真が用意されており、ユーザーは芸術、文化、エンターテインメント、ライフスタイル、自然、スポーツ、旅行にわたり、心をつかむ、迫力のある瞬間を楽しむことができます。新しいコンテンツは定期的に追加されます。
提供開始時には、レッドブル、シルク・ドゥ・ソレイユ、ポルシェといった有名ブランドが提供するストーリーや体験を発見したり、「セヴェランス」「ザ・スタジオ」「ザ・モーニングショー」などのApple Originalの舞台裏を見たり、バッド・バニー、チャーリーxcx、キース・アーバンなどのトップアーティストたちのトークを聴くことができます。
iPhoneのApple Vision Proアプリ
iPhoneのApple Vision Proアプリは、新しい空間体験を発見したり、アプリやゲームのダウンロードを予約したり、ヒントを簡単に見つけたり、自分のVision Proに関する情報にすばやくアクセスしたりする新しい方法をユーザーに提供し、これらすべてをiPhoneから行えます。
「見つける」ページでは、Explore POVやJigSpaceなどの人気のアプリから、「ギア&グー」などのApple Arcadeのゲーム、そしてVision Proでのみ実現が可能な、ストーリーを表現するための驚くようなフォーマットによって視聴者がこれまでにないアプローチでバンドに迫ることができる「Metallica」のようなApple Immersiveの体験に至るまで、Apple Vision Proでの新しい注目すべき体験のおすすめを提供します。
iPhoneのApple Vision Proアプリで、ユーザーは新しい空間体験を発見したり、アプリやゲームのダウンロードを予約したり、ヒントを見つけたり、自分のVision Proに関する情報にすばやくアクセスしたりできます。
「マイ Vision Pro」ページは、ヒントや、現在のvisionOSのバージョンやデバイスのシリアル番号などの重要な情報を提供し、ユーザーがApple Vision Proを最大限活用するのに役立ちます。視力矯正が必要なユーザーは、ZEISS Optical InsertsのApp ClipコードをApple Vision Proアプリに保存して表示できるようになりました。
ゲストユーザの新たな機能強化
visionOS 2.4では、ユーザーは近くにあるiPhoneまたはiPadを使って、Apple Vision Proでのゲストユーザのセッションを開始できます。ゲストのVision Pro体験をより簡単に導けるように、ユーザーはゲストが利用できるアプリを選択したり、iPhoneのAirPlayでビューミラーリングを開始したりできるようになりました。
ユーザーは近くにあるiPhoneやiPadを使って、Apple Vision Proでのゲストユーザのセッションを開始できるようになります。
新しいApple Immersive Videoのコンテンツ
「VIP」のエピソード1「ヤンキースタジアム」の配信が4月4日(金)に始まり、トップアスリートや熱狂的なファン、献身的なスタッフ、劇的な瞬間が、ブロンクスにあるこの野球場をどのように伝説へと変えたのか、その全貌を視聴者にお届けします。「ボノ:ストーリーズ・オブ・サレンダー」は、息子、父、夫、活動家、そしてU2のフロントマンとしてボノを形作ってきた非常にパーソナルな体験を明らかにします。Apple TV+のこの革新的な映画は5月30日に公開され、2DおよびApple Immersive Videoで提供される予定です。
「ヤンキースタジアム」の配信が4月4日(金)に始まり、トップアスリートや熱狂的なファン、献身的なスタッフ、劇的な瞬間が、ブロンクスにあるこの野球場をどのように伝説へと変えたのか、その全貌を視聴者にお届けします。
提供について
- Apple Vision Proは、日本、オーストラリア、カナダ、中国本土、香港、フランス、ドイツ、韓国、シンガポール、台湾、アラブ首長国連邦、英国、米国で利用できます。
- Apple Intelligenceは、visionOS 2.4を搭載したApple Vision Proで、ベータ版で提供されます。初期機能は、Vision ProのユーザーがデバイスとSiriの言語を英語(米国)に設定している場合に利用できます。利用できる機能は地域によって異なります。Apple Intelligenceは規制当局の承認を受ける必要があり、中国では現時点で利用できません。
- 空間ギャラリーアプリは、日本、オーストラリア、カナダ、フランス、ドイツ、香港、韓国、シンガポール、台湾、アラブ首長国連邦、英国、米国のユーザー向けに、visionOS 2.4によりインストールされます。Vision ProのApp Storeでダウンロードすることもできます。
- iPhoneのApple Vision ProアプリはiOS 18.4で提供されます。アプリはApp Storeからダウンロードできるほか、ユーザーがiOS 18.4にアップデートし、両方のデバイスを同じApple Accountに関連付けると、自動的にiPhoneに表示されます。
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- Apple Vision Proは、日本、オーストラリア、カナダ、中国本土、香港、フランス、ドイツ、韓国、シンガポール、台湾、アラブ首長国連邦、英国、米国で利用できます。
- Apple Intelligenceは、visionOS 2.4を搭載したApple Vision Proで、ベータ版で提供されます。初期機能は、Vision ProのユーザーがデバイスとSiriの言語を英語(米国)に設定している場合に利用できます。利用できる機能は地域によって異なります。Apple Intelligenceは規制当局の承認を受ける必要があり、中国では現時点で利用できません。
- 空間ギャラリーアプリは、日本、オーストラリア、カナダ、フランス、ドイツ、香港、韓国、シンガポール、台湾、アラブ首長国連邦、英国、米国のユーザー向けに、visionOS 2.4によりインストールされます。Vision ProのApp Storeでダウンロードすることもできます。
- iPhoneのApple Vision ProアプリはiOS 18.4で提供されます。アプリはApp Storeからダウンロードできるほか、ユーザーがiOS 18.4にアップデートし、両方のデバイスを同じApple Accountに関連付けると、自動的にiPhoneに表示されます。
- 初期機能は、Apple Vision ProのユーザーがデバイスとSiriの言語を英語(米国)に設定している場合に利用できます。
- ChatGPTとの統合は、ChatGPTのアプリおよびサービスが利用可能な地域でのみ利用できます。ChatGPTの利用可能状況については、OpenAIのサイト(英語)をご覧ください。
本件に関する報道関係者からのお問い合わせ先:
Apple Japan 広報部
japan_press@apple.com
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- 初期機能は、Apple Vision ProのユーザーがデバイスとSiriの言語を英語(米国)に設定している場合に利用できます。
- ChatGPTとの統合は、ChatGPTのアプリおよびサービスが利用可能な地域でのみ利用できます。ChatGPTの利用可能状況については、OpenAIのサイト(英語)をご覧ください。
本件に関する報道関係者からのお問い合わせ先:
Apple Japan 広報部
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