2025 年 4 月 4 日
「KCAPベンチャー1号ファンド」での投資について
~アフリカの水問題に取り組む「株式会社 Sunda Technology Global」へ投資~
京都銀行(頭取 安井 幹也)と京都キャピタルパートナーズ株式会社(代表取締役社長 山本 洋史)が出資・運用する「KCAPベンチャー1号ファンド」は、「株式会社 Sunda Technology Global」へ投資いたしました。今回、同社がシード期の資金調達を実施し、これに投資したものです。
同社は、京都の中小製造業と連携して開発した、従量課金型自動井戸水料金回収システム「SUNDA」をアフリカ ウガンダで提供するベンチャー企業です。アフリカ農村部では、人々が安全な水にアクセスするため必要な井戸の管理が十分ではなく、多くの井戸が故障したまま放置されている現状があります。
「SUNDA」は、井戸の管理に必要な水利用料金の回収を効率的かつ効果的に行うことができるシステムで、持続的な水インフラの維持管理に貢献します。同社はウガンダ政府とも連携を進めており、今後、アフリカ全土での事業展開を通じてアフリカの水問題解決を目指します。
京都銀行と京都キャピタルパートナーズは、今後も成長が期待できる企業への積極的な支援を通じて社会課題解決に取り組み、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
記
1.投資先概要
企 業 名
株式会社Sunda Technology Global
代 表 者
代表取締役坪井 彩
所 在 地
京都市中京区高宮町219番地サニーフォレストビル4階
設 立
2020年3月17日
事業内容
アフリカ ウガンダで、従量課金型自動井戸水料金回収システム「SUNDA」の製造・販売・サービスを提供
2.投資について
本件投資により「株式会社Sunda Technology Global」は、プロダクトの量産モデル開発や人員確保等社内体制の構築を進めてまいります。
3.KCAPベンチャー1号の概要
名 称
KCAPベンチャー1号投資事業有限責任組合
(略称:KCAPベンチャー1号ファンド)
投資対象
関西圏を中心とした革新的な技術・サービスを展開するベンチャー企業
※以下のいずれかに該当する企業は関西外でも投資いたします。
・京都銀行および取引先企業の経営課題の改善あるいは新規事業協業等に資する事業を行っている。
・日本発でグローバルトップが狙える可能性がある事業を行っている。
出 資 者
無限責任組合員(GP):京都キャピタルパートナーズ株式会社
有限責任組合員(LP):株式会社 京都銀行
ファンド総額
100億円
京都銀行出資額
99億90百万円
設 立
2024年9月13日
存続期間
12年(2024年9月~2036年12月) 但し合意により3年間の延長可能
以上
京都フィナンシャルグループでは、「地域社会の繁栄に奉仕する~地域の成長を牽引し、ともに未来を創造する~」という経営理念に基づいた企業活動を行っております。今後も経営理念のより一層高いレベルでの実践であるSDGs 達成に向け、地域の社会課題の解決に貢献してまいります。なお、関連するプレスリリースにSDGs の目標のアイコンを明示しております。