安藤ハザマ技術研究所が「いきもの共生事業所(R)認証(ABINC認証)」を再取得

2025/05/07  株式会社 安藤・間 

安藤ハザマ技術研究所が「いきもの共生事業所®認証(ABINC認証)」を再取得

リリース

2025.05.07

安藤ハザマ(本社:東京都港区、代表取締役社長:国谷一彦)は、ネイチャーポジティブの実現に向けて、自然環境や生物多様性の保全に関する取り組みを推進しています。その一環として、当社技術研究所(茨城県つくば市)では生物多様性保全に寄与する活動を進めており、その成果が認められ、2025年2月に「いきもの共生事業所®(注1)認証(ABINC認証)」(注2)を再取得しました(写真1)。(注3)

写真1:認証を取得した事業所と生きものたち

今回の認証再取得では、2022年2月に取得した際と比べて取り組みの幅が広がり、緑地の質が向上したことが評価され、得点が上昇しました。技術研究所の緑地管理を通じた生物多様性保全に寄与する取り組みとして、満点の評価を受けた項目は主に以下の3点です。

1. 周辺環境と調和した生物多様性に貢献する緑地であること

  • 技術研究所の外構緑地を構成する樹種が地域の生態系に配慮して選定されている点
  • 生きものの生息場所や移動経路に対する配慮として、花や実がなる植物を取り入れている点

2. 地域生態系に配慮した維持管理や調査を行っていること

  • 壁面緑化などの緑地改修を通じ、さらなる生物多様性の向上を目指した改良を行った点
  • 生物多様性を把握・評価する手段として、鳥類を対象としたモニタリング調査を継続的に実施し、生態系の仕組みを可視化する試みを行っている点(写真2)

3. 生物多様性保全を推進する人材を育成する仕組みが整っていること

  • 生物多様性の取り組みを継続的に行う人材が揃っている点
  • 従業員や担い手の育成の一環として、新入社員研修を通じた環境教育を毎年実施している点

写真2:事業所で確認された鳥類14種



当社グループは、環境方針の一つとして「自然共生社会の実現に向けて、生物多様性を保全、回復し、創出する活動を展開する。」を掲げています。今後も、豊かな自然環境を次世代に引き継いでいくことを目指し、ネイチャーポジティブを達成する取り組みを着実に推進していきます。

  1. いきもの共生事業所(R)は、一般社団法人企業と生物多様性イニシアティブ(JBIB)の登録商標です。いきもの共生事業所(R)および関連ロゴは、商標の使用許諾を得て使用しています。

  2. 一般社団法人いきもの共生事業推進協議会(ABINC)が、一般社団法人企業と生物多様性イニシアティブ(JBIB)の開発した「いきもの共生事業所(R)推進ガイドライン」および「土地利用通信簿」を評価基準として、高い生物多様性への取り組みを評価・認証する制度です。

  3. 安藤ハザマ公式ウェブサイト|生物多様性

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