「ポジティブ・インパクト・ファイナンス」の契約締結について

2025/06/30  株式会社 八十二銀行 

2025 年6月 30 日

株式会社八十二銀行

「ポジティブ・インパクト・ファイナンス」の契約締結について

八十二銀行(頭取 松下 正樹)と一般財団法人長野経済研究所(理事長 浅井 隆彦)は、「ポジティブ・インパクト・ファイナンス(注)」の融資契約を株式会社共進(代表取締役社長 五味 武嗣)と締結いたしました。

以下に概要をお知らせいたします。

(注)企業活動が環境・社会・経済のいずれかの側面に与えるインパクトを包括的に分析し、特定されたポジティブインパクトの増大とネガティブインパクトの減少に向けた取組みを支援する融資手法。企業による SDGs 達成への貢献度合いを評価指標とし、その過程を開示します。

1.概要

契約日
2025 年6月 30 日(月)
契約先
名称
株式会社共進
所在地
長野県諏訪市中洲 4650
設立年月
1962 年5月
資本金
30 百万円
金額
50 百万円
資 金 使 途
運転資金
モニタリング
八十二銀行及び一般財団法人長野経済研究所は、ポジティブインパクト金融原則に基づき構築した実施態勢に従い、インパクト評価を踏まえ株式会社共進が設定した KPI を、融資期間中におけるパフォーマンスとしてモニタリングします。
評価の対象
株式会社共進

2.株式会社共進の取組み(※ 詳細は別紙「評価書」をご参照ください。)

(1)株式会社共進は、「仕事を通じて社会に貢献し、社会から必要とされる企業となる。」を経営理念とし、切削、研削、研磨、穿孔といった素形材加工における金属成形と金型設計製造の優れたノウハウを活かし、金属部品の製造から完成品までをトータルコーディネートし、ワンストップで対応することを強みとして事業を展開しています。

(2)インパクト評価では、ポジティブインパクトが期待できる主な活動として、医療機器メーカーや大学との共同開発による「医療機器市場の発展に貢献」や、エンジン関連部品・トランスミッション関連部品以外の市場に対する部品製造供給による「主要製品以外への供給範囲の拡大」などが挙げられました。

(3)ネガティブインパクトを低減する活動としては、新たに着手した製品について、カイゼンを重ね初期の不良原因・要素を潰しこみ、安定生産の早期実現による「新規製品の製造への積極的な取組みと現在の高水準良品率の維持」や「省資源・廃棄物抑制に配慮した新たな挑戦」などに取組まれます。

以上

公式ページ(続き・詳細)はこちら
https://www.82bank.co.jp/file.jsp?id=release/2025/pdf/news20250630c.pdf

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