日本脳炎注意報について
2025年7月4日更新
県では日本脳炎の流行予測を目的として、毎年6月から9月の間に日本脳炎ウイルスの増幅動物であるブタのウイルス感染状況を調査しています(10頭×8回)。
令和7年度第2回目調査(令和7年6月25日に採血)において、1頭のブタから日本脳炎ウイルスに最近感染したことを示す抗体を検出しました。
日本脳炎ウイルスは、ブタの体内でいったん増えて血液中に出てきたウイルスを「蚊」が吸血し、その上で「蚊」がヒトを刺した時に感染するため、日本脳炎が発生しやすい状況になったと考えられます。
本県では、令和3年(平戸市1例)、平成28年(対馬市4例)、平成25年(諫早市1例)に患者の発生届がありました。
夏本番を迎え、蚊が活発に活動する時期であることから、日本脳炎予防の周知にご協力をお願いします。
長崎県と全国の患者発生状況(人)
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H25
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R1
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R6
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R7※
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長崎県
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1
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0
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0
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4
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0
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0
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0
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0
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1
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0
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0
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0
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0
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全 国
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9
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2
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2
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11
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3
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0
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9
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5
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3
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5
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6
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9
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0
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※令和7年6月22日時点の感染症発生動向調査週報暫定値
日本脳炎注意報の発表~特に幼児や高齢者は注意が必要です~[PDFファイル/243KB]
担当課 |
地域保健推進課 |
担当者名 |
松本、佐々野 |
電話番号 |
直通:095-895-2466 内線:4658 |