2025 年7月11日
NCSアールイーキャピタル株式会社
ジョイフル本田千葉ニュータウン店における
PPA方式ソーラーカーポートの稼働開始について
NCSアールイーキャピタル株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:新井 貴、以下「当社」)は、しろくま電力株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 :谷本 貫造、以下「しろくま電力」)と共同で、株式会社ジョイフル本田(本社:茨城県土浦市、代表取締役社長:平山 育夫、以下「ジョイフル本田」)が運営する千葉ニュータウン店にコーポレートPPAによるソーラーカーポートを設置する電力需給契約(以下、「本取り組み」)を締結し、2025 年 7 月1日より運転を開始いたしましたのでお知らせします。本取り組みは、ホームセンター向けでは国内最大級となります。
本取り組みでは、ジョイフル本田千葉ニュータウン店の駐車場に 348 台分(障がい者用 12 台分含む)のソーラーカーポートを設置しました。年間の想定発電量は1,169,199kWh(※1)、年間約504t(※2)のCO2排出量を削減する見通しです。
これにより屋根上設置型だけでは不十分だった環境価値を補填し、既設の発電設備と合わせて電力自給率を20%(※3)まで高めることができます。また、エネルギー情勢など外部要因に左右されずに安定的な需給見通しが立てられる自家消費電源として、電気代削減効果も期待されます。
本ソーラーカーポートは、第三者所有モデル(PPA(※4))により設置し、当社としろくま電力が出資する合同会社NaF(東京都港区、代表社員当社、以下「NaF」)が発電設備を所有します。
しろくま電力は、設計・施工及び運用管理、並びにジョイフル本田に対する電力供給を受託します。
ジョイフル本田は、2050 年カーボンニュートラル達成に向けて、環境負荷の少ない店舗づくりを推進しています。6月には11店舗への自家消費型太陽光発電設備の設置が完了し、2025年時点のGX目標である、CO2排出量43%削減(2013年度比)を1年前倒しで達成するなど、着実にカーボンニュートラルに向けた取り組みを進めています。そのような環境下、屋根上設置型だけでは店舗の電力使用量には不十分という課題があり、既存の土地を有効活用できるソーラーカーポート、中でも発電量やデザイン性、商業施設への導入実績などの観点からしろくまカーポートが採用されることとなりました。更なる展開として、他店舗へのカーポート設置を検討しています。
当社は、NECキャピタルソリューション株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:菅沼 正明、以下「NECキャピタルソリューション」)の戦略子会社として、同社の再生可能エネルギー関連事業等を継承して発足しました。
NEC キャピタルソリューショングループの一員としてグループビジョン「次世代循環型社会をリードする Solution Company」のもと、次世代循環型社会の実現に向け、環境と成長の好循環につながるサービスを提供することにより、再生可能エネルギーの利用拡大・脱炭素化の取り組みの一層の進展に貢献してまいります。
以 上
(※1) 「JIS C8907」に基づく太陽電池の発電量計算方法を用いて算出
(※2) 東京電力エナジーパートナーから購入する電力の排出係数(25年度報告用:0.000431tCO2/年)をもとに算出
(※3) 年間需要に対して太陽光発電で賄った電力量の割合
(※4) 企業が自社の遊休地や屋根などのスペースを利用して太陽光発電システムを設置し、そこで発電した電力を長期契約で購入する取り組み。発電設備は発電事業者が保有する代わりに無償で導入できるため、イニシャルコストが掛からず採用し易いことが特長。また、発電した電気は外部要因に左右されず、安定的な見通しが立てられる自家消費電源となることも利点のひとつ。
<本件に関するお問い合わせ先>
NECキャピタルソリューション株式会社 コミュニケーション部
ir@dm.necap.co.jp 03-6720-8400(代)