2025 年 9 月 19 日
ウェルネス・コミュニケーションズ株式会社
『健保組合におけるがん検診精度管理・事業評価実現 がん検診提供者の連携構築、プロセス構築共同事業』に参画します
ウェルネス・コミュニケーションズ株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役社?:松田 泰秀、以下「当社」)は、令和 7 年度厚生労働省公募事業『健保組合におけるがん検診精度管理・事業評価実現のため、がん検診提供者の連携構築、プロセス構築共同事業、以下「共同事業」』に参画いたします。科学的根拠に基づいたがん検診の実施に向けて、課題の解決と職域の体制やメリットを活かした方法の開発に貢献してまいります。
「日本人の 2 人に 1 人ががんになり、3 人に 1 人ががんで亡くなっている」と言われる時代※において、職域における、がん予防や対策の重要性が高まっていることを受け、当社ではこれまで、ネットワーク健診サービスを通じたがん検診の受診機会の提供、「女性の健康支援」「みんなの健康支援」等の取組みを通じたがん検診の重要性や正しい知識の普及等を推進してまいりました。この度の、共同事業への参画を通じて、現役世代の健康管理に関する課題やニーズ等の多様化に対応したサービスの開発や普及に取組んでまいります。
■本共同事業の概要
https://www.mhlw.go.jp/content/12400000/001500077.pdf
■職域におけるがん検診の現状と課題
●マニュアルの重要性:正しいがん検診の実施にはマニュアルの周知・活用が不可欠
●現状の乖離:職域での健診はマニュアルと大きく乖離し、検診項目や精度管理が統一されておらず、事業評価も困難
●精度管理の不徹底:検診関係者(検診機関・保険者・事業者・代行業者)が本来担うべき精度管理が不十分
●科学的根拠不足:科学的根拠のない検診が実施されている
●役割分担の必要性:検診工程ごとの役割分担を明確にする必要がある
●評価体制の欠如:検診後の評価や改善の仕組みがなく、やりっぱなし
●産業医の関与不足:産業医のマニュアル認知率が低く、がん検診を実施する意思が希薄
■成果目標
●標準化に向けたプロセス構築
●各健康保険組合が契約する代行業者や健診機関の運用方法を整理し、結果標準化に向けたプロセスやシステムを構築
●精度管理システムの試行導入
●検診結果データとレセプト情報を統合し要精密検査者の把握から精密検査受診の追跡、がん発見率などを算出
●試作システムの開発と評価を実施
●検診機関ごとの判定基準の差異を吸収する仕組みを構築
※ https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g4/cat450/sb4502/p024/
本件に関するお問い合わせ
ウェルネス・コミュニケーションズ株式会社 がん検診 PJT
E-mail:gan-kenshin-info@wellcoms.jp