菱洋エレクトロ、製造業向け欧州サイバーレジリエンス法対応 オールインワンソリューションの提供開始

2025/10/15  リョーサン菱洋ホールディングス 株式会社 

2025 年10月15日
リョーサン菱洋ホールディングス株式会社
菱洋エレクトロ株式会社

菱洋エレクトロ、製造業向け欧州サイバーレジリエンス法対応
オールインワンソリューションの提供開始
~アンケート結果で明らかになった「何から始めればよいか分からない」現場の声に応える~


エレクトロニクス商社の菱洋エレクトロ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長執行役員:中村 守孝、以下「菱洋エレクトロ」)は、製品のサイバーセキュリティ確保を製造者に義務付ける欧州サイバーレジリエンス法(以下、「欧州CRA」) の成立に伴う取り組みをサポートする「欧州CRA 対応オールインワンソリューション」(以下、「本サービス」)の提供を開始いたしました。

■ 本サービス提供の背景

近年、欧州CRAや米国サイバーセキュリティラベリング制度をはじめ、主要各国において製品に対するサイバーセキュリティの法整備が進んでおり、国際的に事業展開する製造事業者はこれらの動向を踏まえた対応が求められています。

菱洋エレクトロが実施した、自社プロダクトのサイバーセキュリティに関するWEBアンケートでは、欧州CRAに対し「何から始めればよいか分からない」や「法規制への情報整理が困難」といった声が多く、現場では対応に苦慮している実態が浮き彫りになりました。法制度への対応には、情報の整理と理解を支援する仕組みが不可欠です。

■ 本サービス概要

このような背景・課題を考慮し、本サービスでは3つの支援メニューを通じて、お客様のサイバーセキュリティ対策をサポートします。

? サイバーレジリエンス構築支援サービス

欧州CRAとの共通性を有するIEC62443*1を考慮したサイバーレジリエンスの構築を支援します。欧州CRAでは、2026年9月から脆弱性の報告義務が適用される予定であるため、菱洋エレクトロはPSIRT(製品やサービスに対するセキュリティ対応チーム)の構築や運用、およびSBOM(ソフトウェア部品表)の導入を伴走支援します。まずは現状のアセスメントを実施し、CRA付属書Iと照らし合わせながら、実務で必要な対応を支援します。

? SBOM作成・管理プラットフォーム導入支援サービス

欧州CRAで求められるSBOMの作成・管理を効率化するため、環境構築から運用までをワンストップで支援します。SBOMツールの選定にあたっては、複数のツールを比較・評価し、要件に合った最適なツールをご提案します。さらに、PoC(概念実証)を通じて有用性を確認し、ツールの運用トレーニングも提供可能です。

? セキュアハードウェアソリューションサービス

サイバーセキュリティ強化において、IEC 62443-4-2に適合したデバイスを採用することは、自社開発の負担やコストの削減につながります。そこで、IEC 62443-4-2認証済みのハードウェアや、ITとOT*2の連携に必要なネットワーク機器(ファイアウォール、マネージドスイッチ、セキュアルーターなど)をご提案し、欧州CRA対応に向けたセキュリティ強化を支援します。

公式ページ(続き・詳細)はこちら
https://www.rr-hds.co.jp/information/file/b7065c581be7c2c425f203a2c2143e8fb097720f.pdf

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