「2025国際ロボット展」に出展

2025/11/19  NTN 株式会社 

「2025国際ロボット展」に出展 2025年11月19日

製造業の省人化・自動化に貢献する商品を展示

  • 加工部品の投入・整列を自動化するパーツフィーダ各商品を紹介
  • 協業先ブースにて、手首関節モジュール「i-WRIST」の新提案・インライン対応高速検査ユニットを初公開
会期 2025年12月3日(水)~6日(土)
会場 東京ビッグサイト
(東京都江東区有明3-11-1)

オフィシャルサイト

https://irex.nikkan.co.jp/

NTN株式会社(以下、NTN)の連結子会社であるNTNテクニカルサービス株式会社(以下、NTS)は、12月3日〜12月6日に東京ビッグサイトで開催される「2025国際ロボット展」に出展します。

本イベントは世界最大規模のロボット展示会として、国内外の最先端のロボットをはじめ、AIやICT、要素技術など関連する最新技術が展示されます。前回は約600の団体が出展し、約15万人が来場しました。

労働人口の減少を背景に、製造現場の省人化・自動化に向けた取り組みが進められる中、本イベントでは加工部品(ワーク)の投入・整列などのピッキング動作や、加工完了後のワークの外観検査の自動化に貢献する商品を展示します。

NTSは「先進の自動化技術で未来を拓く!」をコンセプトにブースを出展し、加工機にワークを自動で供給するパーツフィーダとして、段取り替えを行うことなく多様な形状のワークのピッキング動作を自動化する「TRINITTE(トリニッテ)」をはじめとする商品を展示します。

また、高速かつ人の手首のようななめらかな動きを実現した、手首関節モジュール「i-WRIST(アイリスト)」を展示します。人手作業を自動化するロボット・モジュール商品として、作業目的に合わせたエンドエフェクターを搭載することで、製造現場のさまざまな工程の効率化、省人化に貢献します。

なお、NTNは製造工程での外観検査に対するお客さまの多様なニーズに応えるため、画像処理システムメーカーやロボットシステムインテグレーターと協業し、「i-WRIST」による最適な外観検査ソリューションを提案しています*1。本イベントではその一例として、株式会社三明のブース(W2-19)でインライン対応高速検査ユニット*2を初公開いたします。このほか、本イベントでは複数社のブースで「i-WRIST」搭載の装置が出展されます。是非、各社ブースでも「i-WRIST」をご覧ください。

皆さまのご来場をお待ちしております。

  1. 2025年10月17日プレスリリース:
    手首関節モジュール「i-WRIST」とソフトウェア・AIを連携した外観検査ソリューションを提案
    https://www.ntn.co.jp/japan/news/new_products/news202500076.html
  2. 2025年10月21日プレスリリース:
    手首関節モジュール「i-WRIST」のダイカスト品外観検査用途への展開 インライン対応高速検査ユニットの開発・提案を開始
    https://www.ntn.co.jp/japan/news/new_products/news202500080.html

主な展示商品

出展者名 NTNテクニカルサービス株式会社
ブースNo. E4-11(東4ホール)

ピッキングロボット用フィーダ「TRINITTE(トリニッテ)」

パーツフィーダに、モーター駆動による円盤とエンコーダーを組み合せた装置で、カメラおよびピッキングロボットと連携接続することで部品供給の自動化システムの構築が可能となります。

「TRINITTE」から発信された円盤の回転数を、ピッキングロボットが取り込み、カメラの画像情報と合わせて安定した連続ピッキングを実現します。

幅広い部品形状への対応や省スペース性などに加え、段取り替えや詰まり解消など人手作業を削減することができ、製造現場の省人化と効率化に貢献します。

ブースでは高速ピッキングを特長とする「TRINITTE」に加えて、省スペース性を追求した商品や高速性と省スペース性をバランス良く両立した商品など、さまざまな部品のピッキングに対応する3種類の商品を展示します。

クロスドライブリニアフィーダ

パーツフィーダで整列したワークの姿勢を保持したまま、次工程に搬送する振動式の部品供給機です。本商品は、電磁石の吸引力により水平振動用と垂直振動用の板ばねを同時に振動させることで楕円振動を発生させます。薄物ワークを重なりや詰まりなく(ラップレス)、エアレスで高速搬送できる直進フィーダです。

ブースでは本商品のサイズ別のラインアップを展示するとともに、薄物ワークの高速搬送を実演します。

手首関節モジュール「i-WRIST」

「i-WRIST」はまるで人の手首のような動きを実現する角度制御装置です。垂直多関節ロボットが苦手な細かな角度変更を、高速かつなめらかな動きで実現できます。

搭載するエンドエフェクターにより、外観検査やグリース塗布、洗浄などさまざまな工程の自動化や効率化、省人化に貢献します。

関連リンク

出展者名 株式会社三明
ブースNo. W2-19

手首関節モジュール「i-WRIST」インライン対応高速検査ユニット*3

手首関節モジュール「i-WRIST」の性能を最大限に引き出し、カメラや照明の細かな姿勢変更や精密な位置決めを高速で実現する、コンパクトなインライン対応高速検査ユニットを初公開します。

新たなアルゴリズムを実装したことで、幅寸法の約50%のコンパクト化と、最大撮像速度約0.2秒/ポイントの高速多面検査を実現しました。精密位置決め装置の設計・組立製造などで協業する三明グループとともに、本ユニットを用いた検査システム全体を提案します。

ブースでは、株式会社VRAIN SolutionのAI画像検査「Phoenixシリーズ」を用いた外観検査を実演します。

  1. 2025年10月21日プレスリリース:
    手首関節モジュール「i-WRIST」のダイカスト品外観検査用途への展開 インライン対応高速検査ユニットの開発・提案を開始
    https://www.ntn.co.jp/japan/news/new_products/news202500080.html
出展者名 株式会社キーエンス
ブースNo. E4-19

手首関節モジュール「i-WRIST」スターターパッケージ*4

手首関節モジュール「i-WRIST」を電源投入後、即操作可能なパッケージにした商品です。コントローラーやコンソール、各種アクチュエーター、制御盤をセットアップしてご提供します。お客さまにご準備いただくのはエンドエフェクターのみで、装置設計や組立、配線、制御、動作確認など、装置の準備に要する手間を大幅に削減することができます。

ブースでは、スターターパッケージに株式会社キーエンスのAI×光学ズーム搭載ビジョンシステム「VSシリーズ」をセットにした自動外観検査装置を展示します。

  1. 2023年7月6日プレスリリース:
    「i-WRIST」スターターパッケージの販売を開始
    https://www.ntn.co.jp/japan/news/new_products/news202300056.html
出展者名 大喜産業株式会社
ブースNo. E6-15

i-WRISTを用いたAI外観検査装置

AMR(Autonomous Mobile Robot:自律走行搬送ロボット)で供給したパーツの精密検査を「i-WRIST」で自動化します。移載工程~精密検査まで、高速・コンパクトな自動検査装置を実現します。

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