2025年11月28日
「Yokohama Bridge ファンド」、PIPEs投資案件を実施
~株式会社NITTANの企業価値向上に貢献します~
横浜フィナンシャルグループの横浜銀行(代表取締役頭取 片岡 達也)は、横浜キャピタル(代表取締役社長 田邉 俊治)とともに、共同設立した「Yokohama Bridge 投資事業有限責任組合(Yokohama Bridge ファンド)」(以下「本ファンド」、※1)を通じて、エンジンバルブを主力製品とする輸送用機器メーカーの株式会社NITTAN(代表取締役社長 李 太煥、以下「同社」)が第三者割当により発行する無担保転換社債型新株予約権付社債および新株予約権(※2)を引き受けることについて合意しましたのでお知らせします。
同社は2019年に、2030年までの10年間を視野に入れた中長期経営ビジョン「NITTAN Challenge 10」を策定しました。「多様な技術で脱炭素社会に大きく貢献できる企業」「グローバル展開し、地産地消を実現している企業」「独自の技術で、他にはない製品を生み出す企業」という3つのめざす姿を掲げ、日々変化する市場環境に即した成長戦略の実行および組織力の強化に取り組んでいます。
今回、同社および横浜キャピタルは、めざす姿の実現および持続的な企業価値向上を目的とした事業提携契約を締結しました。同社のめざす姿の実現に向けて、事業ポートポートフォリオ経営体制の構築および実行支援、М
&Aの実行、売上拡大及び収益性改善に関する各施策を遂行することでさらなる企業価値向上をはかっていきます。 横浜銀行グループは今後も、PIPEs投資(※3)をはじめとした上場企業に対するソリューションを強化し、地域経済の活性化や持続的な成長に貢献していきます。
【株式会社NITTANの概要】
会社名
株式会社NITTAN
代表者
代表取締役社長 李 太煥
事業内容
エンジンバルブをはじめとする輸送用機器部品の製造・販売
【事業提携の内容】
提携目的
株式会社NITTANの企業価値向上の実現
支援施策
(1)事業ポートフォリオ経営体制の構築および実行支援
(2)M&A 候補の探索及び実行支援
(3)売上拡大施策及び収益性改善施策の実行支援
(4)その他NITTANと横浜キャピタルが別途合意する業務
(※1)本ファンドについては、2024 年 10 月 1 日付リリース「「Yokohama Bridge ファンド」の設立について」をご参照ください。
https://ssl4.eir-parts.net/doc/7186/ir_material34/237851/00.pdf (※2)新株予約権とは、発行企業に対し、将来行使することで発行企業の株式を予め決められた条件や金額で受けることができる権利のことです。新株予約権付社債とは、発行企業が資金調達を目的として発行する社債の一種で、一定の条件下で株式に転換する権利(新株予約権)が付与されているものです。
(※3)ファンド等が上場企業の第三者割当増資等を引き受ける投資手法の一種。増資の引き受けなどで株式の一定割合を取得したうえで、上場を維持したままでの経営支援を実施し、企業価値(株価)を高めるスキームです。
以上