令和07年12月18日
令和6年度ダイオキシン類に係る環境調査結果を公表します
ダイオキシン類対策特別措置法(以下「法」という)の規定に基づき、大気、水質、底質及び土壌におけるダイオキシン類の環境調査を毎年実施しています。
令和6年度に国、県及び市町が実施した調査結果について、法第27条の規定に基づき公表します。
1 結果の概要(表1参照)
(1)大気(表2参照)
23地点で測定を行い、全ての地点で環境基準値(0.6 pg-TEQ/m3)以下でした。
(2)水質(表3・表5・表7参照)
河川52地点、海域3地点及び地下水6地点で測定を行い、次の河川9地点で環境基準値(1 pg-
TEQ/L)を超過しました。
【令和6年度環境基準超過地点】
志登茂川江戸橋(津市) :1.1 pg-TEQ/L【県測定】
岩田川観音橋(津市) :1.2 pg-TEQ/L【県測定】
田中川新三行橋(津市) :2.5 pg-TEQ/L【津市測定】
田中川新上野橋(津市) :1.3 pg-TEQ/L【津市測定】
田中川汐見橋(津市) :2.7 pg-TEQ/L【津市測定】
みくだ池(津市) :1.1 pg-TEQ/L【津市測定】
金剛川昭和橋(松阪市) :1.2 pg-TEQ/L【県測定】
笹笛川八木戸橋(明和町) :1.5 pg-TEQ/L【県・明和町測定】
木津川岩倉橋(伊賀市) :1.2 pg-TEQ/L【国土交通省測定】
(3)底質(表4・表6参照)
河川23地点、海域3地点で測定を行い、全ての地点で環境基準値(150 pg-TEQ/g)以下でした。
(4)土壌(表8参照)
11地点で測定を行い、全ての地点で環境基準値(1,000 pg-TEQ/g)以下でした。
2 今後の取組方針
法に基づき、県内の環境調査を実施し、状況把握を継続していきます。また、環境基準の達成または維
持のため、引き続き、工場・事業場の排出規制に係る指導監督を行っていきます。
※TEQ(毒性等量)
多種のダイオキシン類の毒性をまとめて評価するために、最も毒性が強いものを1として他のダイオキシン類の毒性の強さを換算し、総和したもの。
※pg(ピコグラム)
1兆分の1グラム
関連資料