GMOサイバーセキュリティ byイエラエ、 「GMOサイバー攻撃 ネットde診断 ASM」で React.jsの深刻な脆弱性「React2Shell」に緊急対応

2025/12/18  GMOインターネットグループ 株式会社 

2025年12月18日

GMOサイバーセキュリティ byイエラエ、
「GMOサイバー攻撃 ネットde診断 ASM」で
React.jsの深刻な脆弱性「React2Shell」に緊急対応
~CVSSスコア10.0、危険度最高レベルの脆弱性への早期対策を支援~

  • GMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社

GMOインターネットグループのGMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社(※1)(代表取締役CEO:牧田 誠 以下、GMOサイバーセキュリティ byイエラエ)は、2025年12月3日、外部公開IT資産を自動で棚卸し・可視化するアタックサーフェスマネジメント(※2)(Attack Surface Management、ASM)ツール「GMOサイバー攻撃 ネットde診断 ASM」をアップデートし、JavaScriptライブラリ「React.js」に存在する深刻なリモートコード実行の脆弱性「React2Shell(CVE-2025-55182)」の検知に対応しました。
「React2Shell(CVE-2025-55182)」は、CVSS(※3)スコアが最高値の10.0で、すでにサイバー攻撃での悪用が確認されている非常に危険な脆弱性です。今回のアップデートにより、「GMOサイバー攻撃 ネットde診断 ASM」の利用者は、本脆弱性を迅速に確認し、適切な対応を行うことが可能になります。

(※1)GMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社はGMOインターネットグループ株式会社の連結会社です。
(※2)インターネットに公開されているサーバーやネットワーク機器などIT資産の情報を収集・分析することにより、不正侵入経路となりうる脆弱性やそのリスクを検出・評価する取り組みのこと。
(※3)ソフトウェアやシステムの脆弱性の深刻度を評価する国際的な指標。深刻度は0.0~10.0の数値で表され、10.0が最も危険度が高い。

【「React2Shell(CVE-2025-55182)」の概要と影響】

「React2Shell(CVE-2025-55182)」は、JavaScriptライブラリ「React.js」の React Server Components(RSC)に存在する、リモートコード実行の脆弱性です。攻撃者はこの脆弱性を悪用することで、対象システム上で任意のコードを実行し、完全な制御を奪う可能性があります。これにより、個人情報の窃取、システム破壊、ランサムウェア感染など、企業にとって致命的な被害をもたらす恐れがあります。また、その影響は「Next.js」など「React.js」と依存関係にあるソフトウェアにも及びます。

「React2Shell(CVE-2025-55182)」のCVSSスコアは最高値の10.0で、すでに実際のサイバー攻撃での悪用が確認されています。

「GMOサイバー攻撃 ネットde診断 ASM」では、本脆弱性の脅威を極めて深刻な問題と捉え、脆弱性が発表された即日中に検知機能をアップデートしました。これにより、お客様は本脆弱性が存在するソフトウェアの利用状況を確認し、迅速な対策実施が可能となります。今後も、最新の脆弱性情報を迅速に反映し、進化するサイバー攻撃に対応するための機能強化とサポート体制の充実を継続してまいります。

【「GMOサイバー攻撃 ネットde診断 ASM」アップデート概要】

今回のアップデートにより、以下の診断項目を追加しました。

既知の脆弱性が存在する
ソフトウェアの利用(React.js)
「React2Shell(CVE-2025-55182)」が報告されているバージョンを利用している場合に指摘事項として通知されます。
対策方法は本脆弱性が修正されたセキュリティパッチの適用を推奨します。
パッチを適用すること本脆弱性を悪用したサイバー攻撃の被害を未然に防ぐことができます。

【「GMOサイバー攻撃 ネットde診断 ASM」について】
(https://product.gmo-cybersecurity.com/net-de-shindan/lp_enterprise/)

「GMOサイバー攻撃 ネットde診断 ASM」は、簡単かつ直感的に使用が可能なセキュリティプラットフォームです。国産ASMツールとして培ってきた「IT資産の棚卸しとリスク可視化」の強みを活かしながらも、ASMツールの枠にとどまらず「複雑化するセキュリティ運用をシンプルにし、“何から対策すべきか”を可視化する」というビジョンの実現を目指しています。セキュリティ知識を問わず、お客様が最も優先すべき対策を一目で把握できるよう導きます。

【GMOサイバーセキュリティ byイエラエについて】
(https://gmo-cybersecurity.com/

GMOサイバーセキュリティ byイエラエは、国内最大規模のホワイトハッカーで組織されたサイバーセキュリティのプロフェッショナルカンパニーです。会社理念である「人を助ける信念を守るチカラに変えていく」ために今後も最先端の技術と実践的な教育を通じて、日本のサイバーセキュリティの強化に貢献していきます。また、「世界一のホワイトハッカーの技術力を身近に」を目指して、各種脆弱性診断、ペネトレーションテスト、セキュリティコンサルタント、SOCサービス、フォレンジック調査まで包括的にサイバーセキュリティ対策サービスをご提供します。

  • 【報道関係お問い合わせ先】

    ●GMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社
    マーケティング部 広報担当 伊礼・棚田
    TEL:03-6276-6045
    E-mail:pr@gmo-cybersecurity.com

    ●GMOインターネットグループ株式会社
    グループ広報部 PRチーム 田部井
    TEL:03-5456-2695
    お問い合わせ:https://group.gmo/contact/press-inquiries/

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会社情報

  • GMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社

    https://gmo-cybersecurity.com/

    所在地 東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー
    代表者 代表取締役CEO 牧田 誠
    事業内容 Webアプリ及びスマホアプリ脆弱性診断
    ペネトレーションテスト
    不正利用(チート)診断
    IoT脆弱性診断
    自動車脆弱性診断
    フォレンジック調査
    CSIRT支援
    クラウドセキュリティ診断
    クラウドセキュリティ・アドバイザリー
    資本金 1億円

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