2025 年 12 月 15 日
笠間市にて地域交通課題解消に向けた「公共ライドシェア」の実証運行を実施
常陽銀行(頭取 秋野 哲也)と笠間市(市長 山口 伸樹)が設置する「地域交通の課題解消検討協議会」(以下、「本協議会」)は、持続可能な地域交通の実現に向けた取り組みの一環として、笠間市内において公共ライドシェア「わかものライド」の実証運行を実施しますので、下記のとおりお知らせいたします。
当行は、デジタル技術を活用した地域社会の課題解決を推進し、地域の持続的成長に貢献してまいります。
記
1.背景と目的
近年、全国的に人口減少やドライバー不足が深刻化しており、地域における公共交通の維持が大きな課題となっています。こうした状況を踏まえ、当行は笠間市と連携し、地域社会の課題解決に貢献するため、2025 年 8 月に本協議会を設立いたしました※1。
本協議会では、株式会社 Will Smart※ 2、株式会社常陽産業研究所などの協力のもと、想定される利用者層の分析や公共ライドシェアのシステム導入準備を進めてまいりました。
今般の実証運行では、特に児童生徒の通学・通塾等の移動支援を主要な目的とし、市民の皆さまの移動の利便性向上を図るとともに、将来的に持続可能な地域交通モデルの構築を目指します。
※1 関連ニュースリリース
(笠間市との地域交通の課題解決に向けた検討協議会の設置について) ※2 株式会社 Will Smart は、デジタル技術を活用したモビリティ・サービスの企画・開発・運用に強みを持つ企業です。当行と協業に関する基本合意を締結しております。関連ニュースリリース
(常陽銀行と Will Smart が協業 デジタル活用により茨城県内の地域交通の課題に取り組む) 2.実証運行の概要
名称
わかものライド
実施主体
地域交通の課題解消検討協議会(※構成員:笠間市、(株)常陽銀行)
実施手法
道路運送法における自家用有償旅客運送(公共ライドシェア)を活用
運行期間
2025 年 12 月 17 日(水)~2026 年 2 月 13 日(金)
運行時間
日曜日・祝日・年末年始を除く、6 時 30 分~8 時・17 時~21 時
運行区域
笠間市全域
利用対象
笠間地区・岩間地区・友部地区の一部(大原地区・北川根地区)に在住の 小学生・中学生・高校生 ※保護者の同乗可
利用料金
距離問わず 1 回の乗車あたり 1 人 100 円
利用方法など
詳細は笠間市のホームページをご覧ください。
※公共ライドシェア提供システム図は次ページを参照
以上