2025年12月18日
SOMPOホールディングス株式会社
鎌倉新書との資本業務提携 ~SOMPOウェルビーイング事業を加速、「つなぐ・つながる」で新たな価値創造へ~
SOMPOホールディングス株式会社(グループCEO取締役代表執行役社長:奥村 幹夫、以下「SOMPOホールディングス」)は、終活関連サービスで国内最大級のプラットフォームを運営する株式会社鎌倉新書(代表取締役会長CEO:清水 祐孝、以下「鎌倉新書」)と本日資本業務提携契約を締結しました。本提携により、鎌倉新書の発行済株式の10%を取得し、両社の強みを「つなぐ」ことで、お客さまの生前からご逝去後までをシームレスに支え、お客さまの人生に「厚く」「長く」寄り添う新たな価値創造を目指します。
1. 背景・目的
SOMPOホールディングスは、「“安心・安全・健康”であふれる未来へ」というパーパスの実現に向け、お客さまの「健康・介護・老後資金」に関する3つの「不」(不安・不便・不足)を解消するため、SOMPOウェルビーイングのビジネス領域を中心にグループ内外のさまざまなサービスを連携させる「つなぐ・つながる」をキーワードとした戦略を推進しています。
鎌倉新書は、葬儀やお墓、介護、相続といった「終活」領域において、日本最大級の情報ポータルサイトを運営しており、人生のエンディングステージにおけるさまざまなニーズに応えるサービスを提供しています。 SOMPOウェルビーイングのビジネス領域において、ご逝去後まで切れ目のないサポートを実現するためには、鎌倉新書が強みを持つ終活領域との連携が必要不可欠です。本提携を通じて、両社の強みを融合し、お客さまにシームレスな顧客体験と新たな価値を提供することを目指します。
2. 資本業務提携概要
鎌倉新書は、日本の高齢化社会の進展とともに年々増加する高齢者やそのご家族が直面する「終活」に関するさまざまな課題の解決に寄与することをミッションとして、「いい葬儀」「いいお墓」「いい相続」など終活に関わるあらゆる情報を網羅したポータルサイトを運営しており、Webマーケティングのノウハウによる圧倒的な集客力と、全国の優良なサービス事業者との強固なネットワーク、全国の数多くの自治体との連携を強みとしています。
SOMPOホールディングスは、鎌倉新書の発行済株式の10%を第三者割当(増資および自己株式処分)の引受けにより取得し、本提携により強固なパートナーシップを構築し、両社の経営資源やノウハウを最大限に活用し、新たな事業機会の創出に向けた具体的な協議を開始します。
<鎌倉新書の会社概要>
会社名
株式会社鎌倉新書
所在地
東京都中央区京橋二丁目14番1号
代表者
代表取締役会長CEO 清水 祐孝
設立
1984年4月17日
事業内容
終活関連のポータルサイト運営、情報サービスの提供 等
上場市場
東京証券取引所プライム市場
(6184)
3. 両社で実現を目指す姿
本提携を通じて、SOMPOホールディングスと鎌倉新書は、お客さまとそのご家族の人生に長く寄り添い続けるため、お客さまの生前の備えからご逝去後の手続き、さらにはご家族のケアまでをワンストップでサポートする「終活インフラ」の構築を目指します。
SOMPOグループの商品・サービスのご利用者のうち、終活領域にお悩みを持つ方に対して、鎌倉新書の終活サービスを提供します。SOMPOグループの顧客基盤・お客さま接点と鎌倉新書の終活サービスをつなぐことで、身元保証や生前整理といった生前サービスの拡充を図り、ご逝去後においては、ご家族に対して相続手続き等の支援・サービスを提供することができる体制を構築します。これにより、世代を超えてお客さまとの関係を継続する「つなぐ・つながる」の戦略の実現を目指します。両社の知見を生かした新たなサービスの共同開発も検討予定です。
4. 今後の取組み
本提携における協業の第一歩として、全国で介護サービスを展開するSOMPOケア株式会社のご利用者やご家族、SOMPOウェルビーイング株式会社が提供する介護・健康・老後資金の相談窓口「ウェルビオ」および仕事と介護の両立支援サービス「ウェルビオ Biz」のご利用者に対し、終活に関するご相談やサービスの提供を順次開始します。
さらに、SOMPOひまわり生命保険株式会社のご契約者に対しても、ライフステージやニーズに応じた適切なタイミングで終活関連サービスをご案内できる仕組みの検討を進めていく予定です。
これらの取組みを通じて、SOMPOホールディングスは、お客さまとの「つながり」を深化させ、お客さまの人生に最後まで寄り添うシームレスな価値の提供を実現します。
以上