幸手市、埼玉みずほ農業協同組合と全国農業協同組合連合会の地域農業振興に関する連携協定締結について
全国農業協同組合連合会(JA全農)
JA全農は12月18日(木)、幸手市および埼玉みずほ農業協同組合(以下、JA埼玉みずほ)と地域農業の振興を目的とした連携協定(以下、本協定)を締結しました。本協定は、現在、幸手市内で建設中の「ゆめファーム全農トレーニングセンター幸手」を基軸に、三者が相互に連携・協力して推進するものです。
JA全農は、生産基盤の維持・発展、特に担い手の生産性向上を目指し、2014年より「ゆめファーム全農プロジェクト」を立ち上げました。同プロジェクトでは、施設野菜(トマト、ナス、キュウリ)の実証生産を行い、従来の2倍から4倍という高い収量を達成しています。
この実証で得られた「安定多収栽培技術」を普及させるため、2026年に新規就農者向け研修施設「ゆめファーム全農トレーニングセンター幸手」(埼玉県幸手市)を開設します。当センターは、国内最大規模のトマト、ナス、キュウリの生産温室を備え、約2年間の研修プログラムを通じて新規就農者の育成を担う拠点となります。
今後は当センターを基軸に、JA全農が「技術・モデルの構築・提供」、幸手市が地域社会の「土台の整備」、JA埼玉みずほが現場での「実装・定着」を担い、三者一体となって幸手市の農業振興に取り組んでまいります。
<連携協定の概要>
1.協定締結日
令和7年12月18日(木)
2.締結者
幸手市 市長 木村 純夫
埼玉みずほ農業協同組合 代表理事組合長 遠藤 美行
全国農業協同組合連合会 代表理事理事長 桑田 義文
3.連携して取り組む事項
(1)幸手市内の農業振興と雇用創出及び担い手育成に関すること
(2)幸手市産農産物の生産拡大に関すること
(3)幸手市産農産物の消費拡大及び食育の推進に関すること
(4)幸手市における地域経済活性化に関すること
(5)その他上記目的を達成するために連携・協力が必要と認められる事項に関すること
協定締結式の様子 12月18日(木)ゆめファーム全農幸手 営農総合センター
(右から)埼玉みずほ農業協同組合 遠藤 美行代表理事組合長、幸手市 木村 純夫市長、全農 日比常務理事(代理)