「北海道の宿泊・観光産業の高付加価値化に向けて」を発行

2025/12/22  株式会社 日本政策投資銀行 

「北海道の宿泊・観光産業の高付加価値化に向けて」を発行

2025/12/22

  • レポート
  • 北海道

株式会社日本政策投資銀行(以下「DBJ」という。)は、このたび「北海道の宿泊・観光産業の高付加価値化に向けて」と題した調査レポートを発行しました。

北海道の観光・宿泊産業は、2024年の各都道府県の延べ宿泊者数が全国3位を誇るなど、全国でも影響力が大きく、北海道経済における「屋台骨」のひとつとなっています。一方で、宿泊・飲食サービス業における付加価値額をベースとした修正特価係数(注)が低く、更なる高付加価値化の可能性が考えらます。

そこで、本レポートでは、全国他都道府県も含めた宿泊者特性、宿泊施設特性の分析や、北海道内の各市町村の宿泊関連データを用いた調査により、全国と比較した際の北海道の宿泊特性や、各エリアにおける高付加価値化の可能性を検討しました。
また、北海道の宿泊・観光産業の更なる高付加価値化においては、各エリアへの宿泊者の分散及びエリア間での周遊や長期滞在を促す仕組みが重要となる中、(一社)雪国観光圏や(株)水と匠を参考事例とし今後の取り組みの方向性を提示しました。

当レポートの詳細は、DBJ ウェブサイト「調査研究レポート」に掲載していますので、ご参照ください。

DBJ は、企業理念「金融力で未来をデザインします~金融フロンティアの弛まぬ開拓を通じて、お客様及び社会の課題を解決し、日本と世界の持続的発展を実現します~」に基づき、今後とも地域に役立つ情報発信を積極的に行ってまいります。

(注) ある地域が生み出す総付加価値額のうち、特定の産業による付加価値額の割合の高さを相対的に示す指標。1.0を超える産業は、その地域における当該産業の付加価値額構成比が、全国比で高いことを意味する。

【お問い合わせ先】
北海道支店 企画調査課 電話番号 011-241-4117

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