2026年4月2日
「flier business」「本の要約サービス flier」、1クリックで能動的な学びを促す「みんなの投票箱」を提供開始
本の要約サービス「flier(フライヤー)」を運営する株式会社フライヤー(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:大賀 康史、以下「当社」)は、2026年3月より段階的に進めてまいりました、読書を「共有・対話」の体験へと拡張する新機能「みんなの投票箱」の提供について、本日4月2日をもって法人・個人の全ユーザーへの展開を完了したことをお知らせいたします。 また、先行実施した検証において、本機能がユーザーの滞在時間や再訪率を顕著に向上させる効果を確認いたしましたので、併せてお知らせいたします。
1.本機能の概要
「みんなの投票箱」は、要約の読了後に提示される4択の設問から、自分に近い選択肢を選ぶと、他のユーザーの回答分布をリアルタイムで閲覧できる参加型機能です 。単なる情報のインプットに留まらず、読後における能動的な思考を促します 。
? 要約内容に関連した設問に対し1クリックで回答することで、内容の「自分ごと化」と主体的な思考を支援します 。
? 自身の回答後、全ユーザーの回答比率がグラフ表示されます 。自分とは異なる多様な考え方に触れることで、新たな気づきや発見の機会を提供します 。
? 「flier business」においては、自社内における回答結果の集計・閲覧やデータのCSV出力機能(近日公開予定)の実装を予定しており、これにより、社内コミュニケーションの活性化に寄与します。
2.本機能提供の背景と目的
従来の読書習慣はインプットに偏重しがちであり、記憶に定着しにくいという課題がありました。一般的に、受動的な学習(読書)の定着率は10%程度に留まる一方で、議論やアウトプットを伴う学習の定着率は50%以上に向上すると言われています(注)。当社はこの理論に基づき、本機能を通じて「主体的な思考(自分ごと化)」と「多角的な視点への接触(他者の視点に出会える体験)」を1クリックという手軽さで提供し、能動的な思考を促す新たな読書体験を創出いたします。
(注) ラーニング・ピラミッドの理論
3.先行検証(ABテスト)で実証されたエンゲージメント向上効果
本機能のリリースに先立ち実施した検証において、以下の通りユーザーエンゲージメントの向上に寄与するデータが確認されました(注)。
? 本機能が表示されたユーザー群において、デフォルト群と比較し「平均訪問日数(再訪率)」「平均滞在時間」「平均読了数」「平均メモ作成数」の全項目で向上が見られました。
? 実際に投票行動を行ったユーザーは、特に滞在時間が長く、読書後に学びを記録するメモの作成数が多い傾向にありました。
? 特筆すべき点として、実際に投票を行わなかったユーザーにおいても平均滞在時間の延長が確認されました。これは、他者の視点(投票結果)に触れること自体が、ユーザーの思考を深める契機となっていることを示唆しています。
(注) 本検証におけるデータ分析は、個人を特定できないよう統計的に処理された情報に基づき実施しております。当社は引き続き、プライバシー保護を遵守しつつ、データに基づいたサービス改善を通じて、ユーザーの皆様に質の高い学習体験を提供してまいります。
4.今後の見通し(業績への影響)
本件が当期(2027年2月期)の連結業績に与える影響は軽微です。当社は今後も、ユーザーの利用率や満足度の向上につながる機能強化を継続的に行ってまいります。
以上