Shiga Smart Access滋賀県自動運転チャレンジ事業 令和7年度自動運転バスの実証運行結果について
2026年4月30日
滋賀県では、社会情勢の変化に対応した持続可能な地域交通ネットワークの維持・活性化のため、滋賀地域交通ビジョンを策定し取組を進めています。その取組の1つとして、公共交通の活性化、まちのにぎわい創出などを目指し、自動運転バスの実用化に向けて取り組んでいます。令和8年1月31日(土)から2月16日(月)まで、彦根市において初の実証運行を行いました。
実証運行の概要
(1)実証運行概要
- 運行期間:令和8年1月31日(土)から2月16日(月)まで
- 1月31日(土)に彦根市役所にて出発式を開催
- 2月2日(月)から2月16日(月)までの15日間一般運行
- 運行ルート:彦根駅~彦根市役所前~彦根城前(いろは松駐車場)往復約1.5km
- 便数:平日9往復(18便)、土日祝11往復(22便)
- 使用車両:自動運転EVバスNavya Mobility社製「EVO3」
- 実証運行における乗車定員9人
- 速度18km/h未満
- 運賃:無料
- 実証内容:レベル4の実現を目指し、本事業ではレベル2で実施
- 役割:
- 滋賀県 :事業主体
- 彦根市 :実証・実装フィールドの調整・提供、関係者調整等協力
- NTT西日本(株) :実証事業統括、アンケート調査等
- NTTビジネスソリューションズ(株) :自動運転導入エンジニアリング
- (株)マクニカ :自動運転導入エンジニアリング及びサポート(自動運転EVバス、遠隔運行管理システム提供)、オペレーターメンバーの体制構築等
時刻表およびルート
遠隔監視風景 車両モニター
実証運行の結果
実証状況 | 項目 | 結果 |
| 利用者 | 1,819人 |
| 便数 | 290便 |
| 乗車率 | 69.7%(1便あたり平均6.27人) |
| 自動走行割合 | 83.7%(179.79km/214.6km) |
【日別乗客数】
【利用目的・満足度】
- 累計利用者数は1,819人、往復290便に対する1便あたりの利用者数は6.27人、乗車率は69.7%と高いニーズがあった。天候の影響もあるが、平日の平均乗車率が64.8%、土日祝日の平均乗車率が77.8%と土日祝に高い傾向。
- 利用者は、滋賀県内に加え、滋賀県外、海外からの利用もあり、地域の移動需要にとどまらず、広域からのニーズに応えるものと考えられる。
- 主な来訪の目的は、「観光・お出かけ」の回答が58.6%と県内外を問わず最も多い。
- 技術面では、路上駐車の回避や、見通しの悪い三叉路や交通量の多い道路での右折・左折において、自動運転による円滑な判断が難しく、手動介入が必要となるケースがあった。
- アンケート結果では、新たなモビリティとして「自動運転バス」への関心に起因としたものや、「ひこにゃんラッピングを施した自動運転バス」というご当地のキャラクターとの組み合わせにより付加価値が創出された車両を目的とした来訪も見られた。
- 「楽しかった」「いい経験になった」「今後に期待」「彦根のPRになる」などの前向きな声が多い一方、「ブレーキがきつい」「せまい」といった車両の挙動や車内環境に関する意見もあった。
- 全体の満足度について、「良い」「どちらかと言えば良い」が83.1%で、「運行ルート・停留所」「運行ダイヤ」「速度」「乗り心地」のいずれにおいても、概ね7割超の満足度だった。高頻度のダイヤや、JR等との接続等を考慮したダイヤが有効であったと考えられる。
【利用者の感想・意見等】
今後の展開
本実証運行結果を踏まえ、自動運転レベル4の社会実装の実現に必要な課題、対処策を検討し、令和8年度以降も実証運行を積み重ね、自動運転レベル4の社会実装を目指してまいります。
また、彦根城世界遺産登録を見据えた取組を踏まえ、公共交通の利用促進、観光やまちの賑わい創出等の新たな需要の喚起に向けた地域交通ネットワークにおける自動運転の活用可能性について検証していきます。
関係資料
参考リンク
- お問い合わせ
- 交通まちづくり部 交通まちづくり政策課 事業推進室
- 電話番号:077-528-3681
- FAX番号:077-528-4837
- メールアドレス:[email protected]
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