国際生物多様性の日(2026年)環境大臣メッセージ

2026/05/22  環境省  

国際生物多様性の日(2026年)環境大臣メッセージ

環境大臣の石原宏高です。国際生物多様性の日を迎えるにあたり、一言申し上げます。

本年のテーマは、「Acting locally for global impact(地域の一歩が、世界を動かす)」です。生物多様性の回復と持続可能な未来の実現は、国際社会全体の共通目標であると同時に、地域に根ざした一人ひとりの行動から始まります。

日本では、人は自然の一部であり、自然と共に生きるという考え方が、文化や暮らしの中に脈々と受け継がれてきました。この理念のもと、私たちは「生物多様性国家戦略」を着実に実行するとともに、地方自治体による地域戦略の策定・実施を支援し、地域の特性を生かした取組を全国各地に広げています。

また、我が国は30by30目標の達成に向け、自然共生サイトの認定を通じて、企業、自治体、市民団体など多様な主体の参画と自主的な取組を後押ししています。こうした地域の行動の積み重ねこそが、世界全体の生物多様性の保全と回復につながります。

本年10月には、生物多様性条約のCOP17が開催されます。COP17では、昆明・モントリオール生物多様性枠組、GBFの初めてのグローバル・レビューが行われます。日本は、COP10議長国として培ってきた経験を生かし、GBFの着実な実施に向け、国際社会と緊密に連携していきます。

国際生物多様性の日は、私たち一人ひとりが行動を新たにする日です。地域から世界へとつながる力を信じ、自然と共生する社会の実現に向け、共に歩んでいきましょう。