日比防衛相会談について(共同プレスステートメント)

2026/05/31  防衛省  

日比防衛相会談について(共同プレスステートメント)

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2026年5月31日
防衛省
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令和8年5月31日、第23回IISSアジア安全保障会議(シャングリラ会合)出席のためシンガポール訪問中の小泉防衛大臣とフィリピンのテオドロ国防大臣は防衛相会談を行ったところ、概要以下のとおり。

  1. 冒頭、小泉大臣から今月のフィリピン訪問から間を置かずに、再びテオドロ大臣との会談が実現したことを嬉しく思う旨述べ、今月の日・フィリピン首脳会談で格上げされた「包括的・戦略的パートナシップ」の下、二国間の防衛関係をさらに強化してきたい旨述べました。これに対し、テオドロ大臣からは、両国の信頼関係に基づき、「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」の下で、引き続き連携したい旨発言がありました。
  2. 両大臣は、5月5日の防衛相会談で設置した、包括的な装備協力を実現するための両国防衛当局の政策、運用、装備部門を含むワーキンググループにおいて、新たな装備移転制度の下、日比の更なる連携強化に資する取組とするための具体的な議論が進展していることを歓迎した。5月28日に首脳間で「あぶくま」型護衛艦やTC-90の移転に向け、防衛当局間のやりとりを加速させることで一致したことを受け、両大臣は、「あぶくま」型護衛艦については除籍後すみやかに、TC-90については1機を2027年度中(※日本の会計年度)に移転する方向で議論を進めることで大筋で合意しました。また、これを実現するため、比海軍への教育訓練、維持整備、移転後の装備品の適切な管理の在り方を含む詳細について、情報面を含む防衛協力の進展と併せて、引き続きワーキンググループにおいて一体として議論を進め、早期に成果が得られるよう、両大臣がリーダシップを発揮していくことで一致しました。
  3. また、両大臣は、日・フィリピンRAAを適用した米比共同訓練「バリカタン26」への参加や、本年1月の物品役務相互提供協定の署名、さらに秘密軍事情報保護協定の正式交渉開始など、両国の防衛協力が制度面と運用面の両輪で進展していることを歓迎し、防衛面での連携を一層強化していくことで一致しました。
  4. さらに、両大臣は、フィリピンが本年のASEAN議長国を務めることも踏まえ、日本とASEANの防衛協力を一層強化していくことで認識を一致しました。