松本大臣記者会見(令和8年6月19日)
- 最終更新日:
- 2026年6月22日
松本デジタル大臣記者会見要旨
(令和8年6月19日(金) 9時9分から9時15分まで 於:デジタル庁20階会見室及びオンライン)
1. 発言要旨
マイナンバーカードにおける臓器移植の意思表示欄についてお話をしたいと思います。
臓器移植法は、平成9年、僕がまだ金沢で集中治療をやっていた頃なのですけど、国会で成立した法律でございまして。移植医療というのは、善意による臓器の提供があって成り立つことは皆さんご承知の通りで、国民一人ひとりが臓器移植についての理解を深めていただいて、自分が万が一の時にそういった臓器を「提供する」・「提供しない」という意思を普段から考えておいていただければ非常にありがたいのと、その意思をきちんと表示しておかないと、例えば臓器移植をしたいと思っていても、意思表示をしておかないと亡くなった後というか、脳死になった後にそれを表明できませんから、これが非常に重要になってくるということです。
実は、令和7年に内閣府が行った調査によりますと、仮に自分が脳死・心停止となった場合に臓器を「提供したい」とか、「提供したくない」とか考えている人が6割以上いるのですけど、実際にその意思を書面等で表している人はたったの2割しかいないということなので、これは臓器移植をしないという意思表示も逆に大事になってくるかなと思います。もっともそういう意思表示が無い場合は、ご家族の意向で提供することももちろん可能にはなっているのですけれども、一人ひとりがそういったことを是非考えておいていただきたいと思うわけでございます。
実は、マイナンバーカードの表面右下のところにあります。皆さんも確認していただければと思います。非常に小さいですよね。非常にスペースも低いので、おそらく気付かれない方もいらっしゃるのではないかと思いますけれども。是非、マイナンバーカードをお持ちの方は意思の表示をしておいていただきたいと思います。数年後に新しいカードになります。デザインが少し変わるのですけれども、その時には今の記載スペースも少し大きくしようということで私の方も指示をしまして、大きくなります。そういったことも含めて、マイナンバーカードを通して臓器移植の意思表示をもっと前に進めていきたいと思っているところでございます。
例えば、小児の移植待機者、18歳未満でいくと、心臓の移植を待っている子供たちが常時40から50名ぐらいいて、移植の待機期間が1年から4年ぐらいにまで及ぶということで、海外の渡航移植などもあるのですけども非常にお金もかかりますし、そもそも海外から見ると、自分の国の患者は自分の国の中で賄ってくださいという考え方が非常に最近も強くなってきましたので、できる限り臓器移植を広げていきたいと医師の立場の私からもお願いをしたいと思います。
厚生労働省が、マイナポータルでも臓器移植の意思表示をお願いしますということを、通知をやっているところでございますので、是非ご覧いただければと思います。
2. 質疑応答
質疑なし
(以上)