米国・アラスカ州における非鉄金属探鉱の鉱区拡大および追加資金拠出について

2026/06/24  丸紅 株式会社 

米国・アラスカ州における非鉄金属探鉱の鉱区拡大および追加資金拠出について

2026年6月24日
丸紅株式会社

丸紅は、100%子会社のMARUBENI METALS & MINERALS (CANADA) INC.(以下、「MMM社」)を通じて、カナダの探鉱会社Valhalla Metals Inc.(以下、「Valhalla社」)に出資し、米国・アラスカ州北西部Ambler Mining District(以下、「Ambler地区」)において、銅をはじめとした非鉄金属の探鉱を行っています。このたびValhalla社は、カナダの大手資源開発企業Teck Resources Limited(以下、「Teck社」)の子会社であるTeck American Incorporatedより新たな探鉱鉱区(Smucker鉱区)を取得するとともに、その対価としてTeck社に新株を発行・割り当て、丸紅もValhalla社が実施した私募増資を引き受けることで約170万カナダドルを追加拠出しました(以下、「本案件」)。

米国・アラスカ州Sun鉱区の地表状況

本案件の特徴
Valhalla社は、Ambler地区に位置するSun鉱区において探鉱プロジェクトを推進しており、丸紅は2022年に出資参画しました。Ambler地区は、高品位な銅やその他非鉄金属(亜鉛・鉛・金・銀)を含有する世界有数の有望な鉱床の存在が確認されているエリアです。さらに今回、Valhalla社はアラスカ州で豊富な操業実績のあるTeck社を株主に迎え入れると同時に、Sun鉱区と同じくAmbler地区に位置するSmucker鉱区をTeck社から取得したことで、高品位鉱床の探鉱エリアが拡大しました。

背景・意義
AI の普及によるデータセンター建設や、新興国の電化・インフラ拡大に伴う世界的な電力需要の増加、送電線需給の逼迫などを受けて、銅の需要は今後も飛躍的な拡大が見込まれています。丸紅は本案件を通じて、北米において長期的に資源量を確保し、高まる銅需要に対する安定供給に貢献します。

今後の展望
丸紅は、中期経営戦略 GC2027 において、既存資産の拡張によりコスト競争力を高めつつ、優良な資源の権益を拡大することを資源投資戦略としています。既存資産においては、チリのセンチネラ銅鉱山の拡張プロジェクトを推進し、新たな成長領域として、米国・アラスカ州やカナダ・マニトバ州で銅を含む非鉄金属の探鉱プロジェクトや、豪州におけるレアメタルやレアアースを含む重要鉱物の原料生産プロジェクト(以下、「Copiプロジェクト」)の開発調査にも参加しており、Copiプロジェクトは2026年5月に豪州ニューサウスウェールズ州より環境許認可を取得しました。丸紅は、今後も金属資源の安定供給に貢献するとともに、継続的な事業基盤の拡大を目指します。

<Valhalla社概要>

会社名 Valhalla Metals Inc.(ヴァルハラ・メタルズ)
本社所在地 カナダ ブリティッシュ・コロンビア州バンクーバー
設立 2011年
代表者 Sorin Posescu
事業内容 北米地域を中心とした探鉱事業
ウェブサイト https://valhallametals.com/

<MMM社概要>

会社名 MARUBENI METALS & MINERALS (CANADA) INC.
本社所在地 カナダ ケベック州モントリオール
株主 丸紅100%
設立 1989年
代表者 馬場 壮気
事業内容 アルミニウム製錬事業への投資・アルミニウム地金販売、および非鉄金属探鉱事業への投資

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