新潟市・上古町商店街にちいさな複合施設「SAN」オープン

2022/01/13  合同会社 アレコレ 

hickory03travelersによる企画・店舗デザイン

2021年12月、上古町商店街(新潟県新潟市中央区)にまちの拠点機能を持つ、ちいさな複合施設がオープン。


奥行きのある築100年の長屋

新潟市中央区の古町エリアに、まちの拠点機能を持つちいさな複合施設「SAN(サン)」がオープンした。
同商店街で20年雑貨店の運営とデザイン業務を行っているhickory03travelers(ヒッコリースリートラベラーズ/合同会社アレコレ)が、企画・店舗デザイン・サイン計画を行っている。



◎ロゴに込めた意味
古町三番町3つのステージ(1階、2階、奥庭)。三方良し。神社・寺の参道参加する。三角。hickory03travelers。3つのキーワードを大切に。フルマチ サン(人の呼び名のような)。明るく(SUN)。


入口を入ると雲のようなオブジェがお出迎え




以前この建物に入っていた飲食店が使わなくなったお皿に、福祉施設でロゴマークをパット印刷してもらい表札にした。図らずも少し曲がっているのが、いい味を出している。




いろいろな機能をもつ

◎館内のご案内

1階
世界に1つだけの浮き星専門店
喫茶UKIHOSHI
文化商店踊り場
キャンディバイキャンディ(花屋)
レンタサイクル貸出

浮き星のすべてのラインナップが揃う
<世界に1つだけの浮き星専門店>
浮き星(うきほし)https://ukihoshi.com/ はあられと砂糖を使った、お湯に浮く新潟の伝統菓子です。現在では約80ものラインナップがあり、SANではすべての浮き星を取り揃えています。

濃厚ミルクに浮き星を添えて


この時期人気のぜんざいのセット

<喫茶UKIHOSHI>
すべての喫茶メニューに浮き星を添えて提供。素材はどれも地元新潟から仕入れた自慢のメニューです。

●アイスクリーム
神田酪農(阿賀野市)の牛乳を使用。ミルク感たっぷりのアイスクリームやパフェがお子さまにも人気。

●緑茶、ほうじ茶、和紅茶
お茶はすべて日本茶専門店 うずまき屋(新潟市江南区)の茶師がブレンドした茶葉を使用。いちおしの緑茶は三煎目まで味の変化を楽しめます。

●ぜんざい
ぜんざいに使われているあんこは新潟市江南区の製餡所「あんフーズ」によるもの。新潟の老舗和菓子店も御用達のあんこは、程よい甘さと豆の風味をきちんと感じるように作られています。

●パフェ、クリームソーダ
ジャムやソース(いちじく、桃など)は、農家さんから仕入れたくだものをハネものまで無駄なく加工するrucoto(ルコト/新潟市東区)のものを使用。くだもの本来の甘みが引き出された美味しいスイーツです。

●コーヒー
飲みやすい「いつものコーヒー」のほかに、世界でも5%しかない最高ランクの生豆だけを取り扱う豆販売専門 LUXUOSO(ルシュオーゾ/新潟市中央区)の豆を使った「スペシャルティコーヒー」もおすすめ。ゆったりとした特別なコーヒータイムを楽しみたい方に。

こだわりの豆を使ったスペシャルティコーヒー


<文化商店踊り場>

さまざまな展示が行われる

喫茶UKIHOSHIの向かいはオープンスペースになっており、期間限定でさまざまな展示やイベントを開催予定。


<candy by kandy(キャンディバイキャンディ)>

1階にはフラワーショップ
気さくな店主がおすすめしてくれるフラワーショップ。お花をあまり買うことのない若い世代も入りやすい店内。2階の会議スペースでは週2回ほどフラワーアレンジメント教室も開催されており、日々を彩るお花を気軽に楽しめます。

2階ではフラワーアレンジメント教室も



1階 奥
(セントラルキッチンとして)新潟食材研究所 tiopepe(ティオぺぺ)

新潟食材を使った料理が人気






2階
カフェスペース(1階で注文したお飲み物などを飲めます)
ミーティングルーム(有料)
各種教室(有料)

パパママに好評の小あがりスペース
個室の作業部屋は授乳室にも

喫茶メニューは2階でもお召し上がりいただけます。勉強、仕事、おしゃべり、ゲームなどをしながらゆっくりお過ごしいただける空間になりました。


築100年の長屋の風格を感じる趣のある梁。ゆったり落ち着ける。

奥庭
2022年春には建物の裏にある庭を活用し、さらなる交流の場を目指しています。


◎ホームページ
https://sun000.base.shop/

◎営業時間
11時~17時(喫茶メニューは閉店30分前ラストオーダー)

◎定休日
火曜日、水曜日
外壁にはクラウドファンディングでご協力いただいた皆さんのお名前

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