木村伊兵衛、林忠彦、田村茂…名だたる写真家が撮影した大佛次郎肖像も

2022/01/21  公益財団法人 横浜市芸術文化振興財団 

テーマ展 写し、写された大佛次郎「文士は必ずカメラを持て」

横浜・港の見える丘公園の大佛次郎記念館では、作家・大佛次郎のカメラ愛、写真家たちとの交流を、写真約60点、関連資料約40点を展示して紹介しています。



山沢栄子撮影 大佛次郎肖像 1942年

第一章 写した、大佛次郎

作家・大佛次郎(1897~1973)は、「文士は必ずカメラを持て」とエッセイで語り、文士らの愛好家を集めて「鎌倉アマチュア写友会」を結成するほどのカメラ愛好家でした。


大佛次郎愛用のライカIIIf(大佛次郎記念館藏)

愛猫などを写して楽しみながら、取材では「絶好のノート」としてカメラを活用した大佛の写真のうち、第一章では、雑誌等のメディアで発表された作品を中心に、大佛自身の文章とともに展示します。
大佛次郎撮影 ≪海≫ モデル:酉子夫人

第二章 写された、大佛次郎

木村伊兵衛、山沢栄子、島村安彦、田村茂、林忠彦の5人の写真家による、初公開を含む大佛次郎や酉子夫人の肖像を展示します。

木村伊兵衛撮影 大佛次郎肖像

木村伊兵衛撮影 酉子夫人肖像

また、木村伊兵衛と大佛を繋いだアマチュア写真家・竹田梅汀(たけだ・ばいてい)のエピソードや、林忠彦の写真集に大佛が寄せた序文の原稿(初公開)など、同じ時代を生き、大佛を写した写真家たちとの交流を紹介します。
林忠彦≪茶室の大佛次郎≫


2階サロンではスライドショーで大佛写真を上映中!!
「大佛次郎のカメラ・アイ」       


【前期(2/27まで)】
1 フランス 1958年、1961年(約4分)
2 大佛家のねこたち(約3分)
3 奈良、京都   (約5分)
【後期(3/1から)】
4 インド
5 講演旅行編
  などを追加上映予定。


【展示会期】 2022年1月6日(木)~4月17日(日)

【料金】 観覧料 大人(高校生以上)200円・中学生以下 無料
  ※横浜市内在住の65歳以上の方は無料(4月以降100円)
  ※毎月23日「市民の読書の日」と、第2・第4土曜日は高校生無料
  ※障がい者手帳をお持ちの方と付き添いの方1名は無料

【開館時間】
  ~3月  10:00~17:00(入館は16:30まで)
  4月   10:00~17:30(入館は17:00まで)

【休館日】 月曜日(祝休日の場合は翌平日)

テーマ展示「写し、写された大佛次郎『文士は必ずカメラを持て』」チラシ情報

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