見破れるか?昆虫の生き残りをかけた高等戦略「ダマして生き延びる 昆虫の擬態」海野和男昆虫写真展

2022/06/30  公益財団法人 日本科学技術振興財団 

2022年7月21日(木)~8月30日(火)科学技術館で開催

科学技術館(東京・千代田区北の丸公園)は、2022年7月21日(木)~8月30日(火)、夏休み企画展として海野和男昆虫写真展「ダマして生き延びる 昆虫の擬態」を開催します。昆虫写真の第一人者海野和男(うんのかずお)氏が数十年に渡り世界各地で取材した昆虫写真を展示します。昆虫たちが擬態によってダマして生き延びようとする高度な生存戦略を見破ってください。


「ダマして生き延びる 昆虫の擬態」海野和男昆虫写真展


 昆虫写真家の海野和男氏は1947年東京生まれ、小学生時代より昆虫と写真に興味を持ち東京農工大学で昆虫行動学を学んだあと、フリーの昆虫写真家として活躍しました。主なフィールドは長野県小諸市とマレーシア。熱帯


雨林の昆虫、特に擬態に興味を持ちライフワークとしています。1994年写真集「昆虫の擬態」で日本写真協会賞受賞、現在は日本自然科学写真協会会長を務めておられます。

カレハカマキリ

 

カレハバッタ
 今回の昆虫写真展では、海野氏が日本はもちろん世界各地に数十年に渡って取材を重ねて撮りためた写真からセレクトした33枚の大型写真パネルを展示します。擬態は昆虫が身を守るためにかくれんぼをしたり、毒もないのにハチに似たりする現象のことですが、あまりにも上手な昆虫たちの擬態に驚かされるでしょう。また、会場では海野氏自身の編集・ナレーションによる動画も上映し、より臨場感のある昆虫たちの擬態の様子を見ることができます。


 みなさんは昆虫たちの擬態を見破ることができるでしょうか。夏休みはぜひ科学技術館の海野和男昆虫写真展「ダマして生き延びる 昆虫の擬態」をご覧いただければ幸いです。
ハナカマキリ
メダマヤママユ
※この企画展は,2021年小諸高原美術館で開催された海野和男写真展の一部を再構成したものです。
※この企画展は,文化庁令和3年度補正予算事業ARTS for the future!2(コロナ禍からの文化芸術活動の再興支援事業)の助成を受けて開催します。


概要


■海野和男昆虫写真展「ダマして生き延びる 昆虫の擬態」
会 期:2022年7月21日(木)~8月30日(火)まで
会 場:科学技術館 4階および5階イベントスペース
時 間:10:00~16:50(科学技術館への最終入館は16:00まで)
休館日:会期中無休
入場料:科学技術館の入館料のみ(入館には事前予約が必要です)
主 催:公益財団法人日本科学技術振興財団
問合せ先:公益財団法人日本科学技術振興財団 03-3212-8544(科学技術館)
URL:https://www.jsf.or.jp/event/202207/insect.php

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