スワニーと岡谷精密工業が、新たに3Dプリント金型製造/部品生産サービスを提供開始

2022/10/21  有限会社 スワニー 

金属3Dプリント金型「アディディブモールド」と射出成形技術で複雑形状部品の量産を短納期で実現

2022年10月21日、有限会社スワニー(本社:長野県伊那市、代表取締役:橋爪良博、以下スワニー)は、岡谷精密工業株式会社(本社:長野県岡谷市、代表取締役:野田寛暁、以下岡谷精密工業)と連携し、新たに製造業向けの3Dプリント金型による部品生産サービスの提供を開始することを発表します。


スワニーはデジタルツールと生産技術を融合することで、さまざまな業界におけるものづくりの課題に対しスピードと技術力で取り組んでいます。なかでも3Dプリント樹脂型「デジタルモールド」は、従来の金型製造や製品化のプロセスにおけるコストと時間という課題や多品種少量生産ニーズに対するソリューションとし
実際に金属3Dプリンターで作製した金型「アディティブモールド」(左上および手前中央)。
て注目されており、2016年には日経優秀製品・サービス賞最優秀賞を受賞しています。今回、超精密部品製造に精通する岡谷精密工業と連携し、新たに金属3Dプリンターで製造する金型「アディティブモールド」を開発。短期間での高精度樹脂部品成形を実現します。アディティブモールドを活用することで、デジタルモールド*やアルミ簡易金型と比較し、3Dプリント金型の耐久性を高めたことで中量生産(例:部品成形数 30,000~50,000*)が可能となります。更に従来の切削工法で製造する金型では難しい複雑形状も再現可能です。なお、費用は鋼材製の量産金型と比較しおよそ1/2の費用、納期は1/3*の期間で提供されます。

本サービスは2022年11月からの提供開始を予定。実際のアディティブモールド金型や成形部品を、2022年10月19日から3日間にわたり東京ビックサイトで開催される高精度・難加工技術展2022内の岡谷精密工業のブースにて参考出展します。

【出展情報】

展示会名:高精度・難加工技術展2022 https://biz.nikkan.co.jp/eve/hds/
展示会場:東京ビックサイト 西ホール
開催日:2022年10月19~21日10:00~17:00
主催:日刊工業新聞社
小間番号:K-57(岡谷精密工業)


【3Dプリント金型「アディティブモールド」金型製造および部品生産サービス】

提供開始:2022年11月(予定)
金型作製期間:10営業日
金型作製費用:お問い合わせください
成形部品納期:数量等により変動
サービスについてのお問い合わせ先:有限会社スワニー、Eメール:3dp@swany-ina.com


アディティブモールドのロゴマークとイメージ。
*納期および費用は概算です。部品形状や成形材料等により変動する場合があります。

*デジタルモールドについて:https://www.swany-ina.com/デジタルモールド

<スワニーについて>

1970年に弱電・電子機器の製造業として設立、2010年に製品設計会社として事業転換。最新の3Dプリンタと3Dモデリング技術を駆使し、製品の設計、試作、量産化を一貫してサポートする企業として数多くの実績を上げ、事業を急速に拡大しています。その他、行政と連携し完全地産の製造業ご当地お土産プロジェクトや商店街の空きスペースを活用した内職ワークスペースなどの事づくりプロジェクトの発案・主導も行っています。また、3Dプリント樹脂型デジタルモールドなどの新技術も生み出し展開、アイデアを迅速に形に出来る、日本で一番頼ってもらえる設計会社を目指しています。
https://www.swany-ina.com/

<岡谷精密工業について>

岡谷精密工業は、1988年長野県岡谷市にて創業。以来、金属プレス品の曲げ・絞り・打抜きなど様々な形状の製品加工に取り組んでいます。従来工法の設備に加え、2021年には新たに金属3Dプリンターを導入。確かな技術力と最新の技術を活用し、新たなモノづくりにも挑戦。
これまでプレス加工では難しいとされている形状や難加工品も高精度に実現し、皆さまに「満足」、「安心」と「価値」をお届けします。
https://edit.roaster.co.jp/business/5639/

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