【化学×AI】データケミカル、ISO27001およびISO27017認証を取得し、研究開発向けAIクラウドサービスのセキュリティ強化

2023/06/13  データケミカル 株式会社 

化学の実験データ活用AIクラウドサービス「Datachemical LAB(データケミカルラボ)」を提供するデータケミカル株式会社(代表取締役:吉丸昌吾、本社:東京都渋谷区)は、2023年5月、情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の国際規格である「ISO/ IEC 27001」、およびISMSクラウドセキュリティ認証「ISO/ IEC 27017」を取得したことをお知らせいたします。



化学分野の研究開発に特化した独自のクラウドサービス

当社は、化学分野のAI・機械学習技術の第一人者である当社CTO金子弘昌が運営する明治大学データ化学工学研究室の研究成果をもとに、化学の実験データ活用AIクラウドサービス「Datachemical LAB」を提供しております。

化学産業での新規の金属やゴムなどの材料開発では、原料や配合、製造方法など実験条件の組み合わせは膨大にあり、従来技術者が知見や経験をもとに多大な労力を掛けて担っております。それに対し、Datachemical LABでは、容易な操作で多彩なAI・機械学習機能をもとに目標とする材料の作製条件・合成条件・製造条件を予測し、化学の技術者は手持ちの実験データをもとに様々な新規材料開発において開発プロセスを効率化することができます。

セキュリティ強化でより安心して実験データを活用できる仕組みに

当社はお客様が貴重な開発データを安心してDatachemical LAB上で扱えるよう、これまで情報セキュリティ体制の強化に取り組んできました。そしてこの度、情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の国際規格である「ISO/ IEC 27001」、およびISMSクラウドセキュリティ認証「ISO/ IEC 27017」を取得したことをお知らせいたします。

両認証の取得により、当社が会社全体として国際規格に準拠した情報セキュリティ管理策を実施している組織であり、さらにクラウドサービス固有の情報セキュリティ管理策を講じることができている組織であることを、第三者機関に認められたことになります。

当社は今後ともISOの認証規格に基づいた適切な情報管理、運用および改善を継続し、お客様がより安心して当社サービスを利用できるように努めてまいります。

【Datachemical LABについて】
当社CTO金子弘昌(明治大学准教授)が運営するデータ化学工学研究室の知見をもとに開発された、化学分野で有用なデータ解析・機械学習プログラムを容易な操作で扱うことが出来るクラウドサービスです。
<サービスの特長>
・活用領域が幅広く、ラボでの実験から量産化までトータルの効率化が図れます。
・少量の実験データでも手順を踏むことで高い予測精度を実現し、短期間で開発目標到達に導けます。
・シンプルな操作画面でプログラミングなしに実行でき、初学者が犯しがちな解析ミスを防げます。
Datachemical LABサービスサイト:https://www.datachemicallab.com/

【会社概要】
会社名:データケミカル株式会社
所在地:東京都渋谷区神宮前6丁目23-4 桑野ビル2階
設立 :2021年10月

代表取締役:吉丸 昌吾


2010年宮崎大学大学院修了(化学工学専攻)後、綜研化学(株)にて高分子材料開発に従事。一時留学し、2017年カリフォルニア大学サンディエゴ校にてMBA取得。帰国後綜研化学(株)にて海外事業開発・国内営業に従事。2019年社内DX推進時に金子と出会い、2021年当社設立、代表取締役就任。



取締役CTO:金子 弘昌

2011年東京大学大学院博士課程修了(化学システム工学専攻)後、東京大学大学院工学系研究科助教を経て、2017年明治大学理工学部応用化学科専任講師としてデータ化学工学研究室(金子研究室)を運営。2020年より准教授。2021年当社設立、取締役CTO就任。
広島大学大学院先進理工系科学研究科客員准教授、大阪大学太陽エネルギー化学研究センター招聘准教授、理化学研究所客員主幹研究員、京都大学大学院理学研究科研究員(非常勤)を兼任。

会社サイト:https://www.datachemical.com/
事業内容:化学分野を専門としたAIクラウドサービスの提供
上記に付随したコンサルティングサービス

本リリース、サービスに関するお問合せ先:
E-Mail:info@datachemical.com TEL:03-6778-2045

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