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最終更新時刻:17時16分

“紙袋の取っ手メーカー”と“名車デザイナー”が食器に挑戦 ありそうでなかった【「とって」おきのうどん鉢】10月6日から本発売

2023/10/06  松浦産業 株式会社 

「軽くて持ちやすい!」makuake大反響、キャンプ・介護など用途の幅広がる

紙袋用取っ手の国内トップメーカーの松浦産業株式会社(香川県善通寺市、代表取締役:松浦公之)は、讃岐うどんが食べやすいよう人間工学に基づいて設計・製作した取っ手付きのうどん容器『「とって」屋さんが作った「とって」おきのうどん鉢』を、2023年10月6日(金)から楽天や自社ECなどで本発売いたします。 7月から一部カラーをクラウドファンディングサイト「Makuake (マクアケ)」にて先行販売したところ、軽くて持ちやすく丈夫ということから、アウトドアや介護、調理容器などにも便利な万能アイテムとして注目され、目標をはるかに上回る4,156%(購入総額4,156,500円、サポーター568人)という結果となり、多数のメディアでも紹介していただきました。


アウトドア×うどん鉢
子ども×うどん鉢
シニア×うどん鉢
うどん腹副社長×うどん鉢
〔写真〕ユニバーサルデザインのため右利き・左利き問わず、だれでも持ちやすい

■開発のきっかけ

松浦産業の松浦英樹副社長は、ある日、お盆でうどんを駐車場まで運ぶ人を見かけました。理由を聞いたところ、足が悪く店の中では食べられない祖母のために、ご家族がうどんを車の中に運んでいるということでした。どうしても大好きなうどん屋さんの出来立てのうどんが食べたいおばあちゃん、そして、その気持ちを叶えてあげたい家族。「うどん県」の人間だからこそ、双方の気持ちがよく分かりました。しかし、出来立てのうどんはとても熱々で、丼をお盆にのせて運ぶしかないのですが、かなり不安定。ましてや、テーブルがない車中、おばあちゃんが膝の上に載せたお盆から食べる熱々のうどんは、火傷の危険性すらありました。

この出来事がきっかけで、「とって」屋であり、プラスチック製品の成形メーカーでもある松浦産業は、軽くて持ちやすい・食べやすい・運びやすい、最高のうどん容器を作るべく、2021年春に開発をスタートしました。


■「とって」屋さんが作った「とって」おきのうどん鉢_ポイント
【トヨタの名車をデザインした松熊伸幸さんによるデザイナーズプロダクト】
徹底的に持ちやすさにこだわった結果、ご縁あってトヨタの名車を手懸けたプロダクトデザイナー松熊伸幸氏にデザインを依頼することができました。人間工学に基づいた機能性を追求しつつ、唯一無二の美しいフォルムに仕上がりました。
尚、本デザインは、特許庁に出願手続し、審査を経て、意匠登録をしております。
(登録番号:意匠登録第1717149号、登録日:2022年6月3日 / 別途:意匠1件・特許2件出願中)
うどん鉢ポイント1
うどん鉢ポイント2
うどん鉢には、手にフィットする取っ手を付けています。親指を立てた“いいね”の手の形のまましっかり持つことができ、取っ手に近くに重心を持ってくることでさらに安定させました。また、出汁も飲みやすく、箸やレンゲがおけるスポットも作成。しかも、段積みできるような形状、右利きの方・左利きの方どちらも使いやすいユニバーサルデザインにしています。
材質は、軽量であること、また、ずっと使い続けられることを意識し、飛行機などの部品でも使用されているエンジニアプラスチックにしました。耐熱温度が高いPBT樹脂は、レンジや食洗機やレンジでの使用も可能です。
うどん鉢

■うどん鉢以外に広がる用途、一つあると便利な万能アイテム
Makuakeで購入してくださった方のコメントには、手元が少し不自由になった高齢の両親にプレゼントしたい、料理の際のボウルとしても便利そう、テレワーク時の麺類ランチに使いたい、レンジで使ってそのまま食べられて洗い物も軽減できそう、キャンプに持っていきたいなど、うどん鉢として持ちやすさ・軽さ・丈夫さといった機能性を重視したことで、使い方が多様に広がっているのを感じています。
液だれしない構造なのでたこ焼きに最適
料理の際のボウルや、サラダやパスタなどの器としても活躍

■香川の地元の方にも使ってほしい
松浦産業の本社があるうどん県の方々に使っていただきたいと、宇多津町「グループホーム冨士」、善通寺市「NPO法人子育てネットくすくす」の子育て支援拠点「子夢(こむ)の家」などに寄贈も行っています。グループホーム冨士では「容器は軽量だけど、食べ始めは麺と出汁で重くて持って食べにくい」、子夢の家では「次は“焼き豚卵飯”に使います」などの感想やご意見をいただきましたので、今後の商品開発に活かしていきたいと考えております。
また、地元のうどん店ともうどん鉢を通じて積極的に交流しています。香川県高松市手打ちうどん「ひさ枝」では、ゆるキャラグランプリでうどん県のゆるキャラ「うどん脳」を応援するためのメニュー「勝ちどきうどん」の専用鉢としてご利用いただくなど、店舗利用も増えてきております。
香川県宇多津町のグループホーム冨士に寄贈
グループホーム冨士
香川県善通寺市の子育て支援拠点「子夢(こむ)の家」に寄贈
香川県高松市手打ちうどん「ひさ枝」の勝ちどきうどん
■松浦産業株式会社 松浦英樹副社長コメント
「紙袋の取っ手」を製袋メーカーに供給するBtoB事業がメインの松浦産業としては、袋とは違う「器」に取っ手を付けることも、makuakeで自社商品を発売することも、初めての経験でした。
持ちやすくて食べやすい納得できるうどん鉢にするまで約2年かかりました。また、makuake発売まで慣れない作業も多く苦労しましたが、多くの方にフォローしていただいたおかげでたくさんの方に注目してもらい、チャレンジしてよかったと思っています。
松浦産業は『私たちは、幸せを運んでいる。』という経営理念に基づき、今回は“口元まで食べ物を運ぶ取っ手”に挑戦しました。「食べることは生きること」、何歳になっても自分で美味しく食べることができるサポート役をこの「取っ手のついたうどん鉢」が担えたらいいなと思っております。
松浦英樹副社長
〔写真〕Makuake挑戦にあたり、Facebook(#とっておきのうどん鉢)で毎日かかさずうどん鉢の投稿をし続けた(200投稿超え)うどんを愛する松浦副社社長


■「とって」屋さんが作った「とって」おきのうどん鉢_商品概要
・商品名:とって屋さんが作った「とって」おきのうどん鉢
・カラー:全16色 
※販売経路により扱いのないカラーがございます。また、在庫がなくなり次第販売終了となるカラーもございます
<ベーシック>チャコールグレー、アイボリー、オフホワイト、ベビーブルー
<カラフル>ネギグリーン、釜たまイエロー、おいりピンク、本鷹レッド
<スペシャル>瀬戸内ブルー、七味オレンジ、ブラック
<パステル>パステルピンク、パステルイエロー、パステルグリーン、パステルブルー、パステルホワイト
・仕様:縦175mm×横160mm×高さ71mm(容器部分のみ)
縦220mm×横160mm×高さ80.5mm(取っ手含)
・容量:約1,000ml
・材質:プラスチック(PBT樹脂)
・重さ:123g

・価格:
ベーシック・カラフル:全カラー4個セット 7,000円(税込)
【下記は、松浦産業ECサイト&楽天のみで購入可能】
パステル:全カラー5個セット 7,000円(税込)
2個セット:3,900円(税込)
※ベーシック・カラフル・スペシャルの全11色から好きな2色をお選びいただけます

販売先:
1.松浦産業ECサイト:https://shop.matsuura-sangyo.co.jp/         
2.楽天:https://www.rakuten.co.jp/toilet-sticker/
3.Makuake STORE:https://store.makuake.com/collections/mat
うどん鉢_ベーシック&カラフル
うどん鉢_スペシャル
うどん鉢_パステルライン
うどん鉢仕様

【商品に関するお問い合わせ先】
松浦産業株式会社
本社営業部 TEL:0877-62-2555
東京営業部 TEL:03-5445-1567

■会社概要
会社名:松浦産業株式会社
代表取締役社長:松浦公之
本社所在地:香川県善通寺市上吉田町270-1
創業:1932年4月25日
資本金:8,000万円
従業員数:54名(2023年9月末現在)
事業内容:PP・PE延伸テープ及びロープ、紙袋用把手、タックハンドル、SP(販促商品)、成型品
ホームページ:https://matsuura-sangyo.co.jp
松浦産業株式会社
〔写真〕「好きな色のうどん鉢で、だしを飲む格好で」松浦産業_集合写真


1932年にわら縄ロープ生産からスタートした松浦産業株式会社は、1966年からPP・PE延伸ロープ生産を始め本格的にプラスチック業界に進出しました。現在は紙袋用取っ手の国内トップシェアメーカーとして、食品・アパレル・小売など様々な業界の紙袋の取っ手やタックハンドル(ダンボールなどに直接貼るシールタイプの取っ手)を生産しています。また、プラスチックの成型技術を生かして、大型テーマパークのプラスチック容器や企業の販促商品なども生産しています。
「私たちは、幸せを運んでいる。」をビジョンに掲げ、松浦産業株式会社は創業から約90年、皆さまの直接手に触れる取っ手という商品を作ってまいりました。今後は、ニッチトップメーカーとして多様化する取っ手ニーズに対応しながらも、人々にとってより身近な衛生用品やプラスチック成型品事業、D2C事業に注力していく予定です。また、コロナの感染拡大を食い止めることが事業継続にも関わると考え、2021年に事業再構築補助金を活用し、トイレのふた裏に貼る消臭・抗菌・抗ウイルスシートを使った「アドレット(R)」による広告事業もスタートしました。

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