100年の歴史を持つ料理道具屋の釜浅商店が京都芸術大学にて一般公開講座開講『熱狂!育てる料理道具学 ―永く良い信頼関係を築くために― 』

2023/12/14  株式会社 釜浅商店 

(2024年2月10日[土]・17日[土]・3月9日[土]・16日[土] の計4回WEB開催)

東京・合羽橋にある創業明治41年の料理道具店「釡浅商店」 (東京都台東区)4代目店主 熊澤大介は、学校法人瓜生山学園 京都芸術大学 の藝術学舎(京都市左京区)にて料理道具を育てるということについて実践と共に教える一般公開講座を2024年2月10日より4回に渡って実施いたします。



当講座は、小山薫堂副学長が率いるオレンジ・アンド・パートナーズ社がプロデュースする「深くのめり込み熱狂できる何かに出会う学びの場」として提供される「熱狂!〇〇学」シリーズの一つとして開催されます。
釜浅商店は、浅草合羽橋で100年以上にわたり料理人と料理道具に向き合ってきた料理道具専門店です。「良い道具には良い理(ことわり)がある」=「良理道具(りょうりどうぐ)」と考え、道具とお客様を結ぶ存在として伝える使命を果たし、道具を通じて日本の食文化を豊かにすることを目指しています。
「熱狂!育てる料理道具学 ―永く良い信頼関係を築くために― 」と題して4回開催する講座はすべて釜浅商店4代目店主の熊澤大介が講師を担当し、当社包丁専門スタッフによるレクチャーや生産地のインタビュー、包丁研ぎワークショップ、現地研修(任意参加)などを交えて進めていきます。一般にも開かれたWEB公開講座であり、学生や料理関係者はもちろん、料理道具を学びたいという方、遠隔の方も気軽にご参加いただけます。(申込締切:2024年1月31日13:00)

日々料理をする上で欠かせない、包丁、まな板、フライパンなど何気なく使っている料理道具にも、それぞれに“理(ことわり)”があり、それらの特性や持ち味を生かすことで彼らはより良い仕事をしてくれます。しかし、どんなに“良い理”がある道具であっても、手入れをしてあげないとその力を発揮できなくなってしまいます。そんな料理道具の特性と、産地や職人の想い、そして道具を育てる楽しみをお伝えしていきます。


〈講座名〉熱狂!育てる料理道具学 ―永く良い信頼関係を築くために―



〈到達目標〉
料理道具の特性と産地・職人の想い・背景を理解し、
"良理"道具を育て、永く大切に使う楽しみを見出す。
〈講座概要〉
・開講地:遠隔(WEB)
・開講日:2024年2月10日(土) 、2月17日(土) 、3月9日(土) 、3月16日(土)
・受講料:18,000円 (税込)
・定員:50名
・申込締切日:2024年1月31日(水) 13:00
・詳細/お申込みURL: https://air-u.kyoto-art.ac.jp/gakusha/learning/G2345561


《スケジュール》2024年2月10(土) 10:00~11:00 遠隔(WEB)




【料理道具を育てるとは】
良い理の道具とは?"良理"道具について学ぶ
115年の経験をもとに、使い易く、タフで永く使える料理道具を提供する釜浅商店。使うほどに手に馴染み、永く育てたくなる道具について考えます。




2月17日(土)10:00~12:00 遠隔(WEB)




【包丁を育てる】
包丁の産地・種類・鋼材のそれぞれの特徴と違いについて
同じ包丁でも、鋼材・刃の構造・ハンドル・耐久性などは全く異なります。特徴や違いを理解することで、料理に活かすことができます。各産地を担当している釜浅商店スタッフが講義を行います。

3月9日(土)10:00~12:00 遠隔(WEB)



<ワークショップ1.>
包丁の手入れの仕方について・研ぎ教室
手元に包丁と砥石をご用意ください。店舗から中継でレクチャーを行います。包丁の正しい研ぎ方を、実際に手を動かして覚えることができます。
【産地のはなし】
・その背景と生産者の思い
・生産者の想い(動画)
 料理道具のモノづくりに関わる方へインタビューを行い、製造現場を覗いたり、職人の方の想いを学びます。
 ゲスト職人は今後公開致します。

3月16(土)17:30~19:30  現地研修(現地集合・現地解散)※任意参加



<ワークショップ2.>
釜浅商店実店舗(浅草・合羽橋)での料理道具選び
現地研修/自分に合った料理道具を選んでみよう。
料理道具の選び方を学びます。実店舗での実施ですので、包丁以外にも、フライパン・鍋・ざる・まな板など幅広い種類の道具を直接手に取ることができます。店主の熊澤や釜浅商店スタッフと相談しながら、自分だけの料理道具を選んでみませんか?
                           


〈講師紹介〉 熊澤大介(くまざわだいすけ)
釜浅商店4代目店主。1974年東京・浅草生まれ。アンティーク店「パンタグリュエル」(東京・恵比寿)、家具・カフェ「オーガニックデザイン」(東京・中目黒)を経て、東京・合羽橋の家業である釜浅商店に1999年入社。2004年より4代目店主に。創業103年の2011年に店のリブランディングを行う。良い理(ことわり)のある道具=「良理道具」を多くの人に伝えようと、道具たちとの幸福な出会いの場を国内外で提供する。著書に『釜浅商店の「料理道具」案内』(PHP研究所/2014年)がある。


〈受講にあたって〉
教材として、下記の包丁・砥石を購入していただけます(既に大切に使っている包丁・砥石がある方は、そちらをお持ちいただいても構いません)。
【包丁】
商品名:amane 三徳
価 格:20,790円(税込み)
詳 細:https://kama-asa-shoten.com/collections/category-santoku/products/amane-santoku-jp
【砥石】
商品名:ホワイトセラミック #1000(中砥石)
価 格:3,157円(税込み)
詳 細:https://kama-asa-shoten.com/collections/category-sharpening/products/sharpening-stone-white-ceramic-1000-jp

※オンライン会議アプリ「Zoom(ズーム)」を利用します。講にあたっては、Zoom の基本的な操作ができることが必要です。



釜浅商店 KAMA-ASA
合羽橋店 住 所:〒111-0036 東京都台東区松が谷2-24-1 営業時間:10:00-17:30 年中無休(年末年始を除く)
パリ店  住 所:12 Rue Jacob 75006 Paris, France    営業時間:月‒土 (水を除く) 11:00-13:00, 14:00-19:00 水14:00-19:00
     定休日:日曜・フランスの祝日

明治41年(1908年)、初代・熊澤巳之助が浅草・合羽橋で熊澤鋳物店を創業したのがはじまり。後に釜浅商店と屋号を改め、115年の経験をもとに、使い易く、タフで永く使える料理道具を提供し、たくさんの料理を愛するお客様方に支えられ営業を続けてまいりました。「良い道具には、良い理(ことわり)がある、だからこそ、良い料理人には良いものを。」という信念の下、道具を通じて日本の食文化を豊かにすることを代々目指しています。2018年5月にパリに初の海外支店をオープン。国内および海外向けのオンラインショップも運営しています。

[ブランドサイト ] https://www.kama-asa.co.jp/
[公式Facebook 合羽橋店] https://www.facebook.com/kamaasa.shoten/
[公式Instagram 合羽橋店] https://www.instagram.com/kamaasa_tokyo/
[ 公式X(Twitter)]  https://twitter.com/kamaasashoten
[ オンラインショップ (国内)]  https://kama-asa-shoten.com/
[grobalオンラインショップ]https://kama-asa-shoten.com/
[公式Facebook パリ店] https://www.facebook.com/people/Kama-asa-Paris/100057079196556/
[公式Instagram パリ店] https://www.instagram.com/kamaasa_paris/

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