伊豆シャボテン動物公園で「ミナミコアリクイ」の赤ちゃんが2年ぶりに誕生!

2024/04/18  株式会社 伊豆シャボテン公園 

ミナミコアリクイきょうだいの五男がすくすく成長中!

伊豆シャボテン動物公園では、2024年4月4日(木)に、「シャボテン温室」内の展示場にてミナミコアリクイのオスの赤ちゃんが1頭誕生いたしました。


ミナミコアリクイの親子
赤ちゃんはオスで、父「ドン」(推定15才以上)と母「ココア」(11才)との間に五男として誕生いたしました。

今までの子育てではすぐに赤ちゃんを放置してしまった母「ココア」ですが、複数回の出産を経験して母性が見られるようになりました。今回は、誕生当日から赤ちゃんを抱いたりおんぶしたり、しっかりと子育てをしております。
赤ちゃんはすくすく成長中
しかし、生後1週間ほどで、赤ちゃんの体重の減少がみられたため、飼育員が授乳のサポートをする『介添え哺育』を開始いたしました。
飼育員が授乳をサポート
飼育員による授乳は1日2回行っており、誕生当時462gだった体重は574g(4月17日現在)まで増え、順調に成長中です。親子の様子は、「シャボテン温室」内の展示場にて見ることができます。

■当園のミナミコアリクイファミリー
父「ドン」
母「ココア」
長男「コン」
次男「トト」
三男「ケイ(繋)」
四男「イク(育)」
■ミナミコアリクイとは
ミナミコアリクイのきょうだい


【学名】
Tamandua tetradactyla
【英名】
Southern tamandua、Lesser anteater
【分類】
有毛目 オオアリクイ科 コアリクイ属  
【分布】
ブラジル、ベネズエラ、パラグアイなどの南米北中部
【体長】
頭胴長35~90cm、尾長35~70cm 
【体重】
3.5~8.5kg
【生態】 
黒色のベストを着ているように見える背中のV字型の模様が特徴。樹上で生活をするため、尾の内側に毛は生えておらず木に巻き付けて移動ができる。
前肢の大きなカギ爪も特徴で、この爪は木登りだけでなく威嚇をしたりアリ塚を壊したりするのに役立ち、壊したアリ塚やハチの巣から、アリ、白アリ、ハチなどを40cmほどにもなる長い舌を使って舐めとるように食べる。
最近の研究では、ミナミコアリクイのメスは平均して約44日間の発情周期があることが分かっており、妊娠期間は130~190日ほど、1回の出産で1頭の子を産む

※赤ちゃんの体調によりご覧いただけない場合がございます。

伊豆シャボテン動物公園
https://izushaboten.com/ 

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