札幌市清田区との共催 ネイチャーツアー「春」開催レポート

2024/05/28  株式会社 アミノアップ 

~地元の動植物の生態系を知り、環境保全を考えるきっかけに~

式会社アミノアップ(北海道札幌市、代表取締役会長 小砂憲一、代表取締役社長 北舘健太郎)は、2024年5月11日に札幌市清田区※1との共催で『清田区ネイチャーツアー「春」』を開催し、約50名の札幌市民がハイテクヒル真栄緑地で野鳥と春の植物の観察、株式会社アミノアップの工場見学を行いました。2022年春にスタートしたこのツアーは、季節ごとに年3~4回行われ、3年目を迎えました。ネイチャーツアーの詳細
<ツアーの名称>
清田区ネイチャーツアー「春」 ~緑地を散策、野鳥や春の植物を観察しよう!~
<開催日>
2024年5月11日(土) 1部:5:00~8:00、2部:9:00~12:00
<開催目的>
身近な緑地で暮らす動植物の観察や専門家によるレクチャーを通じ、緑地の保全が生態系維持や生物多様性保全につながることを参加者に伝え、市民の環境保護へ向けた意識の醸成を目指す。同時に株式会社アミノアップの環境活動についても理解を深めてもらう。
<主催>
札幌市清田区役所、株式会社アミノアップ
<ツアーガイド>
株式会社エコニクス※2
<参加者>
一般公募した札幌市民50名
<ツアー内容>
株式会社アミノアップに集合し、周辺で見られる動植物の解説や森に入る際の注意事項等のレクチャーを受けた後、敷地裏に広がるハイテクヒル真栄緑地の散策路を歩きながら、野鳥の姿を探しました。事前のレクチャー講師や観察中のガイドは、株式会社エコニクスのネイチャーガイドさんが勤めてくれました。野鳥はクマゲラ、オオアカゲラ、アカゲラ、コゲラなどキツツキ類が多く見られ、遊歩道脇の木に営巣しているオオアカゲラの親鳥が、雛に餌を運ぶ姿が見られました。花はエンレイソウ、タチツボスミレ、ミヤマスミレ、ニシキゴロモなどを観察することができました。また、エゾタヌキの“ため糞”(縄張りを示すため家族が同じ場所に糞をする)を見つけたりと、動物たちが棲息するリアルな痕跡を観察すること
ができました。

野鳥の姿を発見!

タヌキの”ため糞”

真栄緑地を散策

事前レクチャーの様子
観察後は株式会社アミノアップの工場見学。独自の培養方法で製造するAHCC(R)️の工場を中心に見学ツアーを行いました。

工場見学1.

工場見学2.

工場見学3.

<ツアーの成果>
参加者50名のうち、30名以上が初めてこのツアーに参加されたということで、より多くの市民に自然環境について学んでいただくことができました。またツアー中も、姿は見えずとも多くの野鳥の鳴き声が聞こえ、専門家が解説しながら散策するという特別な体験を通じて、自然環境の大切さに目を向けていただけました。
<参加者のコメント>
「鳥や動物の痕跡、草花の事など専門家の話を聞きながら散策できることが素晴らしい」、「説明が丁寧でわかりやすかった」と専門家と一緒に回るツアーは毎回高評価をいただきます。また工場見学では「地元にこんな会社があるのは知らなかった」と驚かれる方が多く、会社を知っていただける良い機会になっています。次回のネイチャーツアー夏は、7/27(土)川の生き物観察、8/3(土)昆虫観察です。それぞれの専門家を迎え、採集・観察を行います。ネイチャーツアー開催の背景
2011年に株式会社アミノアップの現在の社屋(エコハウス棟)と工場(AHCC棟)を増築した際、周辺環境に配慮した様々な仕組み※3を取り入れ竣工しました。同時に増築とその後の企業活動による周辺環境への影響を確認するため、敷地周辺の環境調査を竣工直後から定期的に行いました。比較の結果、調査期間の10年間で動植物の生息状況に大きな変化はなく、社屋や工場が周辺環境に馴染んでいることがわかりました。また、この調査期間中、調査を依頼している株式会社エコニクスの調査員による報告会や自然観察ツアーが社員向けに行われ、社員が自然環境に目を向けるキッカケとなりました。そこで地域貢献活動の一環として、地域住民にも清田区の自然環境に目を向けてもらい、環境保全の大切さを伝えようと札幌市清田区役所と連携し2022年春にネイチャーツアーという形で実施しました。以来、季節ごとに春・夏・秋・冬と開催しています。1年目は清田区在住の小学生を持つ家族限定で開催していましたが、少しずつ参加者の幅を広げ、2024年からは、住所・年代に関わらず、どなたでも参加できるツアーとして開催しています。参考URL
※1札幌市清田区
 https://www.city.sapporo.jp/kiyota/
※2株式会社エコニクス
 http://www.econixe.co.jp
※3アミノアップ社屋の周辺環境に配慮した仕組み
 https://www.aminoup.jp/socialactivity/environmental/biodiversity/

株式会社アミノアップ
株式会社アミノアップは、1984年設立以来、北海道に拠点を置きグローバル展開する機能性食品・農業資材開発メーカー。独自開発した機能性食品「AHCC(R)」(担子菌培養抽出物)をはじめとする食品素材や、バイオスティミュラント「Dr. アミノアップ」などのアグリ事業を展開し、特許取得と論文発表に重きを置く。社内では医学・薬学・農学・理学・獣医学・工学など幅広い分野を専門とする研究チームが新製品の開発や科学的根拠の検証を続けていると同時に、世界100以上の医療機関や大学などとの共同研究を行なっている。さらに研究の促進、研究機関同士の連携などを目的として、統合医療機能性食品国際学会(ICNIM)を後援するなど、自社独自のグローバルネットワークの構築・交流にも精力的に取り組んでいる。環境対策にも力を入れており、自社製品の製造1トン当たりのCO2排出量
を10年前と比較して40%削減した。



商 号 :株式会社アミノアップ
所在地 :北海道札幌市清田区真栄363番地32
代表者 :代表取締役会長 小砂 憲一
  代表取締役社長 北舘 健太郎
資本金 :3億6900万円
事業内容:機能性食品・サプリメント原料および植物活力資材の自社開発・製造・販売

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