ラクスル、「トートバッグ工房」を運営する株式会社エーリンクサービスの株式取得について

2024/06/11  ラクスル 株式会社 

ラクスル株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長CEO:永見世央、以下「当社」)は、トートバッグ・エコバッグのオリジナルプリントに特化したECサイトとして業界トップクラスの売上を誇る「トートバッグ工房」を運営している株式会社エーリンクサービス(本社: 福井県鯖江市、代表取締役社長: 山本禎久 、以下「エーリンクサービス」)の株式取得について決議いたしましたのでお知らせいたします。



株式取得の経緯


ノベルティ市場は1兆円規模の巨大市場であり、近年は通販ECの売上が急拡大し、北米では1000億円を超える程まで成長を遂げています。

当社は、ラクスル事業内の自社立ち上げにより2019年にノベルティ領域に参入し、ノベルティグッズ・制作のサービスを提供してまいりました。年々商品追加で成長を遂げる中、ノベルティ領域をラクスル事業におけるさらなる成長戦略領域として位置づけております。

エーリンクサービスは、トートバッグ・エコバッグのオリジナルプリントに特化した「トートバッグ工房」を運営しており、専門通販ECサイトとして業界トップクラスの売上を誇る企業です。

このたびのエーリンクサービス完全子会社化は、ラクスル事業ノベルティ領域の主要カテゴリーであるトートバッグにおけるシェア拡大と更なる成長に寄与するという観点から、今回の株式取得(6月末に完了予定)に至りました。

今後は、資材調達や印刷加工の内製化による競争力強化とマーケティングノウハウの活用や顧客基盤の拡大などを通した両社のシナジーを生かし、更なる事業成長につなげてまいります。

両社コメント


株式会社エーリンクサービス 代表取締役社長 山本禎久氏
株式会社エーリンクサービスは、ラクスル株式会社への株式譲渡により、ラクスルグループの一員となることとなりました。エーリンクサービスでは、主にノベルティ用バッグの製造販売を成長して参りましたが、この提携を通じ、事業領域、規模の拡大も図りつつ、成長のスピードを加速させ、ラクスルグループのビジネス発展にも寄与してまいります。これから、いろいろな展開の可能性を感じており、わくわくしています。


ラクスル株式会社 上級執行役員 SVP of Raksul 渡邊 建
ラクスルは伝統産業のテクノロジーによる変革を目指し、取引複雑性の高い「カスタマイズ商品」を誰でもカンタンに買えるサービスを構築してきました。チラシ・名刺といった印刷領域から始め、2019年よりグッズ・ノベルティ領域に拡張してきております。今回領域内の主要カテゴリであるオリジナルトートバッグのリーディングカンパニーであるエーリンク社の参画により、自社調達・製造機能を獲得、一層の品揃え・高品質・低価格・短納期のサービス価値の向上を実現致します。既存のラクスル顧客への価値向上、及びより多くのお客様に選んで頂けるサービスを目指し、サービス改善をし続けて参ります。

株式会社エーリンクサービス概要


社名 :株式会社エーリンクサービス
代表者:代表取締役社長 山本禎久
所在地:福井県鯖江市吉谷町 16-52-1
設立 :2009年12月
URL :https://www.a-linkservices.com/company/about/
トートバッグ工房サービスURL:https://www.totebag.jp/

ラクスルグループについて


「仕組みを変えれば、世界はもっと良くなる」という企業ビジョンのもと、印刷、広告や物流といったデジタル化が進んでいない伝統的な産業にインターネットを持ち込み、産業構造を変えることで、より良い世界にすることを目指します。現在ではネット印刷・集客支援のプラットフォーム「ラクスル」、マーケティングプラットフォームを提供するノバセル株式会社、物流プラットフォームのサービスを提供するハコベル株式会社、コーポレートITのサービスを提供するジョーシス株式会社を運営しております。(URL:https://corp.raksul.com/

【ラクスルが取り組む"産業DX"】
私たちは、シェアリングプラットフォームによる取引の効率化、ソフトウェア(SaaS)による業務の効率化、それらに基づく付加価値サービスの3つを統合したプラットフォームの構築により、バーティカルに各産業の課題を解決し生産性・収益性の高い業界に変革していきます。ラクスル株式会社は産業変革者として、デジタル化が進んでいない伝統的な産業に対して、統合バーティカルプラットフォームを通じてDXを推進し、世界をより良いものにしていきます。



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