医療・福祉施設の食品衛生・感染管理業務の標準化・レベル向上を支援するマネジメントツール「ManGo(マンゴー)」 新発売

2024/07/02  サラヤ 株式会社 

サラヤ株式会社(本社:大阪/代表取締役社長:更家悠介)は、2024年7月1日(月)に医療・福祉施設向け食品衛生・感染管理マネジメントツール「ManGo(マンゴー)」食品衛生版を発売したことをお知らせいたします。



ManGoは、医療・福祉施設における厨房での食品衛生管理と、病棟やフロアでの感染対策を支援するマネジメントツールです。HACCP*1に沿った衛生管理を実行するための【食品衛生版】と、病棟やフロアでの感染対策ラウンド*2を中心とした【感染管理版】の2つのシステムからなり、このたび、先行して食品衛生版を発売いたしました。

医療・福祉施設における食中毒事故や施設内感染は、抵抗力の弱い利用者にとって重症化するリスクがあり、衛生管理や感染対策の徹底は、施設運営において非常に重要です。
ManGoは、食品衛生や感染管理分野において長年に渡り当社が培ったノウハウをもとに、開発いたしました。
*1 HACCPとは
安全で衛生的な食品を製造するための管理方法のひとつ。原材料の受入から最終製品までの各工程ごとに、微生物による汚染や異物の混入などの危害を予測した上で、危害の防止につながる特に重要な工程を連続的・継続的に監視し、記録することにより、製品の安全性を確保する衛生管理手法。
*2 感染対策ラウンドとは
院内・施設内において、感染症を発生・拡大させないための環境や、感染予防策の遵守状況の確認、改善に向けた指導のこと。
医療・福祉施設におけるHACCP対応の必要性
2021年6月に完全義務化となったHACCPに沿った衛生管理では、衛生管理方法の整備と見える化が義務化され、日常的に給食を提供する医療・福祉施設も、集団給食施設として準用されます。
深刻化する働き手不足や高齢化などの様々な課題に対し、煩雑で複雑化する衛生管理業務をデジタル化により省力化し、衛生管理を効率的、効果的に行うことで、現場や管理者の負担軽減はもちろん、食中毒等の重大事故を防止します。
商品特徴
HACCP運用のポイントとなるPlan(計画)・Do(実行)・Check(確認)・Action(改善・更新)を効率的、効果的に実施
● フォームに入力するだけで衛生管理計画が完成
● タブレットやスマートフォンを用いた記録のデジタル化
● 専用機器設置による温度記録の自動化
● Webでの一元管理、一括承認で、ペーパー・はんこレスを実現
● チェックリストに沿った自主点検と多角的な分析機能でレベル向上
● 衛生管理計画の更新と経緯把握

充実したサポート体制
専門スタッフによるサポートや業界ニュース発信の他、衛生管理に必要な各種製品と正しくご使用いただくための情報やマニュアルの提供など、トータル提案が可能です。
※各種機能・サービスは、契約プランによって異なります。詳しくは、お問い合わせください。

医療・福祉施設の直営厨房はもちろん、複数の事業所を運営している企業や本部で管理を行っている法人での拠点管理に最適です。アナログ管理では日頃の業務圧迫だけでなく、担当者変更などによる引継ぎ、監査時の負担が目立ちますが、デジタル化することで負担軽減になり、業務改善や標準化、レベル向上に注力することが可能です。
商品詳細
【発売日】
2024年7月1日(月)
※感染対策版は、2024年秋頃にリリース予定です。

【食品衛生・感染対策マネジメントツール「ManGo」専用サイト】
https://www.saraya-mango.com/about/index.html

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