「つなぎコハク玉ねぎ」を使った赤坂四川飯店の「極上ふかひれスープ」と、1袋に1キロ以上の玉ねぎが入った「本格オニオンスープ」が完成しました

2024/07/06  株式会社 食文化 

玉ねぎの価格下落の解決を目指し、熊本県津奈木町の生産者と一緒にプロデュースした梨のように瑞々しく甘い「つなぎコハク玉ねぎ」をたっぷり使ったスープ2種類です




2024年7月「つなぎコハク玉ねぎ」を使ったスープ2種ができあがりました
赤坂四川飯店が砂糖を使わずに玉ねぎの甘みで仕上げた「極上ふかひれスープ」
https://www.tsukijiichiba.com/user/collection/1949
1袋に1キロ以上の玉ねぎを飴色になるまで炒めた「本格オニオンスープ」
https://www.tsukijiichiba.com/user/collection/1956

生鮮・グルメ食品のインターネット販売を主としてビジネスを展開する株式会社 食文化(東京都中央区築地、代表:萩原 章史)は津奈木町の生産者達と協力し、同町で育てたサラダ玉ねぎに付加価値を付け、ブランディングを協働し、運営する「うまいもんドットコム」「豊洲市場ドットコム」等で2024年4月に販売しました。梨のように瑞々しく甘い!「つなぎコハク玉ねぎ」について詳しくは https://www.umai-mon.com/user/collection/2365 そして、この度、完成したのが「つなぎコハク玉ねぎ」を使ったスープ2種です。
梨のように瑞々しく甘い!つなぎコハク玉ねぎとはどんな玉ねぎ?
外皮が琥珀のように美しい姿であることが名前の由来です。瑞々しく爽やかな甘さをもち、生でかじると梨のような風味があります。選果場や市場などを経由せずにお届けすることで、日に当たらず保管期間も短くすみ、辛みが少なく、瑞々しい状態で届けることができます。


熊本県南部(水俣・芦北地域)に位置する津奈木町は温暖で雨の多い気候です。不知火海からの潮風が葉にミネラルを運び、おいしい玉ねぎが育ちます。潮風にあたると甘みが強くなるのです。
水分量が多く肉厚で甘い品種を選定し、農薬や化学肥料も通常の半分程度しか使用しません。肥料には地元・亀萬酒造の酒粕をすき込んだ栽培方法をとり、玉ねぎの自然な甘さを最大限引き出します。





赤坂四川飯店が砂糖を使わずに玉ねぎの甘みで仕上げた「極上ふかひれスープ」
https://www.tsukijiichiba.com/user/collection/1949
中国料理の名店、赤坂四川飯店の田中良司料理長に、コハク玉ねぎの甘みを活かしたスープを作っていただきました。「ふかひれ」は気仙沼産のヨシキリサメです。1食2人前に30gとたっぷり入ります。







玉ねぎを炒め、鶏のスープで蒸すことで、甘みと旨味を凝縮させて、ふかひれに吸わせています。おいしさの肝は一切の砂糖を加えずに、肉厚でジューシーな玉ねぎを使用した甘さ。濃厚な味わいながらも、後味さわやかに楽しめます。
湯煎で温めるだけで赤坂四川飯店の作った「極上のふかひれスープ」が、いつでも召し上がれます。





1袋に1キロ以上の玉ねぎを飴色になるまで炒めた「本格オニオンスープ」
https://www.tsukijiichiba.com/user/collection/1956
飴色になるまでじっくり炒めて玉ねぎの甘みを最大限に引き出したオニオンスープの素を作りました。1袋(100g)になんと、つなぎコハク玉ねぎを1キロ以上(5~8玉)使用した本格的なスープは、他には無いオリジナル品です。





水で10倍に希釈して鍋で温めるだけ。ビーフコンソメで味を整えてあります。手軽につなぎコハク玉ねぎのオニオンスープを味わえます。
スープに浮かべたバゲットにチーズを載せて、焼き色を付ければオニオングラタンスープにアレンジするのもおすすめです。



春先の玉ねぎ供給過多の影響で、市場への卸価格が下がっているという課題
水田裏作の麦に代わる安定的な作物として、熊本県の南部にある水俣・芦北地方で昭和36年にたまねぎの栽培が始まりました。当時は希少価値もあり高値がつくほどでした。しかし、玉ねぎの全体的な市況を見ると、ここ数年、北海道を中心に貯蔵設備が一層充実し安定供給体制が進んだ結果、複数の産地が同時に入荷する春先の市場への入荷が最も多くなっています。これはちょうど芦北水俣地域の玉ねぎの収穫時期と重なっており、供給過多となった結果、玉ねぎのおいしさ・価値に関わらず価格が下落する状況が生まれているのです。
「一度食べたらまた必ず食べたくなる」津奈木のサラダ玉ねぎ
津奈木町では農業者の高齢化や新規就農者の減少に伴い、農産物の生産量が減少しています。地元の貴重な特産品である玉ねぎは、コロナ禍では価格の暴落もあり、栽培をやめる人もいました。しかし、春先の玉ねぎを食べる時期になると「やっぱり甘くておいしい」「この地域以上の玉ねぎはない」と感じます。どうにかしてこの玉ねぎを特産品として残していきたいと、その想いをもったメンバー独自で2023年ブランド化する決意を固めました。
津奈木小の子どもたちと大人たちの玉ねぎ対決になるかもしれません。
株式会社 食文化では2021年から、津奈木小学校の子ども達とともに、苗付けから販売、収穫、出荷に至るまで、授業を通じてマーケティングに関わっています。一方で「つなぎコハク玉ねぎ」は、大人たちが手がける玉ねぎブランドです。津奈木町も我々も、子ども達や農家が育てる玉ねぎがどういう展開になっていくか、とても楽しみにしています。

株式会社 食文化
2001年、インターネットやパソコンが出来ない生産者を支援するためのネット販売システムを構築し、日本人を元気にすることをミッションに掲げる、中高年をターゲットにした産直グルメEC「うまいもんドットコム」を開業。2004年、東京中央卸売市場(築地青果市場)と提携し全国の特選フルーツや野菜を宅配する市場直結EC「築地市場ドットコム(旧 豊洲市場ドットコム(現」をオープン。

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