2024年の年収の中央値は1,700万円（アルバイト・副業込み）/2019年～2022年の過去3回調査との比較結果も紹介
医師向けのキャリア支援サービスなどを提供している株式会社メディウェル（本社：北海道札幌市）は、「医師の年収」に関する2024年の最新アンケート調査を実施し、全国の医師1,955名の回答結果を公表しました。
医師は高年収の印象を持たれやすい職業で、実際に全体の年収（アルバイト・副業込み）の中央値は1,700万円となっています。
しかし実際は医師の中でも性別や年代、勤務先、診療科などによって、得られる年収は大きく異なります。これらの項目別にアンケート調査結果を分析した結果、大学病院勤務医の年収が顕著に低い傾向があることや、40～60代男性医師の年収が最も高くなっていることがわかりました。
また、新型コロナウイルスの感染拡大期を含む2019年～2022年に実施した過去調査との変化も比較し、医師の年収がどのように推移してきたのかを明らかにしています。
■本調査結果の概要
〇2024年時点の医師の年収帯で最も多いのは「1,400万円以上1,600万円未満」
∟年収の中央値は1,700万円
〇アルバイト・副業の収入を除いた医師の年収は「800万未満」が最多
∟年収の中央値は1,300万円
∟アルバイト・副業をしている医師は66.7%
〇【年代別・男女別の比較】すべての年代で男性医師の年収が女性医師の年収を上回る
〇【勤務先別の比較】最も年収が高かったのは開業医、最も低かったのは大学病院勤務医
∟年収の中央値の開きは400万円
〇【診療科別の比較】年収2,000万円以上の割合が最も高いのは消化器内科
最も高い年収の中央値は1,900万円
∟該当する診療科は麻酔科、消化器内科、整形外科、循環器内科、消化器外科、脳神経外科
〇【過去調査との比較】医師の年収はどのように変化してきたのか
・医師全体での年収（アルバイト・副業含む）の変化
∟2020年は中間層・高年収層が減少…コロナ禍の影響の可能性も
∟2022年に回復、しかし2024年では再び微減傾向の結果に
・診療科ごとの年収の変化（2022年調査比）
∟年収2,000万円以上の医師の割合…消化器内科で27.9％、眼科で11.8％上昇
〇医師の年収は「医師年数」「勤務時間」「経営層の判断」に左右される傾向
∟上記は年収を決める基準となっている項目の上位3項目
〇今の年収が見合っていると感じている医師は6割
∟勤務先別では、大学病院勤務医が最も「見合っていない」と回答（58.6％）
本調査の詳細に関しましては、以下のURLをご覧ください。
・【2024年版】医師の年収に関するアンケート結果（医師1,955名調査）
https://www.dr-10.com/lab/questionnaire-on-doctors-income-2024/
■アンケート調査概要
・調査期間
2024年2月21日～2024年2月29日
・調査主体
株式会社メディウェル
・調査対象
株式会社メディウェル医師会員
・有効回答数
1,955件
・調査方法
インターネット調査
■引用・転載時のお願い
本調査結果の引用、転載時には以下の2点についてご協力をお願いいたします。
・「株式会社メディウェル」による調査である旨の明記
・WEB上での引用、転載の際は、上記に加えて引用元のURL（
https://www.dr-10.com/lab/questionnaire-on-doctors-income-2024/ ）へのリンク付与
■サービス・会社概要
【医師転職ドットコム】
URL ：
https://www.dr-10.com/
サイト概要：2004年より運営している、会員数65,000人以上の医師向け転職支援サイト
【会社概要】
企業名 ：株式会社メディウェル(
https://www.mediwel.net/ )
所在地 ：〒060-0001 北海道札幌市中央区北1条西5丁目2番地 興銀ビル9階
事業内容：医療機関を対象とした経営コンサルティング事業、
病院経営に関する情報発信、
医療従事者の紹介事業、医療関係職員の研修、
セミナー並びに各種イベント企画、立案
代表者 ：代表取締役 中村 知廣
