-AI×遠隔有人接客で店舗における対人業務の体制強化を実現-
株式会社サイバーエージェント(本社:東京都渋谷区、代表取締役:藤田晋、東証プライム市場:証券コード4751)の連結子会社である医療AIカンパニー株式会社MG-DX (本社:東京都渋谷区、代表取締役:堂前紀郎、以下「当社」)は、オンライン調剤サービス「薬急便(やっきゅうびん)」において、ドラッグストア・調剤薬局向けに対人業務の体制強化を支援する「遠隔接客AIアシスタント」を提供いたします。
サービス提供に伴い、対人業務の強化に取り組むドラッグストア・調剤薬局のみなさまの中からテスト運用にご協力いただける店舗を募集いたします。
なお、本サービスはサイバーエージェントの人工知能技術の研究開発組織「AI Lab」と共同開発しています。
近年、ドラッグストア・調剤薬局において戦略的な店舗拡大が進む一方で、最適な人員配置が難しく1店舗あたりの業務負荷の増大が懸念されています。人手不足は患者の待ち時間の増加やコミュニケーション不足に伴う服薬指導・健康相談の質の低下を招き、カスタマーハラスメントの増加につながる可能性もあります。
このような背景から、最適な人員配置により薬剤師の業務負荷を軽減し、患者対応の品質向上を実現する「遠隔接客AIアシスタント」を開発し、このたび提供を開始いたします。
「遠隔接客AIアシスタント」について
「遠隔接客AIアシスタント」は、AIを活用した受付業務の自動化や、ロボット・アバターなどの対話エージェントによる一次対応、そして応援スタッフによる遠隔接客などを組み合わせることで薬剤師の接客業務をサポートします。
さらに「薬急便」との連携により、オフライン・オンラインのどちらで対応したかに関わらず、患者情報の一元管理を実現し、スムーズな情報集約および他店舗との連携が可能となります。
このような他店舗を含めた最適な人員配置により、採用コストの削減および店舗ごとの業務の平準化を実現し、ドラッグストア・調剤薬局における対人業務の体制強化に貢献します。
なお、2024年8月30日(金)~9月1日(日)に開催される
第24回JAPANドラッグストアショーにて、本サービスのデモンストレーションを先行して公開いたします。
当社は今後もドラッグストア・調剤薬局の薬局サービス向上への取り組みとして、インターネットを活用した患者との新しいコミュニケーションを創出するとともに、AI技術を取り入れた研究開発によるサービス拡充およびドラッグストア・調剤薬局の課題解決に尽力して参ります。
【ドラッグストア・調剤薬局でのテスト運用店舗を募集】
当社では、「遠隔接客AIアシスタント」を活用した無人受付・遠隔接客の実店舗でのテスト運用にご協力いただけるドラッグストア・調剤薬局のみなさまを募集しております。
ご協力いただけるドラッグストア・調剤薬局のみなさまには、本サービスの割引等のメリットをご用意しております。
お問い合わせ先:株式会社MG-DX contact@mg-dx.co.jp
■研究開発組織「AI Lab」について
「AI Lab」において接客対話技術に関する応用研究を行うチームでは、大阪大学大学院基礎工学研究科の先端知能システム(サイバーエージェント)共同研究講座と共に複合商業施設やスーパーマーケットなどの実際のフィールドでの実証実験を通して、自律的な接客対話エージェントや遠隔操作ロボットを用いた遠隔接客、ユーザの行動を変えるインタラクションについての技術開発に挑戦しています。
https://research.cyberagent.ai/research/hci/
■オンライン調剤サービス「薬急便」について
アプリのダウンロード不要で使えるオンライン診療・オンライン服薬指導・処方せん事前送信ツール。
「患者さんの利便性」を重視したサービス設計で、ブラウザで利用できるため、医療機関のホームページや各種SNS、Googleマップなどの地図サービスだけでなく、企業公式アプリやLINEミニアプリへの組み込みも可能となっており、患者さんが普段利用しているあらゆる情報収集手段に導線を設置することができます。
プロダクトサイト
https://yqb.mg-dx.jp/
■株式会社MG-DX
MG-DXは、ドラッグストア・薬局を中心とした医療機関のDXの推進を支援しています。
オンライン診療やオンライン服薬指導などのサービス提供をはじめ、調剤事業を成功に導く長期的なパートナーとして当社が保有するマーケティングの知見やAI・ブロックチェーン技術を活用したデータ基盤構築・収益化施策の提案・運用・実行まで一気通貫した支援体制を整えています。
コーポレートサイト
https://www.mg-dx.co.jp/
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社MG-DX 広報担当 pr@mg-dx.co.jp