次世代の生産ラインへ:TriOrb、協調搬送システムのフリートマネージメントシステム(以下、FMS)開発で製造現場の革新と地域経済に貢献
株式会社TriOrb(本社:北九州市小倉北区、代表取締役CEO:石田秀一)は、球駆動式全方向移動機構「TriOrb BASE」を複数台連携させた協調搬送システムを開発し、柔軟で拡張性の高い生産ラインの実現を目指しています。
この度、当社は北九州市が実施する令和6年度「企業変革・スタートアップ・グロースサポート事業(市内スタートアップ成長支援プログラム)」の「事業展開支援枠」に採択されました。
□企業変革・スタートアップ・グロースサポート事業について
本事業では、未来の地域経済を牽引するような市内スタートアップの成長、優れた技術・斬新なビジネスアイデアを有する市内外のスタートアップによる行政課題の解決や市内企業との協業を通じたイノベーションを創出することで、本市の経済成長及び課題解決に貢献することを目的としています。
「事業展開支援枠」は市内スタートアップによる製品・サービスの売上拡大のための活動に係る調査・検討・開発・検証・準備等に対する資金支援・伴走支援を行うものです。
WEBサイト:
https://startup-kitaq.com/sgsp/
□革新的技術「TriOrb BASE」
当社が開発した「TriOrb BASE」は、従来の車輪式やオムニホイール式とは一線を画す、球体を駆動部とする全く新しい移動機構です。この技術により、あらゆる方向へのスムーズな移動と高精度な位置制御が可能となり、製造現場における生産ラインの柔軟性と効率性を飛躍的に向上させます。
□事業目標と社会的影響
本事業では、「TriOrb BASE」を活用した協調搬送システムを実装し、複数セットの協調搬送に対応可能なFMS(Fleet Management System)を開発します。
これにより、変種変量生産、労働人口の減少、DX推進といった製造現場の課題に対応し、フレキシブルな生産ラインの実現、自動化とコスト競争力の向上を図ります。
協調搬送のイメージ
今後も北九州市の支援を受け、パートナー企業や地域社会との連携により効率的で持続可能な生産システムの実現を目指し、革新的技術の社会実装に挑戦していきます。
株式会社TriOrbについて
公式サイト:
https://triorb.co.jp/