パスキー認証を簡単に導入できるサービス「PASUTTO」を提供開始~スクリプト埋め込みとAPI連携で手軽に導入可能~

2024/10/03  NTTテクノクロス 株式会社 

NTTテクノクロス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:岡敦子、以下「NTTテクノクロス」)は、デバイスの指紋認証・顔認証などを利用してWebサイト・モバイルアプリにログインするパスキー認証(*1)が簡単に導入できるサービス「PASUTTO(ぱすっと)」を2024年10月9日から販売します。


背景


昨今、Webサイト等にログインする際の認証方式において、パスワード認証が抱えるセキュリティリスクやパスワード管理の問題を解消できるパスキー認証が注目されています。パスキー認証は、デバイスの指紋認証・顔認証などを利用して認証できるため、不正アクセス被害の防止や、ログイン時間短縮によるUX向上など複数のメリットがあります。そのため大手Webサービスを中心にパスキー認証が採用されており、今後も多くの企業で導入を進めることが予測されます。
そのような中NTTテクノクロスでは、クラウドセキュリティ「TrustBind」の開発で培った認証連携やAPI(*2)連携などの技術を生かし、さまざまなWebサイト・モバイルアプリにパスキー認証を簡単に導入できるサービス「PASUTTO」を開発しました。

特長


(1)パスキー認証の追加導入が容易
既存システムへのスクリプト埋め込みとAPI連携により、最小限の設定でパスキー認証機能を追加できます。


(2)豊富な知見でパスキー認証導入をサポート(*3)
認証連携やAPI連携における豊富なノウハウで、パスキー認証導入に不安のあるお客様の導入作業をサポートします。

(3)従量制と定額制のメリットを兼ね備えた料金体系
ユーザー単位ではなくサイト単位かつ、月次の利用回数に応じた料金体系のため、サービス利用コストが安定しやすく、利用ユーザー数が多い大規模システムに適しています。

今後の展開


今後もテクノクロスは、最新の認証技術でセキュリティ課題の解決と認証UXの向上を実現するさまざまなソリューションを提供していきます。

価格(税別)


1サイト

※価格は利用環境などによって異なります。詳細についてはお問い合わせください。

用語解説・注釈


*1:「パスキー認証」とは、公開鍵暗号方式(データを安全に暗号化するための技術)に基づき、利用者のデバイスに保存される秘密鍵(本人だけが知っている情報)と、サービス側に保存される公開鍵(誰でもアクセスできる情報)のペアを「パスキー」として使用する認証方式です。顔認証や指紋認証などの画面ロック解除と同じ操作で簡単にログインできるうえに、フィッシング攻撃に強いという特徴があります。
*2:「API」とは、Application Programming Interfaceの略。あるソフトウェアの機能を別のソフトウェアから呼び出す仕組みです。
*3:導入支援は別途費用が発生します。
*「PASUTTO」はNTTテクノクロス株式会社の商標です。
*「TrustBind」はNTTテクノクロス株式会社の登録商標です。
* 記載されている商品名・会社名などの固有名詞は一般に該当する会社もしくは組織の商標または登録商標です。

他の画像

関連業界