～活用率は９割以上、「経験と勘」から戦略的な営業活動へ～
左：営業本部 営業企画部 営業企画室 室長の吉川徹氏 / 右：国内事業統括本部 デジタルイノベーション推進部 部長の並木卓也氏
クラウド型データ活用プラットフォーム「Domo」を提供するドーモ株式会社（本社：東京都渋谷区、プレジデント ジャパンカントリーマネージャー：川崎友和、以下ドーモ）は、株式会社ノーリツ（本社：神戸市、代表取締役社長：腹巻知、以下ノーリツ）がデータドリブン組織への変革を実現し、営業の9割以上の社員が日常的にDomoを活用し、戦略的な営業活動につなげていることをお知らせいたします。
■Domo活用の背景
ノーリツは、給湯機器、温水暖房機器、厨房機器を中心に住宅設備に関連する各種サービスの製造・販売をしています。「新しい幸せを、わかすこと」を理念に、給湯機器では国内最大手として業界を牽引、次世代の暮らしの感動を追求・挑戦し続けています。
ノーリツの営業先は、大手ガス会社の代理店から、工務店、リフォーム会社、建材メーカー、ハウスメーカーなど多岐にわたります。営業方法や取り扱うデータも異なる中でも、お客様への提供価値の最大化とさらなる業績向上を目指すには、Excelを活用した「経験と勘」の営業スタイルの刷新、そして、データドリブンな組織を構築するための改革が求められていました。
そこで、ノーリツは2020年にデジタルイノベーション推進室を新設し、同時にBIツールの選定にも着手しました。Domoがユーザーフレンドリーな機能を備えている点や、Excelに慣れている社員でも使いやすく、ExcelからBIツールへのスムーズな移行が実現できる点を評価し、検討後、約2カ月でDomoの採用を決めました。導入から1年以内で、Excelで管理していた営業数値を全てDomoに移管して、属人的なデータ管理を廃止し、統一した指標をリアルタイムで共有できる、データドリブンな環境を構築しています。
■Domo活用の効果について
- 仕事のための仕事がなくなり、会議資料作成時間が大幅削減
- 営業からの資料作成依頼がなくなり、バックオフィスの残業時間が大幅削減
- お客様に提出するレポート作成時間が大幅削減
- Excelによる作業がなくなり、その時間を戦略的な思考に活用
- 他部署の売上状況をリアルタイムで把握できるようになり、部門間での競争意識が生まれる組織へ
- 特に新商品発売時には、競争意欲が高まり、社内に活気が生まれる
■変革の立役者、データアンバサダーの活躍
ツールとしてDomoを導入しただけでは、データドリブンな組織は実現しません。ドーモでは、社内のデータ活用の強力な推進者として「データアンバサダー※」の重要性を提唱しています。
デジタルイノベーション推進部長の並木卓也氏はまさにノーリツのデータアンバサダー役として、Domoの導入から定着、データドリブン文化の醸成を担っています。並木氏は、まずデータに触れてもらう事を大切にして、現場が希望するダッシュボードを全て作成し、支援を続けています。また、データ活用を積極的に取り組んだ支店の成果を公開して、全社員の前で表彰し、モチベーションを高めています。さらに、具体的なデータ活用方法を説明する場を設け、成功体験を社内に浸透させていきました。また、各エリアから一人ずつDomoサポーターを任命して、データ活用を推進する体制づくりにも尽力してきました。
■国内事業統括本部 デジタルイノベーション推進部 部長の並木卓也氏のコメント
「アウトプットのイメージができないものを理解することは、難しいことです。データ活用も同様で、まず見たい人に合わせたダッシュボードを作成して、見せて、使ってもらう事が重要です。Domoであれば、社員の希望を素早く実現することができます。最初は手厚く支援して、自走するのを支援していくことがデータドリブン組織をつくる秘訣です」
■営業本部 営業企画部 営業企画室 室長の吉川徹氏のコメント
「正直、このような短時間でデータドリブンな営業組織に変わるとは思っていませんでした。半ば強制的にDomoでデータ活用を推進したところ、最初はExcelに慣れ親しんだ社員から反発はありましたが、生産性が上がっていることを実感すると、その声は不満から質問へと変わっていきました。営業の行動や発言が変わっていった実感があります。今後は、この行動変容を戦略的営業活動へとつなげていきます」
ドーモ株式会社について
ドーモ株式会社は企業向けクラウド型データ活用プラットフォームDomoを提供しています。
Domoは、従来のBI（ビジネスインテリジェンス）やデータ分析ツールとは一線を画し、すべての人々にデータ活用体験をもたらし、ビジネスを変革します。直感的に使えるDomoのダッシュボードやアプリケーションが可視化されたデータに基づくアクションを起こし、ビジネス成果をもたらします。
Domoの堅牢なデータ基盤が、現在お使いのクラウドツールや旧システムとの接続を可能にし、従来であれば数カ月以上かかっていた重要なビジネスプロセスの最適化をわずか数日で実現できるため、お客様のデータへの好奇心を呼び起こし、ビジネスの成長を推進します。
ドーモ株式会社では、DX成功に導くために、データ活用を全社に展開し企業文化として根付かせる重要なポジションとして、新たな役職「データアンバサダー」を提唱しています。ドーモはこれからも企業のDX推進に寄り添い、ナレッジベース、トレーニング、コミュニティ活動を通じて、有益な情報を発信し続けると共に、企業のDX化を推進する「データアンバサダー」の活動を全面的に支援していきます。
※ドーモ株式会社が提唱するDXを成功に導くための必須人材「データアンバサダー」について
ドーモ株式会社が提唱するデータアンバサダーは、DXの推進、データドリブンなビジネス環境の実現、データ活用に向けた企業文化の醸成に責任を持ち、データ人材と言われるデータエンジニア、データサイエンティスト、データアナリストではカバーできなかった新たな職務を担います。
データアンバサダーは、「経営者」「事業部門」「IT部門」のそれぞれが抱えるデータ活用の課題を理解し、三者の橋渡し役として企業全体のデータ活用の能力を高めていくミッションがあります。
日本企業においても、早い段階で「データアンバサダー」を任命し、変化の激しい市場環境に勝ち残れる体制を構築することで、より早くDXを軌道に乗せることができます。
データアンバサダーについてはこちらをご参照ください：
https://www.domo.com/jp/campaign/data-ambassador
ウェブサイト：
https://www.domo.com/jp
Twitter：
https://twitter.com/domojapan
Facebook：
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