ブックマーク登録しているサイトに関する意識調査
株式会社エムフロ(本社:東京都渋谷区、代表:北脇陽典)は、全国の男女500人を対象に「ブックマーク登録しているサイトに関する意識調査」を実施し、そのデータをランキング化しました。
あなたはスマホやパソコンにどんなサイトをブックマークしていますか?
ブックマークは、よく使うサイトへのアクセスを簡単にしてくれる便利な機能です。「数え切れないくらいのサイトをブックマークしている」という人も多いのではないでしょうか?
今回、株式会社エムフロが運営するクラウディア導入事例制作サービス(
https://jirei-seisaku.com/ )は、全国の男女500人に「ブックマーク登録しているサイト」についてアンケート調査を実施。その結果をランキング形式でまとめました。
調査結果に対して、ナイル株式会社(
https://nyle.co.jp/ )WEBコンサルタントでSEO研究所(
https://www.seohacks.net/ )所長の西脇遼平氏よりご考察いただいております。
【データの引用・転載についてお願い】
本リリースの調査結果・画像をご利用いただく際は、必ず調査詳細ページ(
https://jirei-seisaku.com/66 )へのリンク設置をお願い致します。
【調査概要】
調査対象:全国の男女
調査期間:2024年8月29日~9月1日
調査機関:自社調査
調査方法:インターネットによる任意回答
有効回答数:500人(女性315人/男185人)
回答者の年代:10代 0.6%/20代 18.4%/30代 40.2%/40代 25.8%/50代以上 15.0%
【調査結果サマリー】
・スマホやパソコンにブックマークしているサイトは「2~10個」
・ブックマークしているサイトのうち定期的に見るのは6.8個
・ブックマークしているサイトのジャンル1位は「ショッピング」
・ブックマークするのは「よく訪問するサイト」
スマホやパソコンにブックマークしているサイトは「2~10個」
スマホやパソコンにブックマークしているサイトの数を聞いたところ、ボリュームゾーンは2~10個でした。あまりたくさんブックマークしすぎてもかえって探しにくくなるので、10個程度に留めている人が多いと考えられます。
ただ全体の平均値は42.2個で、101個以上登録している人も6.6%いました。
ブックマークしているサイトのうち定期的に見るのは6.8個
ブックマークしているサイトのうち定期的に見るサイトの数は、平均6.8個。ボリュームゾーンは2~5個となっています。
ブックマーク数と同様に、たくさんのサイトをチェックしている一部の人が、平均値をやや引き上げていることがわかります。なお、「ブックマーク数」と「ブックマークしていて定期的に見るサイト数」との差は以下の通りです。
「登録しているもののあまり見ていないサイトは10個以下」という人が多かった一方で、「ブックマークしたもののあまり見ていないサイト」が51個以上ある人も1割以上います。ブックマークしたまま放置しているケースも多いとわかります。
ブックマークしているサイトのジャンル1位は「ショッピング」
「ブックマークしているサイトのジャンル」を聞いたところ、1位は「ショッピング(144人)」でした。僅差の2位は「ニュース・天気(136人)」、3位は「料理・レシピ(96人)」です。
ネットショッピングや天気、レシピなど、日常生活が便利になるサイトが多くランクインしています。
<1位 ショッピング>
・ECサイト、ショッピング(30代 女性)
・アプリを入れるほどでもないショッピングサイト(40代 女性)
・オンラインショッピングサイト(50代以上 男性)
性別や年代問わず、多くの人がショッピング系のサイトをブックマーク登録していました。
一方大手ネットショッピングモールや大手アパレルショップなどは、アプリもリリースしています。アプリの場合、新着情報などがあったときにプッシュ通知が来るなどの機能を利用できます。
「アプリを入れるほどでもないショッピングサイトはブックマークする」というコメントもあり、ブランドやモールによってアプリとサイトを使い分けている人もいるとわかりました。
<2位 ニュース・天気>
・ニュースポータルサイト(30代 女性)
・「民俗学」「考古学」「医療」に関するニュース記事(40代 女性)
・天気予報、趣味の関連のニュースサイト(50代以上 女性)
各ジャンルのニュースがまとめられているポータルサイトをブックマークしている人もいれば、特定ジャンルのニュースをブックマークしている人もいました。例えば「子育て関連」「趣味関連」のニュースなどが挙げられています。
ニュースポータルサイト内の興味があるジャンルのトップページをブックマークしておけば、関心があるジャンルの最新ニュースをすぐにチェックできます。
<3位 料理・レシピ>
・料理レシピを見られるサイト(30代 女性)
・料理やお菓子作りのレシピ(30代 女性)
・料理。時短でできるものの紹介など(30代 女性)
女性からの回答が多くなりました。とくにレシピサイトをブックマークしている人が目立ちます。
レシピサイトには、さまざまなレシピが投稿されており、料理するときの参考になります。「時短レシピ」「簡単」など、料理の中でもジャンルを絞って登録している人もいました。
<4位 仕事・ビジネス>
・仕事の給与明細を確認するページ(20代 女性)
・仕事関連の助成金情報サイト(30代 男性)
・仕事関係の電子技術系(50代以上 男性)
男女とも多くの人から回答が寄せられています。
仕事で使うサイトにも、さまざまな種類があります。例えば「システムのログイン画面」「給与明細の確認ページ」「仕事で使う情報を集めるためのサイト」「仕事で使える便利ツールのページ」などが挙げられました。
<5位 ポイ活>
・ポイ活サイト(30代 女性)
・趣味のポイ活サイト(40代 男性)
「アンケートに回答してポイントを貯めるサイト」などが挙げられました。サイト経由で、ネットショッピングや別サービスの利用登録、クレジットカードの発行などをすることでポイントが貯まるサイトもあります。
<6位 金融・投資>
・クレジットカードのサイト(30代 女性)
・インターネットバンキング(30代 男性)
・金融機関系の取引サイト(40代 男性)
男性からの回答が比較的多く寄せられました。具体的には「証券会社」「銀行のオンラインバンキング」「クレジットカード」などが挙げられています。
アプリをリリースしている金融機関も多いですが、WEBサイトを利用している人も多いとわかりました。
<7位 動画>
・趣味の動画(20代 女性)
・ライブ配信サイト、動画配信サイト(40代 男性)
20代から50代以上まで幅広い年代が回答しており、動画視聴を趣味として楽しんだり、勉強に使ったりしている人が多いとわかります。大手の動画配信や共有サービスはアプリ版をリリースしていることが多いものの、サイトで楽しんでいる人もいるようですね。
<8位 ゲーム>
・ゲームのまとめサイト(20代 女性)
・ゲーム攻略サイト(30代 男性)
ゲームの攻略情報や新着情報を得るために、関連サイトをブックマークしている人も多数。「個人サイトやブログ」「攻略Wiki」「企業系」など、さまざまなゲーム攻略サイトがあります。
<9位 美容>
・美容院の予約(30代 女性)
・ダイエット(40代 女性)
コスメの情報やクチコミを見られるサイトや、サロンの予約ができるサイトなどが挙げられています。
「ダイエット」というコメントもあったことから、セルフケア関連サイトをブックマークしている人もいると考えられます。
<10位 芸能・エンタメ>
・推しているアイドルのファンクラブサイト(20代 女性)
・アーティストのオフィシャルサイト、チケット情報(30代 女性)
女性からのコメントが多くなっていて、いわゆる「推し活」関連のサイトを挙げた人が目立ちました。具体的には、好きな芸能人のファンクラブサイトや公式サイト、芸能人のブログなどが挙げられています。
公式サイトやブログで、推しの最新情報やチケット情報をチェックしている人が多いのでしょう。ゴシップサイトを挙げた人もいました。
ブックマークするのは「よく訪問するサイト」
「どんなサイトをブックマークするか?」という問いには、「よく訪問するサイト(179人)」と回答した人が最も多くなりました。2位「あとで見たいサイト(120人)」、3位「日常生活に役立つサイト(118人)」が続きます。
頻繁に訪問するサイトやあとで見返したいページをブックマークしておくと、検索する手間がありません。「検索したのに出てこない」「どうやって検索したかわからなくなった」といった不便もなくなります。
また「仕事や日常生活に役立つサイト」と答えた人も多く、実用的なサイトをブックマークする人が多いこともわかりました。
<1位 よく訪問する>
・定番でよく作る料理のページ、高頻度で使うサイト(30代 女性)
・ニュースや天気など毎日見るサイト(50代以上 男性)
利用頻度の高いサイトをブックマークしている人が多数。具体的には「毎日チェックするニュースや天気予報のサイト」「よく作る料理のレシピページ」などが挙げられています。
また「心に残ったブログは何度も読み返したいから」とブックマークする人もいました。
<2位 あとで見たい>
・一度記事を読んで、あとで見返したいもの(20代 男性)
・あとで参考にしたいサイト(30代 女性)
・あとでゆっくり見返したいサイト(40代 女性)
サイトや記事を見つけたときには十分な時間がなく、あとで見返したいと思ってブックマークする人もいます。
なおあとで見るときに情報更新の必要がないページは、ブックマークではなくリーディングリストに登録しておく方法もあります。リーディングリストならネット環境がなくてもページをチェック可能です。
<3位 日常生活に役立つ>
・天気など日常生活ですぐ確認したい情報が載っているサイト(30代 女性)
・普段の生活に役立ちそうなサイトは積極的にブックマークします(40代 男性)
・日常的に役立つハウツー系(50代以上 男性)
具体的には「ライフハックを紹介するサイト」「天気」などが挙げられています。
予約サイトやショッピングサイトなど、閲覧者本人が何かしらのアクションや手続きをするためのページも挙げられました。振込や予約などネットでできる手続きも増えていることから、日常生活で行うさまざまな手続きができるページをブックマークしている人も多いとわかります。
<4位 更新頻度が高い>
・更新されるペースがはやくて楽しみになるサイト(20代 女性)
・毎日更新されるサイト(30代 女性)
・投資情報が定期的に更新されていくようなサイト(40代 男性)
更新頻度が高いと、情報の鮮度も高くなります。ニュースやトレンドの移り変わりが激しい分野だと、最新の情報が頻繁に更新されているかが重要なポイントです。
また更新頻度が高いことで、「よく更新されているから何度も見たくなる」という人もいます。
<5位 趣味に役立つ>
・趣味活動の資料となるサイト(30代 女性)
・プレイしているスマホゲームで新規キャラが出た際に、キャラの性能評価を確認できるサイト(30代 男性)
・好きな作家がコラムを書いているサイト。現在読み進めている著者の場合はブックマークする(50代以上 女性)
趣味の楽しみをより深めるためのサイトをブックマークしている人も多いとわかります。多く挙がったジャンルとしては「ゲーム」「推し活」「動画」「スポーツ」などがありました。
動画配信サイトやゲーム攻略サイトなど更新頻度が高いサイトは、毎日チェックする人も多いため、ブックマークする人も多くなると考えられます。
<6位 仕事に役立つ>
・更新を見逃すと仕事に支障をきたすサイト(30代 女性)
・仕事で役立ちそうな情報を発信しているサイト(30代 女性)
・仕事に必要で、頻繁にアクセスするサイト(50代以上 男性)
仕事関連の情報が集まるサイトもあれば、仕事で使うオンラインシステムもあります。仕事関連のサイトは頻繁に見て更新をチェックする人も多いため、素早くアクセスして仕事を効率化できるよう、ブックマークしているのだと思われます。
<7位 お得な機能・情報がある>
・毎日ログインすると報酬がもらえるサイト(30代 女性)
・セールがよくあるECサイト(40代 女性)
・お得情報やセールのお知らせがあるサイト(50代以上 男性)
例えば「アクセスでポイントが貯まるポイ活サイト」「セール情報を掲載しているサイト」などが挙げられています。フードロス削減を目指す買い物サイトなど、節約しながらSDGsに貢献できるサイトもあります。
毎日ログインしたり頻繁にお得な情報をチェックしたりするなら、ブックマークしておくのが便利ですね。
まとめ
ブックマークは便利な機能なので、趣味や仕事でよく使うサイトを登録して活用している人が多くなりました。
ただブックマーク数が多くなりすぎると、かえって登録したサイトを探すのが大変になったり、アクセスしないうちにリンク切れになっていたりすることも。たまにブックマークを整理して、「いらなくなったブックマークは削除する」「使用頻度順で並べる」「わかりやすい名前をつける」といった工夫をしてみると、より快適に使えるようになるでしょう。
■西脇遼平氏の考察
ブックマークされるだけの良質なコンテンツを発信できているかは重要ですが、さらにその先の「何度も再訪されるサイト」になるためには壁があることが分かります。
どのようなサイトをブックマークしているかの調査結果の上位に「ショッピング(EC)」「ニュース」「レシピ」があることから、 単に役立ちそうだと思わせるだけでなく、「使われる仕組みがあるサイトになる」ことや、「高頻度で情報が発信される」サイトであることが重要と見られます。
また、中には「ブックマークしたことを忘れて再度検索して訪れるユーザー」もいるのではないかと思われるため、 ぜひユニークで覚えやすく、入力しやすいサイト名をつけていただくこともポイントです。
サイト名で直接検索されるサイトはGoogle検索でも上位になりやすい傾向があるため、ぜひお試しください。
▽監修者紹介
西脇 遼平(にしわき りょうへい)
ナイル株式会社(
https://nyle.co.jp/ )WEBコンサルタント/SEO研究所所長(
https://www.seohacks.net/ )
大手人材サービス企業にて、メーカー技術部門へのコンサルティング営業に従事。会社員としての職務の傍ら独学でWEBサイトを4年間運営し、ナイルへ入社。メディア型・DB型、BtoB・BtoC問わず、幅広い支援実績をもつ。
【データの引用・転載についてお願い】
本リリースの調査結果・画像をご利用いただく際は、必ず調査詳細ページ(
https://jirei-seisaku.com/66 )へのリンク設置をお願い致します。
■クラウディアについて
株式会社エムフロが運営する総合型クラウドソーシングサービスです。個の働き方やライフスタイルが多様化する中で、フリーランス、副業、複業などそれぞれの生活に寄り添うサービスの一つとして展開しています。
公式URL
https://www.craudia.com/
■株式会社エムフロについて
株式会社エムフロは、ユーザーにとって魅力的な情報を発信し、価値あるサービスを提供するメディア事業を中核とする企業です。
主力のメディア事業を通じて蓄積されたデータやノウハウ、開発成果をフル活用し、効果の高い集客方法をご提案するマーケティングコンサルティングを展開しています。
公式URL
https://www.mfro.net/
■会社概要
商号 : 株式会社エムフロ
代表者 : 代表取締役 北脇 陽典
所在地 : 〒150-0034 東京都渋谷区代官山町8-7 Daiwa代官山ビル 6階
設立 : 2004年9月
資本金 : 50,000,000円
URL :
http://www.mfro.net/
FAX : 03-6455-6912