【東洋建設】海底ケーブル埋設機の調達について

2024/10/15  東洋建設 株式会社 

東洋建設株式会社(代表取締役社長執行役員COO:中村龍由、本社:東京都千代田区)は、このたびSOIL MACHINE DYNAMICS LIMITED(Deputy CEO: Paul Davison、英国)の海底ケーブル埋設機の調達を決定しました。


 東洋建設株式会社(代表取締役社長執行役員COO:中村龍由、本社:東京都千代田区)は、このたびSOIL MACHINE DYNAMICS LIMITED(Deputy CEO: Paul Davison、英国)*1の海底ケーブル埋設機の調達*2を決定しました。

 当社はケーブル埋設に関して、国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成事業により海底ケーブル埋設に関する技術開発*3を行っております。

 洋上風力事業は、洋上風力発電所の大規模化や沖合への展開が進むことにより、大水深において、大規模かつ大量施工に対応する船舶と機械の導入が重要となります。大規模かつ大量施工に対応する船舶と機械の導入が重要となります。本調達にあたり、数多くの海洋工事や大水深での実績を通じて深めた知見と、培った技術を取り入れ、当社独自の海底ケーブル埋設機としました。当社は海底ケーブル技術開発を通じて取得したエンジニアリング力と海底ケーブル埋設機の導入、および建造中の自航式ケーブル敷設船を用いて、国内の過酷な自然条件に適応するケーブル施工技術の確立に向けた取り組みを更に進め、施工の低コスト化を実現します。

 当社は、洋上風力関連事業の海上工事分野でトップクラスシェアを目指すとともに、2050年カーボンニュートラルの実現、海洋そのものが持つ可能性を最大限に広げ、未来につなげていくため、挑戦・貢献してまいります。


*1:海中埋設機製作のトップメーカー。再生可能エネルギーをはじめ、石油・ガス・通信・海底資源などの世界市場で卓越したエンジニアリング力を誇り、水中における先進的な遠隔操作型および自律型の技術・システム・サービスを提供している。
*2:調達費用は約40億円。
*3:「海底ケーブル埋設機施工技術実証の洋上風力発電低コスト施工技術開発事業への採択について(2023.10.30)」https://www.toyo-const.co.jp/topics/technicalnews-18662


ケーブル埋設機(イメージ)


建造中の自航式ケーブル敷設船

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