国際高等学校の生徒が英米名門大学を訪問、校内報告会にて現地での学びを伝える

2024/10/18  学校法人 栗本学園 

2024年10月14日、国際高等学校(全寮制)では英米の名門大学を訪問し、サマープログラムに参加した各生徒の経験を共有する校内発表会が実施されました。




2024年の夏、国際高等学校の生徒のうち約4人に一人が海外大学のサマープログラムへ参加しました。そのうちロンドン大学(UCL)及びケンブリッジ大学を訪問した3名と、ハーバード大学やコロンビア大学などの米国名門大学を訪問した3名が現地での学びと経験を全校生徒へ伝えるための報告会を行いました。

ロンドン大学(University College London、通称「UCL」)の眼科学教授である大沼信一氏主催のUCL - Japan Youth Challengeへ参加した3名の生徒は、『宇宙と人類』のテーマのもと、英国の名門大学であるUCLやケンブリッジ大学の教授陣によるレクチャー、研究者との交流会、日英高校生の共同グループプロジェクトを通してこれまでの宇宙研究とこれからの人類の未来について学びを深めました。3名は報告会の中で「日英から約50名ずつが集まるこのプログラムでは、英語に自信がなく引っ込み思案になる日本人の生徒や、反対に日本語が得意ではない英国側の生徒が多く見受けられました。普段から国際高等学校で日本語と英語の両方を学ぶ私たちは、日英の架け橋としての役割を果たす使命があると思いました。」と、国際高等学校で培った語学力とコミュニケーションスキルの有用性を強調しました。また、将来宇宙工学系の進路も視野に入れている3名の生徒は、UCLの宇宙科学研究所での見学やJAXA副理事長付きアドバイザー北川智子氏との対談など貴重な機会を振り返り、「現在人類が地球上で抱えている課題を解決するために、宇宙には無限の可能性があると感じました。宇宙に関する仕事への興味がより一層強くなりました。」と話しました。



ハーバード大学の7週間のサマープログラムへ参加した生徒は、ハーバード大学学部生向け講義のうち『経済学の原理』と『惑星と月、星の探索』のコースを受講しました。単に授業を受けるだけでなく、大学生同様に課題の提出や中間試験、期末試験を受験し、各4単位を取得しました。報告会の中で、「大学では自己管理が重要であることを痛感しました。授業内容の理解や課題提出、試験など全てが自己責任で、自分から助けを求めない限りは誰もわざわざ手を差し伸べてはくれません。学校の夏休み課題もある中で大学のコースを受講することはとても大変だったけれど、良い勉強になりました。」と述べています。また、授業参加の具体例として、「国際高等学校ではケースメソッドの授業が取り入れられているため、挙手してクラス内で自分の意見を述べたり、意見交換をしたりすることに慣れています。おかげで、ハーバード大学の授業内でも臆せず積極的に発言をすることができ、理解深化へと繋がりました。」と高校での経験が大学でも役に立つことを伝えました。

コロンビア大学とジョージア大学を訪問した生徒は、国際外交のコースを受講し、レクチャーやグループディスカッションに参加しました。政治家を目指すたくさんの参加者と共に学ぶことで、国際外交が将来本当にやりたいことなのかを深く考える大きなきっかけになったといいます。さらに、現地の大学生と交流する中で米国大学の入試に向けたアドバイスをもらい、自分にとっての理想の大学像の具体化ができたと報告しました。

国際高等学校の生徒はこの夏、上述のほか、オックスフォード大学、シドニー大学、マサチューセッツ工科大学をはじめとする様々な海外大学のサマープログラムへ参加しました。実際に現地へ赴き世界中の仲間と出会うことで、国内だけでは得難い貴重な学びを得ています。自ら考え自ら挑戦することで未来を切り開く『フロンティアスピリット』を教育理念に掲げ、日々の教育実践を通して未来の国際的リーダーとして力強く生き抜く力を養います。



2022年9月に愛知県日進市に開校した国際高等学校は、世界に通用するリーダー人材の育成を目指し、国内外から集う多様な経験を持つ生徒が共に学ぶ環境を提供しています。愛知県より一条校としての認可を受け、日本語(国語)を除くすべての授業を英語で実施し(文部科学省教育特例校認可)、開校からわずか4ヶ月後の2022年12月12日付でIB World Schoolとして認定され、東海地区初、全国でも数少ない全寮制の国際教育機関となりました。

《国際高等学校の特徴》
国際高等学校は男女共学によるボーディングスクール(全寮制)。国内外から幅広く生徒を受け入れ、多様性の高い環境で早期からのリーダー教育を実践します。約74万平米の広大な校地を有する名古屋商科大学のキャンパス内に新設された充実した施設と自然豊かな環境で、世界に通用するリーダー教育を実現します。

《教育の特徴》
ハーバード大学をはじめとした世界トップ学術機関で実践されているリーダー教育手法の「ケースメソッド」を取り入れ、学力のみならず国際社会で通用するリーダーシップを養成します。授業は25名以下の少人数で行い、全員が修士または博士号を有する多国籍教員と系列ビジネススクールの教授が指導します。また、入学希望者を対象としたサマースクールや、入学前準備課程としてのブリッジング・プログラム(4月~6月)を実施します。

《全寮制教育》
国際的なボーディングスクールの運営基準を参考に、男女共学の全寮制教育を実施。心理面や健康管理に精通した「House Supervisor」が日々の生活支援や定期的な面談を実施し、生徒一人一人に最適な支援・指導を行います。異なる文化や経験をもつ同世代の仲間たちとの共同生活を通じて、次世代リーダーに求められる多様性への理解や協調性、社会性、規律を養います。

《学校概要》
校 名:国際高等学校
所在地:愛知県日進市米野木町三ヶ峯
学校種:高等学校 & IB World School
定 員:225人(高校1~3年生の男女)
公用語:英語

《今後の予定》
10月24日(木)オンライン説明会
11月7日(木)オンライン説明会
11月21日(木)オンライン説明会
11月23日(祝・土)親子1日体験

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