「Red Dot Design Award 2024」グランプリ、 “東京銀座資生堂ビル”「在る美」が受賞

2024/11/05  株式会社 博展 

「FRAME AWARDS 2024」の部門最高賞「Window Display of the Year」も獲得

資生堂クリエイティブ株式会社(本社:東京都港区)と株式会社 博展(本社:東京都中央区)が制作を手掛けた、“東京銀座資生堂ビル”のウィンドウアート「在る美」が、世界三大デザイン賞の一つ「Red Dot Design Award 2024」にて、グランプリを受賞いたしました。
また、世界的な空間デザイン賞「FRAME AWARDS 2024」のWindow Display部門の部門最高賞「Window Display of the Year」も獲得しております。

「在る美」 Photo by 林 雅之

「Red Dot Design Award」は、「iF DESIGN AWARD」「International Design Excellence Awards (IDEA)」と並ぶ「世界三大デザイン賞」の一つです。
「在る美」は、日本の伝統的な職人技と現代的なデザインの融合、工芸品と個人の内面の美しさを象徴していること、正確な幾何学的フォルムと高度なハンドメイド技術がもたらす特別でユニークな体験などが高く評価され、Brands & Communication Design部門において、6作品のみが選出されたグランプリを受賞いたしました。

なお、本作品は「第103回 NY ADC賞」の「ブロンズ」のほか、「日本空間デザイン賞2024」のグランプリ「KUKAN OF THE YEAR/日本経済新聞社賞」、「FRAME AWARDS 2024」の「Window Display of the Year」等を受賞しております。
在る美 Beauty from within
https://www.youtube.com/watch?v=AnkKac29hFI

東京銀座資生堂ビル2023年10月~12月のディスプレイは、伝統工芸が持つ日本古来の美意識をテーマとし、京都の職人と共にツリーとリースを制作しました。
大窓ディスプレイのモチーフとしたのは「和傘」です。和傘のリサーチをする中で「竹骨と飾り糸」という要素に着目。本来傘の内側にあり使用者しか見ることのできない「竹骨と飾り糸」をあえて露出させたデザインはそこに在る美の探求、そして新たな美の定義に取り組んできた資生堂の企業姿勢を表現しています。

・「Red Dot Design Award」審査コメント
“The ‘Beauty from within’ Brand Store blends traditional Japanese craftsmanship, inspired by the WAGASA umbrella, with contemporary design. It reveals the intricate bamboo ribs and decorative threads, symbolising the inner beauty of both the craft and the individual. This sophisticated, kinetic installation showcases the collaboration between artisans and designers, pushing the boundaries of retail art with precise geometric forms and advanced handmade techniques, creating an extraordinary and unique experience.”
https://www.youtube.com/watch?v=Zn2DJp1XNao


・授賞式の様子



・受賞者のコメント

博展プロジェクトメンバー(左から、新宮 海生、鍋田 知希、伊藤 愛希、三谷 悠人)

「京都の和傘職人さんと、和傘でクリスマスツリーとリースを制作したプロジェクトです。
本作品で、日本の伝統工芸の美しさを多くの方に伝えることができ光栄です。一緒に制作していただいたみなさま、ありがとうございました。(伊藤 愛希 / デザイナー)」



伝統工芸の潜在的な美を探求した、資生堂のウィンドウアート▼博展メンバーがプロジェクトの裏側について語るストーリーはこちらから
https://www.hakuten.co.jp/story/shiseido_beautyfromwithin



・本プロジェクトの受賞実績

・プロジェクトメンバー
CREATIVE DIRECTOR:信藤 洋二(SHISEIDO CREATIVE)
ART DIRECTOR / DESIGNER:金内 幸裕(SHISEIDO CREATIVE)
DESIGNER:伊藤 愛希、鍋田 知希(HAKUTEN)
PRODUCER:楯 誠志郎(HAKUTEN)
CREATIVE ENGINEER:三谷 悠人(HAKUTEN)赤川 智洋(A-KAK)
TECHNICAL DIRECTOR:熊崎 耕平(HAKUTEN)
CONSTRUCTOR:新宮 海生(HAKUTEN)
PHOTO:林 雅之
MOVIE:鈴木 一平
SPECIAL THANKS:株式会社 日吉屋
その他の「Red Dot Design Award」受賞作品
土着の知

「土着の知」 Photo by 工藤 彬歳

日本の地域伝統技術と資源循環を通じて、新たな価値を発見する展覧会を東京・丸の内で開催しました。丸の内の場所性や展示との親和性を生かし、会場設計には廃瓦の再生と循環のテーマを取り入れています。
耐久性の高い日本瓦は、再建や災害の影響で年間100万トン以上が廃棄され、ほとんどが埋立て処分されています。本展覧会では、日本三大瓦(三州瓦、石州瓦、淡路瓦)の廃瓦をそのまま活用するほか、砕石や粉末状に加工して空間デザインやプロダクトに再生。廃材に新たな意味を持たせ、持続可能性と美しさを両立させるプロジェクトとして、地域社会への貢献を目指しています。

・本プロジェクトの受賞実績一覧

・プロジェクトメンバー
CREATIVE DIRECTOR:鈴木 亮介(HAKUTEN)
DESIGNER:福地 航大、丸山 顕章、岡本 悠花、上野 将輝 (HAKUTEN)
PLANNING DIRECTOR:渡邉 歩(HAKUTEN)
PROJECT MANAGER:三宝 由香 (HAKUTEN)
GRAPHIC DESIGNER:宮崎 淳(HAKUTEN)
PRODUCT MANAGER:熊崎 耕平(HAKUTEN)
CONSTRUCTOR:本田 洋平、田草川 貴 (HAKUTEN)
PHOTO:工藤 彬歳(Kudo Original Photo)
MOVIE:こじまぽん助(Saturation)
▼受賞アワードについて
・「Red Dot Design Award」
ドイツのDesign Zentrum Nordrhein Westfalenが、1955年から主催する世界的なデザイン賞です。プロダクトデザイン、コミュニケーションデザイン、デザインコンセプトの三分野で構成されています。デザインの革新性、機能性、品質、人間工学的配慮、耐久性など、ハイレベルの評価基準により審査されます。

・「FRAME AWARDS」
FRAME AWARDSとは、インテリア / デザイン / 建築情報を網羅し、空間デザイン誌において世界的に権威のあるインテリアマガジンFRAMEが主催する、国際的な空間デザイン/インテリアデザインの賞です。


株式会社 博展 について
代表者:代表取締役 会長執行役員 CEO/田口 徳久、代表取締役 社長執行役員 COO/原田 淳
所在地:〒104-0031 東京都中央区京橋三丁目1番1号 東京スクエアガーデン20F
設立:1970年3月
事業内容:体験価値の創造を通じて、企業・団体のコミュニケーションをデザインしています。
<公式サイト>
コーポレートサイト:https://www.hakuten.co.jp
これからの“体験”を考えるwebマガジン「THINK EXPERIENCE(TEX)」:https://www.hakuten.co.jp/tex

<公式SNS>
Instagram:@hakutencreative
X:@HakutenCorp
Facebook:@hakutencorp

▼お問い合わせ先について
株式会社 博展
E‐Mail:info-marketing@hakuten.co.jp

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