グランプリ作品は、東京、岩手、そしてパリでの展示が決定!
株式会社ヘラルボニー(以下、ヘラルボニー)は、障害のあるアーティストたちの輝かしい才能を称える場として、東京建物株式会社をプラチナスポンサーに迎え、国際アートアワード「HERALBONY Art Prize 2025 Presented by 東京建物|Brillia」 (ヘラルボニー・アート・プライズ ニーマルニーゴー プレゼンティッド バイ トウキョウタテモノ ブリリア)」を開催いたします。世界28の国と地域から1973点の応募があった初開催の「HERALBONY Art Prize 2024」の感動を胸に、「限界はない。障壁を越え、創造性を解き放て!」をテーマに掲げ、さらなる高みを目指します。そして、グランプリ作品は、東京だけでなく、ヘラルボニー本社のある岩手、そしてフランス・パリの3都市での作品展示を行い、国際アワードしての存在感を打ち出していきます。
開催決定に併せて、2024年11月13日(水)より応募作品の募集を開始します。ヘラルボニーは本アワードを通じて、応募者が障害者ではなく、ひとりの作家としてその才能が評価され、さらなる活躍の道を切り開いていけることを強く望んでいます。
「HERALBONY Art Prize 2025」 特設サイト:https://artprize.heralbony.jp/
「HERALBONY Art Prize 2025 Presented by 東京建物|Brillia」とは
ヘラルボニーは「異彩を、放て。」をミッションに、アートを起点に新たな価値や文化の創造を目指す企業です。2024年、障害のあるアーティストたちの輝かしい才能を称える場として、「HERALBONY Art Prize 2024」を初めて開催し、世界28の国と地域から1973点の応募がありました。
「HERALBONY Art Prize 2024 Exhibition」は2024年9月22日(日)に43日間の会期を終え、盛況裡に閉幕し、会期中の来場者数は累計1万人に達しました。
JAL賞を受賞した、水上詩楽氏の作品「タイトル不明」はJAL全路線の機内紙コップに起用され、11月より一部路線のビジネスクラスアメニティに起用、空の旅に彩りました。また、トヨタ自動車賞を受賞した澁田大輔さんの作品「クジラの群れ」はラリーカーを彩り、9月「TOYOTA GAZOO Racing Rally Challenge in 利府」で出走するなど、異彩が発露する機会となりました。
前回に引き続き、2025年は「限界はない。障壁を越え、創造性を解き放て!」をテーマに掲げ 、今回は東京建物株式会社をプラチナスポンサーに迎え、「HERALBONY Art Prize 2025 Presented by 東京建物|Brillia」を開催します。展覧会は2025/5/31(土)~2025/6/14(土) の15日間、東京・SMBCアースガーデンにて開催。さらに、グランプリ作品は、2025年秋冬に東京を超え、ヘラルボニー本社のある岩手、そしてフランス・パリの3都市にて特別に展示されます。
■開催概要
HERALBONY Art Prize
限界はない。障壁を越え、創造性を解き放て!
HERALBONY Art Prizeは、障害のあるアーティストたちの輝かしい才能を称える場として、2024年にスタートし、世界28の国と地域から1973作品の応募がありました。昨年に引き続き、2025年も力強く開催します。初回のプライズの感動を胸に、さらなる高みへ。私たちは、多様性こそが新しい価値を生み出すと信じています。あなたの作品が、「障害とアート」の概念を塗り替え、社会に新たな価値をもたらすのです。国籍も年齢も関係ありません。ここでは、あなたの作品だけが輝きます。
HERALBONYはこのプライズを通じて、障害のある方々の創造性が社会に与える影響力を持続的に高めていくと共に、唯一無二の表現を多くの観客に届け、アーティストたちの長期的な成長と活躍を後押しする場を開拓していきます。
■代表コメント
ヘラルボニー 共同代表 松田 崇弥・松田 文登
「HERALBONY Art Prize 2024」では、世界28の国と地域から約2,000点もの多彩な作品が寄せられ、その中から浅野春香氏が栄えある初代グランプリに輝きました。受賞作品『ヒョウカ』には、浅野氏の「社会で正当に評価されたい」という熱い想いが込められています。障害のある方々は時に「純粋」として捉えられる一方で、評価を受け、自立を果たしたいと願うことは、全ての人が等しく持つ当然の権利であると、深く再認識させられます。
この賞は、様々な企業や公的機関の支援を受けつつも、これまでの健常者中心の資本主義経済に一石を投じ、新たな「ふつう」を提案する試みです。世界各地から集う異彩に満ちたアーティストたちの創造力は、私たちの心と世界の風景を華麗かつ愉快に彩り、新たな可能性を感じさせます。誰もが正当に『評価』される社会へ向けて――異彩が放つ輝きが未来を照らす、その第一歩を共に歩みましょう。
■展覧会概要
会期:2025/5/31(土)~2025/6/14(土)
会場:三井住友銀行東館 1F アース・ガーデン(東京都千代田区丸の内1-3-2)
主催:株式会社ヘラルボニー
※グランプリ作品を始めとする受賞作品は、2025年秋から冬にかけて、岩手、フランス・パリの3都市にて特別に展示されます。
応募要項/審査基準/賞について
応募要項
応募資格
1. 国内外で活躍を目指す、障害のある作家を対象とします。
(国内在住)障害者手帳をお持ちの方
(海外在住)自治体/行政機関/医療機関の発行した「障害の内容が明記された」内容の書類をお持ちの方
※一次審査通過者は本人確認書類として上記書類のコピーを提出いただきます。
2. 作家本人または所属団体等による応募申し込みが可能です。
以下のいずれかに該当する方
1.作家本人 2.親権者(作家が未成年の場合) 3.親族・保護者
4.後見人 5.作家が所属する福祉施設その他団体
3. 国籍・年齢・性別及びプロフェッショナル・アマチュアを問いません。
応募規定
1. 著作権および所有権が応募作家に帰属している作品
2. 平面作品(絵画、版画、デジタルアート、写真、ミクストメディア等)
素材やテーマは自由
インスタレーションの場合は、壁面展示可能で展示時の長辺が200cm以下に限る
連作での応募も可能(例:2作品で1作品とする)但し連作展示時の長辺が200cm以下に限る。
3. 作品サイズ:最大120号、最大長辺:200cm以下 、重量:15kg以内
額装されている場合は額装込みのサイズ・重量
4. 過去に他の公募展で入賞および商品化等のライセンス利用がない作品
5. 一次審査を通過した場合、2025年2月から1年間貸出し可能な作品
応募受付対象外
・著作権または商標権等の権利が応募作家以外に帰属しているキャラクター、ブランド、名称等が含まれる作品。著作権法等違反の恐れがあると事務局が判断した作品は、選考の対象外となります。
・所有権が第三者に渡っている作品
・彫刻、立体、映像作品
・他の公募展にも同時期に応募している作品
・過去に受賞歴がある作品、自ら商品化したことのある作品又は第三者にライセンス利用許諾をしたことのある作品
・審査対象外のサイズ・重量の作品
・締切後の提出や入力情報に不備のある作品
応募方法
公式ウェブサイト上の専用応募フォームからご応募ください。
特設サイト(日/英):
日版:
https://artprize.heralbony.jp/
英版:
https://artprize.heralbony.jp/en/
応募期間
2024年11月13日(水)17:00~12月30日(月)23:59まで(JST)
応募の詳細は、「HERALBONY Art Prize 2025 Presented by 東京建物|Brillia」特設ウェブサイトをご参照ください。
審査基準
・作家自身の視点や経験を反映した独自の世界観や社会への問いかけが見られる作品
・従来の芸術概念にとらわれない自由な発想に基づく作品
・共感や新たな気づきをもたらす作品
・多様性や包摂性を重視し、新たな芸術表現の可能性が認められる作品
賞および表彰
・グランプリ(1名)賞金 300万円
・審査員特別賞(各1名)賞金 30万円
・企業賞(協賛企業より各社賞:各1名)
企業賞は、本プライズの協賛企業が複数社が選出する賞です。受賞作品は、その企業のサービス・プロダクト・事業のいずれかに採用される可能性があります。
※各賞受賞作品は、株式会社ヘラルボニーとのライセンス契約対象となります。
審査員について
「HERALBONY Art Prize 2025 Presented by 東京建物|Brillia」の審査員には、国内外から文化・芸術分野の専門家を迎え、アーティストのさらなる活躍を後押しし、その才能を広く発信していきます。金沢21世紀美術館チーフ・キュレーターの黒澤浩美氏をはじめ、東京藝術大学長の日比野克彦氏、海外からは、「Creativity Explored」アート・パートナーシップ担当ディレクター、Harriet Salmon (ハリエット・サーモン)氏、アウグスティヌム財団(ミュンヘン)EUWARDアーカイブおよびアトリエ・アウグスティヌムのキュレーター兼ディレクター、 Klaus Mecherlein(クラウス・メッヘライン) を審査員に迎え、国内外の文化・芸術分野の専門家の視点から異彩を放つ作家を新たに見出します。
■審査員コメント
(C)️Yuna Yagi
黒澤 浩美 / Hiromi Kurosawa
金沢21世紀美術館チーフ・キュレーター/株式会社へラルボニー アドバイザー
今回も審査員として、応募作品を拝見することをとても楽しみにしています。新たな才能を持ち、アイデア豊かな作家たちが世界中から集うコンペティションは、いつもとは違う国や環境で制作する作家たちの、考えや手法やテーマを知り、刺激を受ける場にもなります。また、芸術が私たちの感情や思考を豊かにし、社会に新しい視点を提供する力を広く確認し合うことにもなるでしょう。心より皆様の参加をお待ちしています!
ハリエット・サーモン / Harriet Salmon(米国/サンフランシスコ)
Creativity Explored アート・パートナーシップ担当ディレクター
審査員として参加できることをとても楽しみにしています。障害のあるアーティストにとって国際的な注目を集める素晴らしい機会であるだけでなく、アーティスト、コレクターをはじめとするアート関係者と福祉施設などのコミュニティを強化し、成長を促す素晴らしい場だと思います。
応募を検討中のアーティストの皆さんには、この賞を単なる賞としてではなく、活気に溢れた大きなコミュニティの一員となるチャンスと捉えてほしいです。
(C)︎Christian Topp, München
クラウス・メッヘライン / Klaus Mecherlein(ドイツ/ミュンヘン)
EUWARDアーカイブおよびアトリエ・アウグスティヌム(アウグスティヌム財団)ディレクター兼キュレーター
今回、初めて審査員を務めることになりました。アーティストの創作活動を支援し、社会的な認知度を高め、ともに社会と文化を形づくろうとするこのアート・プライズの理念は、これまでドイツでアートスタジオやアートアワードに取り組んできた私たちの姿勢と深く共鳴していると思っています。
■ロゴマークについて
HERALBONYの “H” と、Art の “A” を組み合わせたシンボルマークは、ヘラルボニー・アート・プライズの「主役である作家」を照らす「スポットライト」をイメージしています。
一人ひとりが表現することで、輝く舞台が広がり、そして新たな才能として羽ばたいていくことを心から期待しています。
■協賛企業について
【PLATINUM SPONSOR】
東京建物株式会社
【GOLD SPONSORS】
株式会社サンゲツ、株式会社ジンズ
【SILVER SPONSORS】
株式会社パイロットコーポレーション、株式会社乃村工藝社
【EVENT PARTNER】
株式会社サニーサイドアップ
※2024年11月13日時点
【株式会社ヘラルボニー概要】
ヘラルボニーは、「異彩を、放て。」をミッションに掲げ異彩作家とともに、新しい文化をつくる企業です。国内外の主に知的障害のある作家の描く2,000点以上のアートデータのライセンスを管理し、さまざまなビジネスへ展開しています。支援ではなく対等なビジネスパートナーとして、作家の意思を尊重しながらプロジェクトを進行し、正当なロイヤリティを支払う仕組みを構築しています。アートを纏い社会に変革をもたらすブランド「HERALBONY」のほか、商品や空間の企画プロデュース、取り組みを正しく届けるクリエイティブ制作や社員研修プログラムなどを通じて企業のDE&I推進に伴走するアカウント事業、あたらしい"常識"に挑戦する盛岡のアートギャラリー「HERALBONY GALLERY」の運営を行うアート事業など、多角的に事業を展開。さまざまな形で「異彩」を社会に送り届けることで、「障害」のイメージを変え、80億人の異彩がありのままに生きる社会の実現を目指しています。
会社名:株式会社ヘラルボニー / HERALBONY Co.,Ltd.
所在地:岩手県盛岡市開運橋通2-38(本社)、
東京都千代田区大手町2丁目7−1 TOKIWAブリッジ13F(東京拠点)
代表者:松田 崇弥、松田 文登
コーポレートサイト:
https://www.heralbony.jp
オンラインストア:
https://store.heralbony.jp/