―SNSを起点に広がる「界隈消費」の兆しと、「界隈」発想のマーケティングを解説―
株式会社博報堂(本社:東京都港区、代表取締役社長:水島正幸、以下博報堂)は、株式会社SHIBUYA109エンタテイメント(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:石川 あゆみ)が運営する若者マーケティング機関『SHIBUYA109 lab.』と共同で、SNSを中心に形成される「界隈」起点で生まれる消費行動の構造を読み解き、企業のマーケティング活動における生活者へのアクションを提言するレポート「Future Evangelist Report vol.3 界隈消費」を公開いたしました。
▼レポートはこちら(無料でダウンロードいただけます)
https://www.hakuhodo.co.jp/uploads/2024/11/FutureEvangelist3.pdf
「生活者発想」をフィロソフィーに掲げる博報堂では、多様なプランナーがFuture Evangelist(未来の生活像の伝道師)として生活者行動から未来の兆しを読み解き、新たなマーケットデザインを提言する「Future Evangelist Report」を発信しており、今回はその第三弾となります。
今回のテーマ、「界隈消費」とは
SNSのアルゴリズムの発達によって、我々が見聞きする情報は今や自分の興味がある情報、フォローしている発信者の周辺情報が多くを占めています。これに伴い、同じ「好き」や興味関心をもつ人たちは、SNS上を中心に「界隈」と呼ばれるゆるやかな集団を形成するようになりました。「界隈」は推し活やファッションだけでなく、趣味や職業など多様な軸と粒度があり、昨今ではこの新たなコミュニティである「界隈」の中で情報が回り、時にはある「界隈」から別の「界隈」へ情報が伝播することで、「界隈」を起点とした消費=「界隈消費」が生まれています。
博報堂Future Evangelistチームでは、この現象をこれからの消費や情報環境を考えるうえで重要な”未来の兆し”であると考え、界隈消費研究の第一人者であるSHIBUYA109 lab.と共同研究という形で「界隈消費」という現象の”いま” と”これから”を分析しました。Z世代のインタビューや生活者調査を通して「界隈消費」のメカニズムや生活者の深層心理を紐解き、未来の消費行動の考察と、企業のマーケティング活動へのヒントを見出します。
レポートの構成
chapter1 Introduction 「界隈」とは何か?
chapter2 「界隈消費」とは? ~SHIBUYA109 lab. が見る界隈消費現象~
chapter3 「界隈消費」の拡がりの兆し
chapter4 企業と「界隈」の付き合い方
・界隈とはなにか?
・Z世代にとっての界隈とは
・界隈マップ
・界隈消費のメカニズム
・「界隈」発想のマーケティングプロセス
▼レポートはこちら(無料でダウンロードいただけます)
https://www.hakuhodo.co.jp/uploads/2024/11/FutureEvangelist3.pdf
■Future Evangelist Reportシリーズについて
博報堂のフィロソフィーである生活者発想に基づき、「未来は、私たち一人ひとりがつくるもの」をコンセプトに、博報堂の多様なプランナーが「Future Evangelist」として生活者行動から未来の兆しを読み解き、新たなマーケットデザインを提言する「Future Evangelist Report」を発信しています。「Future Evangelist」には、一人ひとりのプランナーが、自らが大切と信じる未来の生活像の「伝道師」でありたいという思いを込めています。
第一弾:ウェルネスの主体は「私」から「私たち」へ
https://www.hakuhodo.co.jp/uploads/2023/04/FutureEvangelist-report1.pdf
第二弾:ブランド・アクセシビリティ
https://www.hakuhodo.co.jp/uploads/2023/07/FutureEvangelist2.pdf
■SHIBUYA109 lab.について
株式会社SHIBUYA109エンタテイメントが運営する新しい世代に特化した若者マーケティング機関。SHIBUYA109のターゲットである「around20(15~24歳)」を中心に彼らの実態を調査し、SHIBUYA109独自の視点から分析している。
設立:2018年5月17日
所長:長田麻衣(株式会社SHIBUYA109エンタテイメント所属)
ホームページ:
https://shibuya109lab.jp