小椋 藍 選手とトライアンフ トリプル トロフィーの賞品である特別仕様の Street Triple 765 RS
トライアンフ モーターサイクルズ ジャパン株式会社(代表取締役:大貫陽介、東京都港区)は、2024ロードレース世界選手権 Moto2(TM)クラスの年間チャンピオンに輝いた小椋 藍 選手が、トライアンフ トリプル トロフィーを受賞した事をお伝えします。
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小椋 藍 選手は日本人としては初めての、トライアンフ トリプル トロフィーを受賞-
ファン投票によりトリプル トロフィーを受賞した、史上初のライダーに
トライアンフが、Moto2(TM)でその年に最も際立ったパフォーマンスを発揮したライダーに送る特別賞、「トライアンフ トリプル トロフィー」を、2024年シーズンに強さ、スキル、粘り強さを発揮、高いパフォーマンスで結果を出し続けファン投票でも最多得票となり、さらに今シーズンの年間チャンピオンにも輝いた小椋 藍 選手がダブル受賞しました。そして小椋選手には副賞として、特別なカラーリングが施されたStreet Triple 765 RSが贈呈されました。
小椋選手はMoto2(TM)の年間チャンピオンとしては、5人目のトライアンフ トリプル トロフィー受賞者となりましたが、以下の投票基準において、小椋選手はMoto2(TM)のファンからも高い評価受け、今回、堂々の獲得となりました。
ファン投票の基準ポイント
各レース後、トップ3人のライダーはその活躍を MotoGP(TM)がInstagram ストーリーに投稿し、それを見たファンがお気に入りのライダーへ投票して、人気順にポイントが付与されました。
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最も活躍したと思われるライダーは、7ポイント。-
2番目に活躍したと思うライダーは、6ポイント。-
3番目に活躍したと思うライダーは、5ポイント。※付与されるポイントは、トライアンフの 765cc エンジンにちなんで7と6と5としています。
ファンは、レースごとにお気に入りのライダーへ投票し、年間総数630,000以上の投票がありました。その中でも小椋選手は2024年シーズンを通じ、ファン投票でトップを5回獲得する輝かしい戦績を残し、トライアンフ トリプル トロフィーを受賞、さらにトライアンフがエンジンサプライヤーを務めるMoto2(TM)クラスにおいても日本人初のMoto2(TM)年間チャンピオンをダブル受賞。来年からはロードレース世界選手権の最高峰クラスであるMotoGP(TM)へと進出します。
Street Triple 765 RS トライアンフ トリプル トロフィー
英国・ヒンクリーにあるトライアンフ本社で小椋選手用にカスタマイズされた、ワンオフの「Street Triple 765 RS トライアンフ トリプル トロフィー」は今シーズンの最終戦であるバルセロナグランプリにて小椋選手に贈呈されました。
小椋選手は、「多くのファンからの投票により、チャンピオンだけが手にする事が出来る、この特別なトライアンフを受け取ることができて、とても光栄です。私は年間チャンピオンにはトライアンフのバイクが贈られると期待していたので凄くうれしいです。応援して頂いた全てのファンに感謝いたします。」と語ってくれました。
さらに小椋選手はこのStreet Triple 765 RSについて、次のように語りました。
「サスペンションが凄くよく、ブレーキタッチもとても素晴らしいですね。私は通常の二輪免許を持っていないので、このバイクをどのように使うかを考える必要がありますが、もしかしたらスタントバイクにするかもしれません!」
スティーブ・サージェント - トライアンフ モーターサイクル チーフ・プロダクト・オフィサーはこう語ります。
「藍選手、世界チャンピオンとトリプル トロフィーのダブル受賞を果たした素晴らしいシーズン、おめでとうございます。才能だけでなく成熟度と知性を示した力強いシーズンを経た結果、彼が受賞するに相応しいライダーだと思いますので、賞品であるこのStreet Triple 765 RSを楽しんで頂けたら嬉しいです。
今年、Moto2(TM)の世界タイトルを獲得し、来年からMotoGP(TM)へのステップアップを果す、初のアジア タレント カップ卒業生として語り継がれる歴史を作りました。来年も最高峰クラスでの彼の躍進を見る事を楽しみにしています。」
2024年を締めくくる最終戦は、洪水で甚大な被害を受けたバレンシアからバルセロナへ会場が変更となりましたが、MotoGP(TM)のコミュニティは被災地域の被害者を支援する資金集めを行い、トライアンフとエクスターンプロは年間を通じMoto2(TM)のレースに貢献した、トライアンフの765ccエンジンに使用されたパーツに特化した独自オークションへ賞品を寄付しました。
24年7月 - ドイツGP・ザクセンリングで 、フェルミン・アルデゲルの車両が使用したクランクシャフト
24年3月 - ルサイルインターナショナルサーキットで、アロンソ・ロペスの車両が使用したピストン
24年4月 - アメリカGPで、セルジオ ガルシアの車両が使用した車輌のピストン
24年3月 - アウトードロモ インテルナシオナル ド・アルガルヴェで、アーロン カーネットの車両が使用したピストン
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トライアンフについて
・ 1902年に設立されたトライアンフ モーターサイクルズは、オートバイ製造を開始して2022年で120年周年を迎えました。トライアンフ モーターサイクルズは30年以上にわたり、レスターシャー州ヒンクレーに拠点を置き、本物のデザインと個性、カリスマ性、パフォーマンスが完璧に調和したアイコニックなバイクを生産し続けています。
・ トライアンフは英国最大のオートバイメーカーで、2023年度の生産台数は84,824台*以上、世界に約800店舗のディーラー網を展開しています(*自社調べ)。
・ 当社のこだわり、革新性、そしてエンジニアリングにかける情熱が、魅力的なSpeed Triple 1200 RR、Tiger Sport 660、Trident 660、大陸横断用の新型Tiger 1200とTiger 900、世界をリードするRocket 3 RとGT、ハイパフォーマンスが特徴の新型Street Triple 765、象徴的なScrambler 1200、そして2021年にアップデートされた伝説的なBonnevilleファミリー(T100、T120、Speedmaster、 Bobber、Thruxton RS、Speed Twin 900、Speed Twin 1200、Scrambler 900、scrambler 1200)、そして魅力的なクロームコレクションなど 幅広いラインナップのバイクを生み出しました。
・ トライアンフは現在、世界中に約3,000人の従業員を擁し、英国、北米、フランス、ドイツ、スペイン、イタリア、日本、スウェーデン(スカンジナビア)、ベネルクス、ブラジル、インド、中国、タイに子会社を、さらに独立系ディストリビューターのネットワークを有しています。さらにレスターシャー州ヒンクレーとタイに製造工場を構え、ブラジルとインドにもCKD工場を保有しています。
・ Bonnevilleは、Triumphが1956年に米国・ユタ州のボンネビル・ソルトフラッツで記録した最高速を記念して名づけられました。このバイクは、イギリス製スーパーバイクのルーツであり、その伝説的なハンドリング、スタイル、個性で往年の名バイカーたちに選ばれ、数々のレースで勝利を収めてきました。近年の新型Bonnevilleファミリーは、性能、能力、スタイルがさらに向上し、ハンドリング、個性、象徴的なルックス、そしてライダーを重視した最新テクノロジーが、真のモダンクラシックとして選ばれています。
・ Triumphには輝かしいレースの歴史があり、モーターサイクルスポーツのほとんどすべてのクラスと分野でレースに参戦し、勝利を収めてきました。1908年の第2回マン島TTレースで優勝を飾り、1960年代のヨーロッパとアメリカにおけるロードとサーキットの制覇、そして近年のレースでは、2014年と2015年のトライアンフの675cc 3気筒エンジンによるスーパースポーツタイトルの獲得やワールドスーパースポーツのレース、2014年と2019年にはゲイリー・ジョンソンとピーター・ヒックマンがマン島スーパースポーツTTで優勝し、2023年にはTriumph STR765を駆ってピーター・ヒックマンが平均時速130マイルを超え、2022年にはStreet Triple 765を駆ってブランドン・パシュが伝説のデイトナ200のラストラップでスリリングな勝利を収めるなど、偉業を成し遂げてきました。
・ 2019年シーズンの開幕以降、FIM Moto2(TM)(TM)世界選手権への独占的エンジンサプライヤーとして、トライアンフのレーシング伝説は今なお続いています。トライアンフ モーターサイクルズは出場全チームにレース専用チューンを施した765cc 3気筒エンジンを供給。
Moto2(TM)(TM)初年度の2020年シーズンでは史上初となる最高時速300km/hを記録したのを含め、11個の歴代ラップレコードを更新、15レースで7人の優勝者を輩出しました。
このような素晴らしい成功、ライダーやチームのフィードバックやパートナーシップ、そして世界中のTriumphファンからの素晴らしい反響を受けて、TriumphとDornaは2021年に提携を延長、2022年から2024年までさらに3年間のレース契約を結ぶことを決定しました。
2022~2024年、Triumphの765cc三気筒エンジンは、これまでに73回のレース記録とラップ記録を達成、21人のライダーがMoto2(TM)(TM)レースで優勝。2023年イタリアGPの予選では、チェレスティーノ・ヴィエッティとダレン・ビンダーがMoto2(TM)(TM)史上最高となる最高速度301.6km/hを記録しました。Triumphの765cc三気筒エンジンは、100万kmを超えるレースを走り抜き、エンジンの卓越した性能と信頼性を証明してきました。
・ トライアンフのレース活動は2022年に、ファクトリーサポートのレースチームであるDynavolt Triumphが世界スーパースポーツ選手権に参戦し、ワールドスーパーバイクのパドックに復帰することでさらに強化されます。
・ 2021年、Triumphはモトクロスとエンデューロの世界へ参入し、モトクロスとエンデューロの両シリーズでトップレベルのチャンピオンシップレースに参戦することを発表しました。
・ 2022年、Triumphは、屈指の経験と成功を収めているチームオーナー、ティエリー・チザット-スゾーニ氏とのパートナーシップを発表しました。チザット-スゾーニ氏は、2024年のMX2クラスにTriumphの新型250cc 4ストロークMXバイク2台を投入し、2025年には450cc MXGPクラスへの参戦を追加する予定です。
また、チーム代表のボビー・ヒューイット、チームマネージャーのスティーブン・スクーバ・ウェストフォールとともに、2024年のスーパーモトクロス世界選手権には新型Triumph 250cc 4ストロークMXバイクを投入します。スーパーモトクロス世界選手権は、モンスターエナジースーパークロス世界選手権とプロモトクロス選手権から構成され、シーズン最終戦はスーパーモトクロスが3戦開催されます。2025年シーズン、Triumphはスーパーモトクロスワールドチャンピオンシップに450ccの新型バイクを追加投入する予定です。
・ 2023年、Triumphは「24時間バイクで走った最長距離(個人)」のギネス世界記録(TM)を正式に獲得しました。工場から出荷された標準仕様のTiger 1200 GT Explorerを駆り、5度のエンデューロ世界チャンピオンかつ、Triumphグローバルアンバサダーでもあるイバン・セルバンテスがイタリアのナルドテクニカルセンターにあるハイスピードリングで、24時間で4012kmを走りきり、これまでの記録3406kmに600km以上の大差をつけました。