～物流機能を強化しグループ事業のさらなる発展を図る～
株式会社ゲオホールディングス（本社：愛知県名古屋市中区、代表取締役社長執行役員：遠藤結蔵）の株式会社ゲオ（本社：愛知県名古屋市中区、代表取締役社長：吉川 恭史）は、物流機能の強化および次世代の物流システム構築を目的に、ゲオグループの新たな旗艦物流拠点となる『中部物流センター』を愛知県岩倉市に開設したことをお知らせします。
ゲオのバラエティストア化やラックラックの日本型オフプライスストアへの挑戦など、既存事業の変革や新規事業への挑戦を物流機能の強化によって支え、グループ事業のさらなる発展を図ります。
■『中部物流センター』開設の背景
ゲオグループは創業以来「Change as Chance（変化の中にこそ、チャンスあり）」の社是のもと、さまざまな挑戦を行ってきました。2024年現在では、ゲオ、セカンドストリート、OKURA、ラックラックなどの多種多様な事業を展開しています。レンタルやリユースを主要商材として発展してきたことから従来の流通拠点はTC型（通過型）が主でしたが、ゲオのバラエティストア化やラックラックの日本型オフプライスストアへの挑戦など、既存事業の変革や新規事業への挑戦には不向きであることが課題でした。そこで、グループで初めての大規模なDC（在庫保管）機能を有する『中部物流センター』を開設し、2024年11月より本格稼働しました。
今後は、『中部物流センター』を次世代型物流システム構築の中核となるゲオグループの旗艦物流拠点と位置づけます。他のグループ内物流拠点についても機能強化や統廃合、新たな地域での拠点開設も視野に物流拠点の再編成を実施し、グループ事業発展のための環境整備を行っていきます。
■『中部物流センター』の特長
『中部物流センター』は、ゲオ・ゲオモバイル、ラックラックの事業を中心に、レンタル・中古・新品の各フォーマットにおけるさまざまな商品の加工および物流機能を担います。同じ愛知県岩倉市にあった旧岩倉物流センターからの機能移転に加えて、外部委託していたDC（在庫保管）機能も同拠点に集約し、グループで一元管理する体制を強化しています。
また、物流2024年問題や労働人口の減少など、物流を取り巻く課題解決のためにも設備投資を行い、事業活動と社会貢献の両立を推進していきます。
1．ロボットソーター「t-Sort」の導入による仕分け作業の自動化
各種事業の商品に適応できる汎用性も重視してロボットソーター「t-Sort」を128台導入し、仕分け作業の自動化を推進しています。将来的な労働人口の減少への対策や、作業効率向上による従業員への業務負荷軽減を目指します。
＜ロボットソーター「t-Sort」＞
2．高層ラックの導入 によるDC（在庫保管）機能強化
天井高を活かして高層ラックを導入し、在庫保管効率を向上させることで、DC（在庫保管）機能を強化します。グループ内の物流拠点において最大の収容能力を有します。
3．トラックバースによる荷役作業効率化
70台同時接車可能なトラックバースを備えており、荷役作業の効率化や荷待ち時間の軽減が可能になりました。「ホワイト物流」推進運動の趣旨に賛同し、物流問題の改善に貢献します。
＜左から「高層ラック」、「トラックバース」＞
■ゲオグループ『中部物流センター』概要
名 称 ：中部物流センター
坪 数 ：10,400坪／延べ床面積 約34,380平方メートル （賃借エリア）
所 在 地 ：愛知県岩倉市川井町下田南1番地9
三井不動産ロジスティクスパーク名古屋岩倉（MFLP名古屋岩倉）内
■株式会社ゲオについて
所 在 地 ：愛知県名古屋市中区富士見町8-8 OMCビル
設 立 ：2019年11月
代表取締役社長：吉川恭史
事 業 内 容：店舗運営支援卸売業
公 式 ページ：
https://www.geonet.co.jp/business/companies/geohonbu/
「三井不動産ロジスティクスパーク名古屋岩倉（MFLP名古屋岩倉）」の設備や取り組みについては、下記よりご確認下さい。
三井不動産：ニュースリリース
【「物流の2024年問題」に対応する全国輸送網の中継地かつ中部圏の拠点となる好立地
「三井不動産ロジスティクスパーク（MFLP）名古屋岩倉」竣工】
https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2024/0520/
以上
